7月2日、大手出版社KADOKAWAは〈当社グループの保有する情報をさらに流出させたと主張していることを、確認いたしました〉とプレスリリースで発表した。 KADOKAWAを巡っては、6月8日以降、ランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受けたことが明らかになっている。ランサムウェアとは、内部データを暗号化し、復元と引き換えに「身代金」を要求する悪意あるソフトウェアのことだ。
史上最大のピンチである。 状況を説明しよう。私プチ鹿島とラッパーのダースレイダーは数年前から全国の選挙現場を訪れている。選挙漫遊になぜハマったのか? 候補者は真剣勝負で人生を懸けているから熱さが凄いのだ。応援する人びとを含め目の前で熱い人間ドラマを見ることができる。「選挙は祭り」を痛感しつつ、誰を選ぶかによって自分の生活に関わってくることもあらためて実感できた。なので他の人にも選挙現場を見ることを薦めるようになった。「選挙なんか興味ない」と言ってしまえば、その陰でシメシメと思う人たちもいるのだから。
10月2日に会見を開き、新社名を発表することになるジャニーズ事務所。“戦後最悪”とも言われるジャニーズ性加害事件と日本政治史に色濃く残る“ある事件”には、共通点があった。ひとりのジャーナリストが読み解く、ジャニーズ性加害事件――。 ◆◆◆ 「それは警察に行くべき話だろ」 今からもう20年程前だが、週刊文春から、ある依頼を受けた。ジャニーズ事務所の創業者のジャニー喜多川氏、彼について、海外の大企業の見解を調べて欲しいという。 ジャニー喜多川氏 当時、文春は、喜多川氏が、事務所に所属する少年に性加害をしているとキャンペーン報道をやっていた。六本木にある自宅、「合宿所」に少年らを泊め、性的行為を繰り返しているという。 これに対し、同氏と事務所は、名誉棄損で文春を提訴した。一審の東京地裁は、名誉棄損を認め、文春に賠償金の支払いを命じた。双方が控訴し、2003年7月、東京高裁は、一転して性加害の真実
「日本料理を中華料理屋に変える!」と自ら開いた日本料理店の内装を壊す中国・貴州の若い中国人オーナー(中国のSNSより) 2012年以来、11年ぶりに反日の雰囲気が中国を駆け巡っています。中国のネットメディアや、「微博(Weibo)」「微信(WeChat)」「抖音(中国向けTikTok)」といったSNSで処理水の海洋放出に抗議する声や悲しむ声が目立っています。現地では、中国から日本への抗議の電凸(電話突撃)だけでなく、日本人学校への卵の投げ込み・投石まで起きています。在中国日本大使館や日本総領事館は、在留邦人に対して、抗議や嫌がらせに十分に注意するよう促しています。 もちろん現地中国人の誰もがそういった行動をしているわけではありません。アクションを起こしているのは、一部の若い人ばかりです。地域によって多少の差はありますが、多くの日本料理店で利用客が食事を楽しんでいることも報告されています。
「日本維新の会」の佐藤恵理子(えりい)上尾市議(37 )が、SNSを通じて露出が目立つ自身の写真を販売していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。佐藤氏が7月16日、取材に対し、事実関係を認めた。その2日後の7月18日、日本維新の会埼玉県総支部は次期選挙で佐藤氏を非公認とする処分を発表した。 19年12月に初当選(上尾市のHPより) 露出が目立つ自身の写真や煽情的なツイートをアップ 佐藤氏は白鴎大学発達科学部(現教育学部)卒業後、配信サイトでのアイドル的な活動を経て、2019年11月に写真集『グラビア界をぶっ壊す!』(講談社)を出版。翌12月の上尾市議選で旧「NHKから国民を守る党」から出馬し、初当選を果たした。 昨年7月、NHK党を離党し、今年5月には「政策に共感する」として日本維新の会に加入。自らのツイッターでは〈市政に幅広く取り組んでおります。子どもからお年寄りまで安心して暮らせる
