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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (88)

  • もうほっとけばいい - H-Yamaguchi.net

    STAP細胞の件については分野ちがいだし、正直あまり関心がないので、ここで取り上げるつもりはなかったのだが、思うところがあってごく手短に書いておくことにした。基的な考え方は当初から変わっていない。これは当該分野の専門家の扱うべき問題であり、そうした人々のコミュニティでの議論に任せるべきだ。他の分野の専門家やマスメディアも含め、外野が騒いでいいことは、少なくとも今はもうないと思う。という前提で、ちょっとだけ。 件の研究者が泣いてたとか入院したとかそういう話はどうでもいい。割烹着とかそういうのもあんまり興味ない。重要なのは、「過去数百年に及ぶ細胞生物学の歴史を愚弄にしている」と評された研究がその後権威ある学術誌にアクセプトされ、「画期的な研究」として称賛されたが、別の実験の画像の使い回しや画像の切り貼りといった数々の問題が指摘されているという問題だ。 当該論文で指摘された問題は、当該分野の研

    もうほっとけばいい - H-Yamaguchi.net
    rajendra
    rajendra 2014/04/13
    "できるなら示せばいいし、存在するなら見せればいい。そもそも「簡単に作れる」というのがウリだったはずで、今さら「コツがある」とかいわれても知らんよそんなこと。"
  • 皆さん「ダダ漏れ」についてちょっと思い違いをしてはいないか? - H-Yamaguchi.net

    「ダダ漏れ」という言葉があちこちで見られるようになった。いうまでもなく、「ケツダンポトフ」の「そらの」さんの活躍によるものだ。事業仕分けやウェブ学会など、名だたるイベントに乗り込んで起きていることをノーカットで中継するスタイルは、マスメディアによる編集された情報に慣れた目には新鮮に映る。「あれはジャーナリズムじゃない」という批判も、もはや無視できない影響力を持っていることの裏返しだ。 とはいえ、もちろん全員とはいわないが、どうも世間の少なからぬ人々の間に、「ダダ漏れ」に関連してある種の誤解があるように思われるのでひとことだけ。ちょっと釣りっぽいタイトルだが、実際若干挑発的でもあり、でも一応割とまじめで、かつ前向きのつもりだったりもする。ちょっと長文。 知ってる人は多いだろうが、そもそも「ダダ漏れ」とは何か?たとえば地域情報サイト「品川経済新聞」の記事「大井町のすし店が「ツイッター割引」-「

    皆さん「ダダ漏れ」についてちょっと思い違いをしてはいないか? - H-Yamaguchi.net
    rajendra
    rajendra 2010/02/08
    「誰もが動画で情報発信できる時代とは、誰もが動画に映り込む可能性をある程度は認識しておかなければならない時代だ。」むろん、お互いに「侵入」されることを許容せねばなるまい、と。「お互い様」の時代。
  • 選挙公示後のブログ更新についてお役所に聞いてたらい回しにされた件 - H-Yamaguchi.net

    先日、twitterでのつぶやきが選挙運動にあたるかどうか、みたいな話題で一部が盛り上がっていたが、twitterもウェブサービスの1つなわけで、特殊な扱いになるわけがない。とはいえ、そもそも何がいけないんだっけ?というあたりを確かめたかったので、ちょっと聞いてみたら、見事にたらい回しにされたうえにうやむやにされた。ま、こうなるだろうとわかった上でのことなんだが、見事な官僚的対応が面白かったので書いておく。 もちろんこれは個人的に照会して個人的に受けた回答を自分側の記憶をもとに再現したものなので、これが絶対に正しいとか主張するものではない。これを信じて何かやって摘発されても私は関知しないので念のため。関心のある方は自分で聞いてみるといい。たくさんの人がいっぺんに電話してきたら大変だろうけどねえ。 Twitterと選挙について、民主党の逢坂誠二前衆議院議員が総務省に聞いた結果というのをブログ

    選挙公示後のブログ更新についてお役所に聞いてたらい回しにされた件 - H-Yamaguchi.net
    rajendra
    rajendra 2009/08/17
    判例を重ねるまではわからん、ということだろう。
  • 国立のマンガ喫茶、けっこうではないか - H-Yamaguchi.net

