貴乃花親方 (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 八角理事長 (c)朝日新聞社 暴行事件で引退した元横綱日馬富士 (c)朝日新聞社 八角執行部と対立し、日本相撲協会の理事選(2月2日投開票)に再起をかけて臨んだ貴乃花親方だが、結果は大惨敗に終わった。 【写真】貴乃花親方を支える景子夫人 ただ、敗れはしたものの、貴乃花親方はまだ45歳。知名度は角界でナンバーワンだ。元NHKアナウンサーで東京相撲記者クラブ会友の杉山邦博氏はこう言う。 「貴乃花親方が結果を謙虚に受け止め、今度は阿武松さんを中心にまとまっていけば、新しい道も開けるでしょう」 元横綱日馬富士の暴行問題で露呈した角界の隠蔽体質を「改革」する役割を貴乃花一門で担ってほしいという相撲ファンも多いだろう。 貴乃花親方自身も理事選への立候補を表明した2月1日、自身のホームページでこう訴えている。 <いま相撲界では、過去の反省を顧みない