「週刊文春」6月8日発売号で報じた、女優・広末涼子(42)とミシュラン1つ星シェフ・鳥羽周作氏(45)とのW不倫関係。広末は取材に対し不倫を否定したが、2人は密かに直筆のラブレターをかわし合っていた――。 昨年5月には『ベストマザー賞』を受賞 1990年代後半に空前の「ヒロスエブーム」を巻き起こした広末。女優としても映画『おくりびと』など話題作に出演してきた。プライベートでは、モデルの岡沢高宏と2003年に結婚したものの、第一子を儲けた後、2008年に離婚。2010年10月にキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)と再婚した。翌2011年3月に第2子を、2015年には第3子を出産している。
「異次元の少子化対策」「新しい資本主義」など、独自の政策を矢継ぎ早に打ち出した岸田文雄首相の支持率が上昇し始めている。 だが、強いメッセージ性やカリスマ性のない岸田首相には「何を考えているのかわかりにくい」「やりたいことがよく伝わってこない」といった批判もある。 そこで岸田首相の「頭の中」を覗いてみようと、脳波を測定するプロジェクトを「文藝春秋」編集部が企画した。 岸田首相が語り合うのは、伊藤忠商事の岡藤正広会長CEOと脳科学者の中野信子氏。 伊藤忠商事は独自の少子化対策と働き方改革で、社内の出生率を3倍に引き上げた。その成功の秘訣や、日本を“稼げる国家”にするための構想をざっくばらんに話しながら、中野氏が脳波を測定・分析するという、まさに前代未聞のプロジェクトである。 はたしてその結果やいかに――? 「110運動」で出生率を3倍に 伊藤忠商事の出生率は、2012年度に0.60だったのが、
政治家女子48党(旧NHK党)副党首の齊藤健一郎参議院議員(42)が、昨年7月に千葉市内で自動車を運転中に、千葉県警にスピード違反で摘発されたものの、交通反則切符の作成を拒み、今年3月まで複数回にわたる出頭要請に応じていなかったことが「週刊文春」の取材でわかった。 齊藤氏は飲食店を手掛ける会社の経営などを経て、実業家の堀江貴文氏の秘書兼運転手を務めていた人物。先日除名されたガーシー前参議院議員の後任として、3月24日に繰り上げ当選した。 問題のスピード違反が起きたのは、2022年7月11日の早朝。千葉市若葉区内の高速道路を走行中だった齊藤氏が運転する車は、法定速度を約20キロ超過していた。警察からの指摘を受けた齊藤氏は、車両停止には応じたものの、「スピード違反はしてない。ゴルフ場へ急いでいる」などと主張し、交通反則切符の作成などを拒否した。
番組の中で近藤氏は「個人的には本は30冊に抑えている」と話しているものの、「本は30冊になるまで捨てろ」とは言っていない。それなのに「30冊になるまで本を捨てろとは、文学に対する冒涜だ」という記事が書かれたり、「この女はモンスターだ」とツイートで書かれたりもした。 アジア系移民である作家のエレン・オー氏は、近藤氏に対する白人の反応について、 <近藤に対する反発は、彼女のつたない英語から、使う用語を揶揄することまで、多岐にわたる。“ときめき"というコンセプトを揶揄するミーム(編注:ネット上などで拡散されて消費される特定の表現のこと)をたくさん目にしたし、私の(移民の)両親が使うようなカタコトの英語を、意図的に誤解して揶揄する人たちを連想してしまう。> (出典:The Marie Kondo Debate Has Classist & Racist Undertones That Can't
覚せい剤と好奇心 たまり場となった廣瀬の家には女の子がたくさんいた。それを目当てに男たちの出入りも盛んになる。そんな場所はなかなかないから、近郊の町から遠征してくる男連中も現れる。 その中に県外だが距離の近い茨城県古河(こが)市からの遠征組がいて、近いうちに俺たちの地元へこいと誘われた。彼らは古河一中、二中の生徒たち。中学生なのになぜか車を乗りまわしていたりする。そんな中学生は地元の栃木にはいなかったので、「こいつらすげぇな」と驚いた。 すでにイケイケのヤンキーになっていた廣瀬が断るはずもなかった。それどころか、帰るところのないスズを連れてホイホイ乗り込む。家に不良が集まってシンナーを吸っているのを父に見られたため、新しい場所が必要だった。こんな家、たまり場に使えないならいる意味がない、出ていってやると家出したのだ。 教えられた住所を尋ねると、そこは一軒家。家出してきたと告げると古河の不良