    今日衆議院を通過した平成21年度補正予算案に、アニメや映画等、「日ブランド」の振興のため、「国立メディア芸術総合センター」を建設する計画が含まれている。アニメ、漫画映画等、いわゆるメディア芸術の作品を展示し、来場者数の目標は年間60万人。お台場が候補地で、建設費は117億円とか。当然ながら賛否両論のようで、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「国立の漫画喫茶だ。大変な浪費で、ばかばかしい」と語った由(参考)。自身のウェブサイトで長いこと謎なFlashアニメを流してたお方とは思えない発言だが、議論の余地があるのはまちがいないだろう。 どれどれと思って、少しだけ中身を見てみる。 予算案を見てみる。歳出総額13兆9,256億円だが、予備費から8,500億円繰り入れたりしてるので、「経済危機対策関係経費」の総額は14兆6,987億円。この件は一般会計予算に入っていて、「(5)底力発揮・21世紀型インフラ

    国立のマンガ喫茶、けっこうではないか - H-Yamaguchi.net
  • 大人にいいたいこと:だったら成せきも平等にしてください - H-Yamaguchi.net

    だったら成せきも平等にしてください 4年1組 山口 浩 きのう、お父さんが、「これ、どう思う?」と聞きながら、ある新聞の記事を見せてくれました。「小学校に「学級委員長」不在の鳥取県、20年ぶり復活へ」と書いてあります。「鳥取県の小学校には、学級委員長がいないんだってさ」と、お父さんは言いました。ぼくはびっくりしました。 ぼくが、「どうして鳥取県の学校には学級委員長がいないの?」と聞くと、お父さんは、「まあ記事を読んでごらん」と言いました。記事には、こんなふうに書いてあります。 小学校でずっと学級委員長を置いてこなかった鳥取県。「リーダーを選ぶのではなく平等を重視すべきだ」との考えが教員にあり、徒競走でも順位を決めないほどだったが、この春、鳥取市の1校で約20年ぶりに学級委員長が生まれることになった。 「じゃあクラスで話し合いをしたりするときはどうするんだろう」とぼくが言ったら、お父さんが、

    大人にいいたいこと:だったら成せきも平等にしてください - H-Yamaguchi.net
    rajendra
    rajendra 2009/02/13
    後半にさらりと大事なことが書かれている。「何かが得意だから大事なんじゃなくて、仲間だから大事なんだよ」まさしく、共同体はその共同体の成員であるというだけで、同胞をまもるのだ。
  • もしストリートビュー撮影車のスケジュールがあらかじめわかっていたら - H-Yamaguchi.net

    グーグルマップの新しい機能「ストリートビュー」に対して、主に肖像権やらプライバシー保護やらの観点からあちこちで議論が起きている。グーグル側は公道から撮影すると言ってるが私道にも入り込んでるし(私の家の前も私道だがしっかり撮影されてる。そもそもある道路が私道であるかどうかのチェックなんて気でするとは思えない)、顔をぼかしたって服装やら場所やらで個人が特定できる場合は少なからずある。来、公共の場所を撮影して公開する分には法的に問題ないし実際にも問題にならない場合が多かろうが、それを「点」ではなく「線」や「面」で全国的に行うと「量」ではなく「質」の問題となるから話は別という主張もあって、それなりに説得力がある。とはいえ、それ自体違法というわけでもなさそうだし(違法だという主張もあるようだが素人目にはあまり説得力を感じられない)、これによって恩恵を受ける場合もあるし、将来的に新たな可能性もあろ

    もしストリートビュー撮影車のスケジュールがあらかじめわかっていたら - H-Yamaguchi.net
    rajendra
    rajendra 2008/12/30
    "要するに、グーグルがSV車のスケジュールを公開すれば、それが前提になって、人々が行動を変える可能性があるのではないかということ。いってみれば「SVO」(Street View Optimization)というわけだ。"
  • 人は「予想どおりに不合理」だけど「意外に合理的」でもある、という話 - H-Yamaguchi.net

