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ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (4)

  • よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」 - 活字中毒R。

    人生の旅をゆく』(よしもとばなな著・幻冬舎文庫)より。 【この間東京で居酒屋に行ったとき、もちろんビールやおつまみをたくさん注文したあとで、友だちがヨーロッパみやげのデザートワインを開けよう、と言い出した。その子は一時帰国していたが、もう当分の間外国に住むことが決定していて、その日は彼女の送別会もかねていたのだった。 それで、お店の人にこっそりとグラスをわけてくれる? と相談したら、気のいいバイトの女の子がビールグラスを余分に出してくれた。コルク用の栓抜きはないということだったので、近所にある閉店後の友だちの店から借りてきた。 それであまりおおっぴらに飲んではいけないから、こそこそと開けて小さく乾杯をして、一のワインを七人でちょっとずつ味見していたわけだ。 ちなみにお客さんは私たちしかいなかったし、閉店まであと二時間という感じであった。 するとまず、厨房でバイトの女の子が激しく叱られて

    rajendra
    rajendra 2009/08/13
    ある程度ハイブロウ、じゃなくてハイソな店なら、融通を利かせられるだろうが、この居酒屋はそうではないというだけのこと。文壇バーにでも行け。/チェーンの居酒屋と推察するが、例外を認めたら他店も迷惑する。
  • 「特撮ヒーローの常識」を超えた『宇宙刑事ギャバン』 - 活字中毒R。

    『超合金の男〜村上克司伝』(小野塚謙太著・アスキー新書)より。 (名作玩具「超合金」を開発し、「スーパー戦隊」を作り出し、「ライディーン」「ゴットマーズ」「ゴールドライタン」などの変形・合体ロボのデザイン設計にも従事された、伝説のプロダクト・デザイナー・村上克司さんの伝記の一部です。『宇宙刑事ギャバン』の誕生秘話。「」内が村上克司さんの発言です) 【実はこの新番組企画には、危機的局面を突破すべく、過去最高の制作費が捻出されていた。それは「凶と出たら、二度と特撮の新ヒーローは生み出せないほど」(東映・鈴木武幸プロデューサー)の額だったという。 女児向けアニメが放映されていた金曜夜7時半からのゴールデン枠を「己の進退をかけてとってきた」という吉川プロデューサーに、主演の大葉健二が「それなら自分は現場で命をかけます」と答えた話はファンの間で有名だ。 他にも脚の上原正三、演出の小林義明、特撮の矢

    rajendra
    rajendra 2009/05/13
    "赤く鋭い目というのは、善悪でいえば“悪”なのです。黄色やグリーンなども考えましたが、悪者に対する激しい怒りを目に現すには、やはり赤しかない。"
  • 活字中毒R。 - 「志村けん、CM撮影ボイコット事件」の真相

    『変なおじさん【完全版】』(志村けん著・新潮文庫)より。 (「なんでもタレント任せで放送作家といえるのか」という項の一部です) 【バラエティ番組を見ていると、クレジットに放送作家の名前が6人も7人もダーッと出てくるけど、あんな多くの人がいて何をやってるんだろう。企画会議に顔を出して、ただ使わないアイデアを出すだけという作家の名前も入っているんだろうなあ、きっと。 僕の番組は、作家といっても座付きのような男がいて、僕のアイデアに肉付けをして台にしていくという形だ。『加トケン』のときは作家がいっぱいいたけど、どうもだめだった。僕が説明したことを、ココがおもしろいとちゃんと理解して書いてくれればいいけど、「違うよ、言ってることがわかってるの?」となっちゃうのが多いから。 読むとすぐにわかる。ずいぶん悩んで何回も考えた上で書いたのか、思いついたままサラッと書いただけなのか。言い回しが変だったり、

    rajendra
    rajendra 2008/03/07
    ただ相手にお任せで仕事になるんなら、プロ意識を疑われてもしょうがない。「自由にやらせてくれ」「わかりました」というネゴがあって初めて成立するんだろ。
  • 活字中毒R。

    「日経エンタテインメント!2007.2月号」(日経BP社)の「テレビ証券 vol.83」より。 (バラエティ先読みの「企画千里眼」こと草場滋さん、マイナー銘柄発掘の「青田の貴公子」こと津田真一さん、底値買いの「ドラマ王」こと小田朋隆さんの3人の対談形式によるテレビ番組評のコーナーの一部です。明石家さんまさんの「トークへのこだわり」について) 【津田:『さんまのまんま』なんて、ゴールデンに上げようとした編成の話を断ったくらいだもんね。 小田:関西のゴールデンで30%台をたたき出していた80年代後半ごろの話か。でも、それくらい番組づくりは単純に視聴率の論理じゃない。あのとき『〜まんま』を関東でもゴールデンに上げていたら、今も番組が続いていたかどうか…。 草場:今や1000回だもんね。さんまさんが今もバラエティの第一線でいられるのは、『〜まんま』があるからといっても過言じゃない。タモリさんにとっ

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