初の緊急避妊薬の販売始まる 5月24日 6時5分 国内で初めての緊急避妊薬の販売が24日から始まることになり、望まない妊娠を防ぐ手段として、一部の医療機関で利用できるようになります。販売が始まる緊急避妊薬は、「レボノルゲストレル」というホルモン剤を成分とする錠剤で、性行為のあと72時間以内に服用すれば、およそ80%の確率で妊娠を避けることができるとされています。 性犯罪の被害や避妊の失敗などによる望まない妊娠を防ぐ手段として、産婦人科医などから導入を求める声が強まり、ことし2月、国内で初めての緊急避妊薬として国の承認を受けました。服用を希望する人は、産婦人科のある一部の医療機関で、一時的な頭痛やめまいといった副作用や避妊の成功率などについて説明を受けたうえで、健康保険が適用されない自費診療で利用できるようになります。厚生労働省などによりますと、全国の医療機関から報告される人工妊娠中絶は年々