経営難に陥っているサッカーJ2のV・ファーレン長崎は10日、長崎市で記者会見を開き、5億円超の出資を打診されていた英会話学校大手のNOVAホールディングス(東京)の支援受け入れを、同日午前の臨時取締役会で決めたことを明らかにした。今月末に臨時株主総会を開き、受け入れを提案する。 一方で、現在筆頭株主で通信販売大手のジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)が同日、東京都内で記者会見し、3年で10億円以上を出資して経営権を取得する意思を表明。高田旭人社長は「長崎に恩返ししたい」と話した。 J2長崎の荒木健治会長は県内企業を中心に支援を募っていたが、Jリーグへの報告書の提出期限が迫っていることや、4月にも給料の未払いが生じることから「(ジャパネットと)目指す経営の考えに齟齬があり、話し合う時間的な余裕がない」と述べ、いったんNOVAの支援を受けるとした。
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