⇒痴呆(地方)でいいもん - 経済学における実体主義と流通主義 EU労働法政策雑記帳: 構造改革ってなあに? 濱口さんのブログのコメント欄であった話です。乱暴に要約すると、余剰、利潤、経済成長のような経済活動の成果は流通的側面から生じるのか、生産面で生じるのかという問題です。 hamachanの議論というか論旨を私が理解しているわけではないし、osakaecoさんのこのエントリの解説は、そーでしょと思う。 で、と。 マルクスの思想だけど、「経済活動の成果は流通的側面から生じる」というのは、マルクスをいわゆる経済学のモデルに乗せるときは装置としてそうなるわけで、それはそうなんだけど、もうちょっと思想の側に戻すと、流通というか市場=交換なわけで、このマルクス思想の装置はある種概念的な装置であって、実際に市場がないという意味ではない、と私なんかは理解している。 これは、「経済活動の成果」という言