    大学教員だからなのかブロガーだからなのか知らないが(たぶん後者だろうとは思うが)、をよくいただく。自分で買ったを後でいただくこともあって、そういうときは「どうせくれるならもっと早くくれよ」と罰あたりなことを思ったりもするが、基的にはもちろんありがたい限り。 で、ほぼ同時期にいただいたのがこの2冊。タイトルからして対照的で面白いので、いっしょに取り上げることにした。「予想どおりに不合理」のほうは、原書を持っていて、ブログで紹介記事を書こう書こうと思っているうちに翻訳が出ちゃったもの。一方「人は意外に合理的」のほうは、原書を買おう買おうと思っているうちに翻訳が出ちゃったもの。もちろんどちらもありがたい。多謝。 で、題。タイトルが正反対なこの2冊。どっちが当なんじゃいというわけだが、別にどちらかがまちがっているというわけではない。前者は行動経済学の話。さまざまな実例や実験によって、人間

    人は「予想どおりに不合理」だけど「意外に合理的」でもある、という話 - H-Yamaguchi.net
  • "Do Sports Fans Really Value Uncertainty of Outcome? Evidence from the English Premier League" - H-Yamaguchi.net

    要旨: After controlling for a number of plausible influences on matchday attendance in the English Premier League, and with appropriate recognition of the censoring problem in stadium capacities, we find clear evidence that an increase in uncertainty of outcome is associated with reduced gate attendance. The conventional uncertainty of outcome hypothesis proposes precisely the opposite effect. We in

    "Do Sports Fans Really Value Uncertainty of Outcome? Evidence from the English Premier League" - H-Yamaguchi.net
    rajendra
    rajendra 2008/11/26
    アウェー動員力や都市圏の規模なんかとの関係性はどう分析されているのか気になった。
  • 非常事態こそトップの能力が問われる - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

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  • カトカン、ニコ動に降臨しニコ厨を誘うの巻 - H-Yamaguchi.net

    加藤寛という人がいる。ふつうの人が知らなくても恥ずかしいと思う必要は必ずしもないだろうが、少なくとも日経済学を学んだ人にとっては、人前で知らないなんて言うとちょっと恥ずかしいよなというぐらいには有名な人といっていいだろう。知らない人はこっそりWikipediaでも見ていただくといい。慶應大学総合政策学部学部長、千葉商科大学学長を経て、今年4月から嘉悦大学学長になってる。自身だけでなく、教え子たちも含め、日の経済政策に長期間大きな影響力を持ってきた人物だ。まあどうみても「大物」。 で、何がびっくりかっていうと、この「カトカン」が、知らないうちにニコニコ動画に「降臨」していたのだ。最初に見たのがこれ。うわっと叫んじゃったよ。 見ていただいた方はわかると思うが、まごうことなき大学の宣伝。しかもケンブリッジ大学を引き合いに出してる。なんとも大胆な。さすが「大物」。ちなみに嘉悦大学について知ら

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  • 政府の金で雇うべき人々 - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

    政府の金で雇うべき人々 - H-Yamaguchi.net
    rajendra
    rajendra 2008/06/05
    出所者に対するアファーマティブアクションか。でも政府による雇用機会の創出は、結局は公共事業だから賛意は集まるまい。
  • 蒸し返すのもいいけどさ - H-Yamaguchi.net

    「嵐の日」にわざわざ「外出」することはないとも思うのだが、手短に一言だけ。2008年5月24日付朝日新聞の「けいざいノート」に、RIETI上席研究員の小林慶一郎さんが、「高齢者の新医療制度」を「インセンティブの経済学を間違って理解した制度設計ではないか」と書いていた。で、これを25日のテレビ朝日系「サンデープロジェクト」の中で田原総一郎さんが引用して、舛添要一厚生労働大臣を「糾弾」していたのだが。 いやちょっと待て。もともと立場の差とかによって見解の相違が大きい問題だ。相手だって素人じゃないわけで、ちがう考えを「間違い」と斬って捨ててすむような話ではないはず。 小林さんの批判は、簡単にいえば、保険料ではなく窓口負担を重くすべきだというもの。 無駄を少なくするための最も簡単で効果的な方法は、患者(あるいはその家族)の自己負担を増やすことだ。(中略)それは新しい制度を作らなくても、もっと簡単に

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  • 「戦争待望論」について - H-Yamaguchi.net

