米海軍が研究中の無人攻撃機X-47Bが2015年4月22日空中給油に成功した(gizmag、ノースロップ・グラマンのニュースリリース)。 今回の給油は遠隔操縦ではなく完全に自律的に行われたもので、世界初の成功となる。X-47Bは空母での運用を前提とした無人機の実験機で、2013年7月10日に空母への着艦に成功している(別のニュースリリース)。 空母でのカタパルト発進やタッチアンドゴーはそれ以前に成功している。X-47Bそのものは技術実証機だが(実験終了後は博物館行き)、空母ベースの有人機との混在オペレーションの可能性を示すデモンストレーションの意味合いがあるという。実用化された場合、弾道ミサイルの発射段階の迎撃や発射基地の攻撃力を持つとか、第七艦隊配備という観測もあるらしい(Wikipedia)。