「これを我慢しないと売れないから」被害を受けた元Jr.の告発 番組はジャニー氏を「Jポップ界のゴッドファーザ―」と表現。ジャニーズのアイドルがメディアを席巻し、街を歩けば、至るところに、グッズ、広告などあらゆる姿で存在している様子を映し出す。そして、レポーターはこう切り出した。 〈しかし、何十年もの間、ジャニー喜多川にはある疑惑がつきまとっていました。事務所に所属する少年たちに、性的虐待を加えていたという疑惑です〉 『プレデター』には被害を受けた元ジャニーズJr.の男性3名が、顔を出して登場する。ジュニアの少年たちは“合宿所”と呼ばれるジャニー氏の自宅マンションに呼ばれ、食事をし、お風呂に入れて貰う。そして寝室でジャニー氏にマッサージをされ、徐々に彼の手が下がっていく……。『プレデター』はジャニー氏の性的虐待の被害者の告白を、初めて取り上げたテレビ番組となった。
1月19日に狛江市の邸宅で起こった惨劇。この強盗殺人を契機に、全国で類似の事件が起こっていることが浮き彫りとなる。既に複数人が逮捕されたが、裏に見え隠れする“指示役”の存在。一体、その男は何者なのか。 ▶犯行3日前に小誌記者に「叩きが起きる」 ▶黒幕からの連絡「レンタカー2台」「乗り捨てでいい」 ▶犯人コードネームは「三橋」「範馬勇次郎」 ▶狛江90歳女性を殴殺した4人組の卑劣手口 ▶被害急増の裏に特殊詐欺グループの“転職” ▶こんな家が狙われる!被害を防ぐ3つの掟 「3、4日後に、東京で叩きが起きますよ」 電話口の男が小誌記者にそう“予告”してきたのは、1月16日昼前のことだった。「叩き」とは、犯罪者や警察の間で「強盗」を表す隠語である。 その男――Xは、情報提供窓口「文春リークス」を通じて連絡を寄越してきた人物。同日夕刻、彼は追加の情報を伝えてきた。 「叩きの場所は調布の方に決まったら
知られているだけでも富士山は何十回もの噴火をしてきている。たとえば平安時代は400年間あったが10回も噴火したのが目撃されている。歴史に記録されていない有史以前の噴火も、地質学的な調査から分かっている。 しかし不思議なことに、1707年の「宝永噴火」があって以後、富士山は噴火していない。そこから現在に至るまで約300年間も噴火が見られないのは、過去の噴火歴からすると異例の休止期間である。世界的に見ても、長い休止期間のあとの噴火の規模は大きいことが多かった。これは不安要素である。 過去にいろいろなタイプの噴火をしてきた
『角川の競合を排除「私は絶対認めない」森喜朗「天の声」音声』(週刊文春 9月15日号) 《組織委員会の会長だった森喜朗氏(85)が、KADOKAWAの競合相手だった講談社について「絶対認めない」などと発言していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。取材に応じた音声データが残っていた。》(週刊文春スクープ速報9月7日) 読んでみたら想像以上。自分のことを「週刊現代」「FRIDAY」などであれこれ書く講談社の五輪スポンサー入りは「絶対認めない」と確かに発言していた。「『俺はこんなものを認めるなら辞めようと思う』と言ったら、みんなビックリして」とも。 森喜朗の「功績」とは? 完全に森喜朗の私怨ではないか。こういう権力の使い方ってアウトなんじゃないの? とも思うが、一方ではこんなニュースも。 『森喜朗氏胸像建立で募金集め 橋本聖子氏ら発起人「偉大な功績顕彰」』(朝日新聞デジタル9月7日) 森喜朗
小さい頃から「自分は特別な存在だ」と感じ、アイドルになりたかった ――2020年、グループでのYouTube活動終了後、18歳のときにアイドルユニット「MM」を結成されました。もともとアイドル志望だったのでしょうか。 ぎんしゃむさん(以下、ぎんしゃむ) 小さい頃からアイドルに憧れていて、なりたいと思っていました。昔から自己肯定感が高くて、「自分は特別な存在だ」と感じていたんです。「いつか自分も注目される人間になれるはず」という根拠のない自信も持っていましたね。 ――メンバーのぷうたんさんとは、どこで知り合ったんですか? ぎんしゃむ 中学生のときにSNSを通じて知り合いました。でもその頃はなんとなく馬が合わなくて、疎遠になってしまって。自分もぷうたんも、今より性格が尖っていたからかな(笑)。 ぎんしゃむさん(左)とぷうたんさん (写真=ぎんしゃむさん提供) 高校生になってから再会したら、印象
