議員の国会図書館閲覧状況 外務省、出向者通じ探る 98年に文書 (02/18 16:25) 外務省が国立国会図書館への出向職員を通じて、国会議員ら利用者が図書館で何を調べているかに関する個人情報を入手し、省内で回覧していたことが、外交文書とともに18日公開された外務省の文書で分かった。国会議員らは「三権分立に反する」と怒っている。 文書は、1998年1月7日付で外務省官房総務課作成の「国会議員などからのレファレンス状況報告について」。3枚あり「秘 無期限」の印がある。外交文書の公開は30年以上だが、71年の日米外相会談の公開資料の中に含まれていた。 <北海道新聞2月18日夕刊掲載> < 前の記事 | 次の記事 >