    この論文におけるこの方の主張については元の文章を参照(あと、この記事の末尾に挙げたこの方の著書も)。著名な論客を含め多くの反響があったことは記憶に新しい。中でも「戦争」をもちだしたことはある種の方々に相当の衝撃をもって受け取られたようだが、そのあたりに対する反論やらが多くみられるのは、書かれたご人にはさぞかし不意だろう。再反論ともいうべき文章にもそれは色濃くあらわれている。 東京新聞が憲法記念日に上記の記事を載せたのは、当然ながらこれらの問題が憲法と関係が深いという考えからなんだろうが、一応両方挙げてはいるものの、どちらかというと25条より9条への関心のほうが高そうに見えるのは色眼鏡だろうか。 この「戦争待望論」(というか、その裏にある格差論)に対する私の考えは、ちゃんと書こうとすると長くなるので、ここでは不意ながら捨象(前に書いたものとしては、こういうのとかこういうのとかが近いテー

    「戦争待望論」について - H-Yamaguchi.net
    rajendra
    rajendra 2008/05/06
    戦争待望論に親和的な人というのは、社会を静的に捉えてるんだろうなとは思う。自分には動かしえないからいっそガラガラポンされちまえ、と。
  • 今の給与水準はサービス残業を前提として設定されているのではないか - H-Yamaguchi.net

    どこぞでサービス残業が話題になっているらしいと聞いた。残業料をもらう立場でも払う立場でもなく、というかそもそも残業料がつかない職に就いた私はそれなりに中立的な立場にいるのではないかと思うので、けっこうタッチーなテーマだと思うが書いてみる。最初にことわっておくが、実態を詳しく知っているわけではない。こういうことなんじゃないのと思うけどどうなの?というネタ振り的スタンス。できれば、事情をご存知の方々に議論を引き継いでいただきたけるといいな、と思う。 あと当然だが、個別の職種とか業界とか、そういう話ではなくて、あくまで全体的な、おおざっぱな話なので、そこんとこもよろしく。 ネタというのは記事タイトルの通り。一般論として、今の日の企業やら役所やらの給与水準はサービス残業が行われることを前提として設定されているのではないか、という考えだ。こう考える人は他にも多いだろうし、書いている人もいるのではな

    今の給与水準はサービス残業を前提として設定されているのではないか - H-Yamaguchi.net
    rajendra
    rajendra 2008/04/14
    ここまで「生活残業」なし。
  • 「親」なら「子」の成長を促すのがスジというものではないだろうか - H-Yamaguchi.net

    ざっくりした印象論かつあいまいな抽象論だし、別に珍しい話でもないんだが、最近どうも気になるんで書く。政府やら企業やらに対して求める注意義務の水準がどんどん上がってきているのではないか。やるべきことをやるのは当然だし、これまで不充分だったものも多いというのはその通りなんだが、それでもメリットとデメリットはちゃんと考えておいたほうがいいのではないか、と思う。よくある話は、万全を求めすぎるとよけいなコストがかかるというやつ、いいかえれば保護を強化するとかえって弱者が切り捨てられるというやつで、いちいち挙げないがいろいろな例があるはず。こっちの話はここではおいとく。 もうひとつ気になることがあって、それはなんつうか、変な方向のpaternalismが蔓延しているように思われることだ。 「Paternalism」は、Googleの翻訳にかけると「温情主義」と出てくる。「父性主義」のほうが近いように思

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  • 暮らし向き実感がよくなったことなどない、という話 - H-Yamaguchi.net

    経済指標が生活実感とずれている、みたいなことを書くと条件反射的に古舘伊知郎の顔が浮かんできてしまう(ほら、あんまり毎日毎日同じことをいうもんだからさ)のだが、こういう話は実際よく聞くし、個人的にそう思うこともよくある。指標を作ってる側もそのあたりはちゃんとわかっていて、見直しも行われている。それはそれとしてだが。 この「実感」というやつについて、皆さんわかってるとは思うのだが、ひとつ確認しておきたいことがある。 生活実感というのは文字通り個人個人が実感するものだから、それを客観的に語ろうとすればなんらか指標化する必要があるわけだが、それが「実感」である以上、人にその「実感」を聞くのが中心的な調査手法ということになる。問題はこの「実感」なるものが、実際にはけっこうバイアスがかかってるってことだ。 生活実感の指標というと、政府がやってる中では「国民生活に関する世論調査」がある。あと、内閣府の「