そう語るのは、衝撃的な告発をツイッターに投稿した元舞妓、桐貴清羽さん(きりたかきよは・23)だ。 《当時16歳で浴びるほどのお酒を飲ませられ、お客さんとお風呂入りという名の混浴を強いられた(全力で逃げたけど)。これが本当に伝統文化なのか今一度かんがえていただきたい》(全2回の1回目) ◆ ◆ ◆ 「“口止め会議”もあったようです」 6月26日に彼女が男性客と飲酒する写真とともに投稿したツイートは、現在31万回以上の「いいね」がつき、13万回以上リツイートされている。6月28日の厚労大臣会見では、後藤茂之大臣がこの件をめぐって「芸妓や舞妓の方々が適切な環境の下で、芸妓や舞妓としてご活動いただくことが重要」との見解を示すまでに発展した。 その影響は大きく、さまざまなメディアもこの告発の真偽を追及している。桐貴さん自身も、複数のメディアでこの件について語っている。 告発から約1カ月――。 SNS
「ほんまの事やからばらされても仕方ない」 このツイートは注目を集め、現在30万回以上のいいねがつき、12万回リツイート(※6月30日現在)されている。これに当惑したのは花街の関係者だ。 「投稿があった翌日の朝、花街では『舞妓は一般人の目があるところで飲酒せず、お茶屋の中で飲酒するように』とお達しがあったそうです。お客様からも、自分まで不健全な客だと思われたら困ると言うことでキャンセルが相次いでいるようです。 現役の舞妓ちゃん達は、『ほんまの事やからばらされても仕方ない』『もっといろいろ公にしてほしい』と思っているようです」(花街関係者) 白塗りの化粧に華やかな振袖で花街を歩き、宴会に花を添える舞妓の存在は、京都の伝統的な文化として世界的にも認知されている。 ※写真はイメージです ©iStock.com 舞妓とは芸妓になるために修業する15歳から20歳の女性のこと。彼女たちの多くは10代で京
「ロシアからの化石燃料の輸入を止めていただきたい」 2022年3月上旬。オンラインで開かれたG7エネルギー担当相会議に出席したウクライナのゲルマン・ガルシェンコ・エネルギー担当相は「世界は毎日、10億ドルのガス代金を私の国で人殺しをしている国の指導者に支払っているのです」と述べた後、懇請した。 「ぜひ、ロシアからの化石燃料の輸入を止めていただきたい」 一瞬の沈黙が流れた後、ドイツのロベルト・ハーベック副首相・経済・気候保護担当相が答えた。 「私たちは、ロシアにエネルギーをこうまで依存してしまった。歴史的過ちだった。ただ、いま、これを言うのは胸が張り裂ける思いだが、ロシアからのエネルギーの輸入をいま、ここでストップすることはできない」 苦渋に満ちた表情だった。ウクライナのゼレンスキー大統領は、その後、ドイツの連邦議会(ブンデスターク)でのビデオ演説で「ロシアに支払ったガス代金がこの戦争を賄っ
世界が進める「ファーウェイ排除」 ここまで見てきたアメリカとロシア・中国の争い。そしてそこに巻き込まれる欧州。もちろん日本も他人事ではない。世界規模の覇権争いが続く中で、日本はどういう立場を取るべきなのか。実は日本は非常に中途半端な姿勢を見せている。 その一例が、ファーウェイ排除である。アメリカは2018年成立の国防権限法により本格的にファーウェイ排除措置がとられるようになってから、同盟国に5G通信機器などでファーウェイ製品の排除を要請した。10年も前から米政府はファーウェイを安全保障のリスクだと結論づけて警戒しており、国防権限法の前から国防総省などは米軍基地での使用禁止措置などをとっていた。 オーストラリアはすぐに反応し、同年のうちに安全保障への脅威からファーウェイを禁止にする予定であると発表した。 では、日本はどう対応したのか。米政府のファーウェイ排除要請の直後、「読売新聞」など大手メ
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