米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は17日、日本時間の16日に死去した元陸軍少尉、小野田寛郎さん(和歌山県出身)の評伝を掲載した。小野田さんが任務への忠誠心と忍耐力を体現し、「戦後の繁栄と物質主義の広がりの中で、多くの日本人が失われたと感じていた誇りを呼び覚ました」としている。 小野田さんの出征前の日本は「紙と木からなる牧歌的な地」だったのに対し、フィリピン・ルバング島での約30年の山中生活に終止符を打って帰国した1970年代には、高層ビルが林立し、テレビなどがあふれる「未来型の世界」に変わっていたと指摘。 その上で、小野田さんのジャングルでの体験が日本で連日、大々的に報道され「戦後の豊かさの中に、より深い意味を探し求めていた人々は過去を振り返り、物思いにふけった」とも評した。(共同)
ラジオから流れてきたニュースをきっかけに、約260年の歴史を持つ日本画用絵の具の老舗「上羽絵惣(うえばえそう)」(京都市下京区)が開発した天然素材のマニキュア「胡粉(ごふん)ネイル」。伝統の顔料を生かしたアイデア商品で、健康や環境にも優しく、「刺激臭が苦手」「妊娠中」といった理由でネイルを楽しめなかった女性にも好評だ。販売開始から4年、伝統色を使った新商品も続々と生まれており、今昔が融合したキラリと輝くおしゃれアイテムとして着実に人気が広がっている。 上羽絵惣は、宝暦元(1751)年の創業以来、手作業にこだわり、神社・仏閣の壁画などに使われる絵の具を作り続けてきた、全国でもここしかないといわれる老舗だ。 しかし、近年はデジタル技術の発達などでホタテの貝殻を材料にした創業以来の伝統顔料「胡粉」の需要が減少の一途をたどり、経営は厳しさを増していた。 胡粉ネイル開発のきっかけは、同社の石田結実(
(CNN) ローマ法王庁は17日、子どもへの性的虐待が原因で2011、12両年に教会から解任処分などを受けた聖職者は384人に達したことを明らかにした。バチカンで性的虐待問題の調査を指揮していたチャールズ・シクルナ司教が発表した。 ベネディクト16世が法王だった両年に聖職を離れた人数は、米AP通信が17日に最初に報道。バチカンは当初、この記事に疑問を呈していたが、報道担当者が17日に一転して事実と認めた。 シクルナ司教によると、384人には自主的に聖職を放棄したり、追放処分を受けたりした者がいる。 CNNの取材に応じた同司教によると、11年に性的虐待が原因で解任されたのは125人、自主的に辞めた者は135人だった。12年の場合はそれぞれ57人と67人だった。 11年に人数が増えた原因は不明としている。
<ニッカン・コム アンケート> 芦田愛菜(9)主演で15日にスタートした日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」(水曜午後10時)に、賛否両論の声が噴出している。赤ちゃんポストを運営する熊本県・慈恵病院が、預けられた子供が「ポスト」と呼ばれるなどの表現を「誤解や偏見を招く」と問題視し、番組中止を求めたことが判明。一方で「考えさせられることが多い」と放送継続を望む声もある。そこで17日、日刊スポーツコムで緊急アンケートを実施。2時間のアンケートに1956件もの声が寄せられた。 わずか2時間のアンケートで1956件。世の関心は高かったが、15日の第1話を視聴したか否かで、見解の違いみられた。<アンケート結果><1>見ていないが、子供が傷つく恐れがある以上、内容を変更するか、放送を中止すべき=36・6%<2>見ていないが、フィクションに文句を言っても仕方ない。そのまま放送を続けるべき=11・8%
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
日本一足の速い中学生・五十幡(いそばた)亮汰外野手(15)が、4月から佐野日大野球部に入部することが17日、分かった。 昨年8月の全日本中学校陸上競技選手権大会(愛知)で100メートル(10秒92)、200メートル(21秒81)で2冠を達成した俊足。「100メートルの自己ベストを更新してうれしかった」と語ったわずか2週間後、ジュニアオリンピック標準突破記録会で10秒79を出してまた自己ベストを更新した。 野球では、世界で韋駄天(いだてん)走りを見せた。11月の15Uアジア・チャレンジマッチ(愛媛)決勝では二塁手の前に転がる平凡な打球をセーフにし一躍注目を浴びた。また、足だけでなく肩も強い。所属する東京神宮リトルシニアの丸山完二監督(74)は「肩と足は天性のもの。この2つを最初から持っている子は初めて見た」とヤクルトの元ヘッドコーチも才能を絶賛している。 高校は約20校あった選択肢の中から環
7月11日発売の写真週刊誌「フライデー」で、「国谷キャスターは涙した 安倍官邸がNHKを"土下座"させた一部始終」として報じられるや、瞬く間に世間を騒がせた官邸サイドからの圧力(恫喝)問題。 これは7月3日放送のNHK「クローズアップ現代」に菅義偉官房長官が出演した際、同番組の進行を務める国谷裕子キャスター(57)が、「他国の戦争に巻き込まれるのではないか」「憲法の解釈を変えていいのか」などと質問したことを受け、官邸側が激怒したというもの。 これを受けネット上では、恫喝まがいの圧力をかけ、「NHK会長以下、制作スタッフ、国谷キャスターが"土下座謝罪"をするはめになった」「国谷アナが号泣謝罪した」といった話が一気に拡散中だ。そんな中、世間の注目を集め、キーワード注目度急上昇中なのが、国谷キャスターである。 これまで彼女は「日本記者クラブ賞」や「菊池寛賞」をはじめ、キャスターでありながらも、多
会社のデスクにじっとしているのがとにかく苦痛で仕方ない……あぁ、早く帰りたい。 関連情報を含む記事はこちら なのに、世の中とは不思議なもので、中には何時間、何日と集中力が途切れることなく仕事に打ち込める人がいる。エジソンのような発明家しかり。松本清張のような作家しかり。ピカソのような画家しかり。心臓手術に挑む外科医やスポーツ選手、フィギュア作りに没頭するオタクだってそうだ。 そんな活力的な彼らと、すぐに“イヤイヤ”病に陥ってしまう自分。その決定的な違いは何なのか。 そこでおもむろに読み始めた『フロー体験 喜びの現象学』(世界思想社)。文字は小さいし、まわりくどいし、小難しい内容であるにも関わらず、すでに30ヵ国語に翻訳されているロングセラー。というのも、同書の著者で、アメリカの心理学者、M. チクセントミハイ博士が「疲れを感じず、時間の流れを忘れ、黙々と仕事に没頭できる状態」の研究分
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く