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    rajendra
    rajendra 2008/03/21
    良いことよりも悪いことの方が実感として印象付けられやすいということかな。まあ現状に不満を感じていることが向上や効率化の動機にはなるだろうね。
  • H-Yamaguchi.net: 「朝生」でもちゃんと議論できるんだね

    昨夜(というか今朝というか)のテレビ朝日系「朝まで生テレビ」は、「激論!ド~なる?!日経済?!復活のカギは?!~」と題したものだった(うろ覚えだが、タイポ的には「?!」は来「!?」であるべきなのではなかろうか?ま、どうでもいいけど)のだが、久々に罵詈雑言でない議論が展開されていて、なかなか面白かった。 以下、感想文。 こんなテーマ。 昨年春頃から顕在化してきたいわゆる「サブプライムローン問題」は更に深刻化し、世界の金融資市場を深い混迷の渦に巻き込んでいます。 今年に入ってからも株価の低迷は続き世界同時株安の様相を呈しており、4月以降は更に悪化の傾向にあるとの悲観的な見方もなされています。 問題の発信源であるアメリカは、次期大統領選に沸き立つ一方で昨年9月以降累計2.25%の利下げを行い、16兆円の減税を表明するなど様々な手段を講じていますが、ブッシュ大統領は「景気の減速を示す深刻な兆

    H-Yamaguchi.net: 「朝生」でもちゃんと議論できるんだね
    rajendra
    rajendra 2008/03/04
    "市場に対する盲目的な信頼から出たものではなく、既存システムへの深刻な疑念から支持されたのではないか"
  • 「クレジットカードを活用した生活保護費の給付の可能性」 - H-Yamaguchi.net

    意図は生活保護をどうやったらうまくやるか、であることはいうまでもない。生活保護というと、ゲーム理論の教科書に使えそうなくらい情報の非対称性が随所に盛り込まれているわけだが、突き詰めると問題は検証等に必要なコストなわけだ。で、そのコストを削減するためにクレジットカードを入れてはどうか、というアイデア。独自のお考えというよりは、アメリカのフードスタンプが最近はカードになっているそうで、日でもやったらどうか、ということ。 短いコラムなのでぜひ原文をお読みいただきたい。自分のメモのために、挙げられたメリットと課題を列挙しておく。 メリット (1)生活保護業務の効率が向上すること (2)利用範囲を制限できること (3)購入履歴が把握できること (4)問題があればカード機能を止められること 課題 (1)現在の生活保護費(生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助)

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  • 格差と格差感についてちょっとだけ考えてみたこと - H-Yamaguchi.net

    まずは題に関係ない話から。「経済格差「不満」、日は83%…BBC・社世論調査」という記事が出たのは2008年2月7日のこと。「読売新聞社は英BBC放送と初の共同世論調査を実施した」とある。ほほお。フルのレポートを読みたいなと思ったんだが、情報格差を保ちたいのか、日のメディアってのは情報源を見せようとしない。しかたないのでBBCのサイトで探そうとして、「yomirui, survey, economic inequality」とか検索したんだが、やってもやっても見つからない。あきらめかけたころ、もしかして?と思って、「yomiruri」を落として「survey, economic inequality」でサーチしたら一発でヒットした。 それがこれ。「Yomiuri」なんてひとことも書いちゃいない。フルのレポートもちゃんとあって、それがこれ(「Widespread Unease abo

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  • 「NEWS ZERO」に出た話 - H-Yamaguchi.net

    当はIGDAの新さんあたりの方が適任だろうと思うのだが、新さんがつかまらなかったのでお鉢が回ってきたらしい。出るといってもあらかじめビデオで収録するもので、当然ながら発言の一部を切り取られるわけだ。放送されたのを見たら、「罪の意識がない子どもがいるのではないか」というくだりが使われていた。もちろんあの前後にいろいろな話があったわけで、あれが話の中心ではなかったのだが、必ずしも旨とずれているというわけでもない。あの話には確たる裏づけはないのだが(そうことわっているところはカットされている)、どうも子どもたちの一部には、オンラインゲームにおけるチート行為を一種の「裏ワザ」のように考える傾向があるのではないか、という印象がある。今回つかまった子どもも反省するようすが見られないそうだが(今回のは単なるチートというより完全に法違反の不正アクセスだが)、罪の意識がないとすればそういう関係もあるので

    「NEWS ZERO」に出た話 - H-Yamaguchi.net