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ブックマーク / bijutsutecho.com (29)

  • クールべ《世界の起源》はなぜ攻撃されたのか? ポンピドゥー・センター・メッスで破壊・盗難事件

    クールべ《世界の起源》はなぜ攻撃されたのか? ポンピドゥー・センター・メッスで破壊・盗難事件5月6日、ポンピドゥー・センター・メッスで開催中の「Lacan. Quand l'art rencontre la psychanalyse(ラカン。芸術が精神分析と出会うとき)」展で、近代絵画の傑作でラカンが生前所有したことでも有名なキュスターブ・クールべの《世界の起源》をはじめとする5作品が破損され、1作品が盗難にあった。その後、破損された作品の作者のひとりが事件に関する声明を出し、物議を醸している。 文=飯田真実 デボラ・ド・ロベルティが公開した動画(https://vimeo.com/943331424)より、被害を受けたギュスターヴ・クールベ《世界の起源》 事件の起源 5月4日(土)にヴェルサイユ宮殿のガラスの回廊を荒らされる事件が起きたフランス。翌週の月曜には、ポンピドゥー・センター・メ

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    repunit 2024/05/09
  • 大阪のIR、奈良美智らの作品を無断使用か。「許可自体を求められたこともない」

    大阪のIR、奈良美智らの作品を無断使用か。「許可自体を求められたこともない」国が認定した大阪のカジノを含むIR(統合型リゾート)施設。この広報用資料で奈良美智や村上隆らの作品が使用されており、作家から抗議の声が上がっている。 MGMリゾーツのウェブサイトより 出典=https://www.mgmresorts.co.jp/news/1107/ 国が認定した日初のIR「大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域整備計画」。この広報資料が物議を醸している。 このIRはオリックス株式会社と合同会社日MGMリゾーツとが共同投資する大阪IR株式会社が推進するもの。この資料のなかで、送客施設「関西ツーリズムセンター」のイメージ図に奈良美智《あおもり犬》と酷似した作品が配置されている。 同作は奈良の代表的な立体作品のひとつで、青森県立美術館に設置されているもの。約8.5メートル、横幅約6.7メートルの真っ白

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    repunit 2023/04/15
  • 「演劇界におけるハラスメント撲滅の権威」がセクハラ。依頼人女性が弁護士を提訴

    「演劇界におけるハラスメント撲滅の権威」がセクハラ。依頼人女性が弁護士を提訴演劇・映画界の現場におけるハラスメント撲滅に取り組んできた馬奈木厳太郎弁護士が、依頼人の女性にセクシャルハラスメントを行ったとして東京地裁に提訴された。 東京地方裁判所 演劇界・映画界のハラスメント撲滅に取り組む弁護士が、依頼人の女性にセクシャルハラスメントを行ったとして3月2日付で東京地裁に提訴された。原告側は1100万円の損害賠償を求めている。 提訴されたのは、演劇や映画など表現の現場におけるハラスメント撲滅に取り組んできた馬奈木厳太郎弁護士。同氏はコロナ禍における表現への公的支援を求める運動「WeNeedCulture」にも関与しており、数々のハラスメント講習の講師も務めてきた人物だ。演劇界におけるハラスメント撲滅の権威として活動してきた。 今回訴訟を起こした女性は、これまで舞台俳優として活動する傍らで演劇界

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  • バンクシーの“商標権争い”が投げかける諸問題。知財に詳しい弁護士に聞く

    バンクシーの“商標権争い”が投げかける諸問題。知財に詳しい弁護士に聞くバンクシーの代表作のひつとである《花を投げる男(Flower Thrower)》。この商標権について、欧州連合知的財産庁(EUIPO)は無効とする決定を下した。バンクシー人側が敗れたこの決定は何を意味するのか。バンクシーに詳しい鈴木沓子が、シティライツ法律事務所の水野祐弁護士と、石井・髙畑法律事務所の石井宏之弁護士の両氏に話を聞いた。 文=鈴木沓子 写真1. 《花を投げる男》 バンクシーが2005年、イスラエルの圧制による惨状が続くパレスチナでガソリンスタンドの建物の側面に描き残した直径2メートル以上の壁画。15年たったいまも現存するバンクシーの代表作で、多くの観光客が訪れている 撮影=鈴木沓子 2014年、バンクシー公認の版権管理会社であるペスト・コントロール・オフィス社は、《花を投げる男》を含む作品18点の商標権を

    バンクシーの“商標権争い”が投げかける諸問題。知財に詳しい弁護士に聞く
  • アニメ評論家・藤津亮太が会田誠の「戦争画」に見出したもの。なぜ『アニメと戦争』の装丁は「戦争画RETURNS」になったのか

    アニメ評論家・藤津亮太が会田誠の「戦争画」に見出したもの。なぜ『アニメと戦争』の装丁は「戦争画RETURNS」になったのか3月2日に発売されたアニメ評論家・藤津亮太の著書『アニメと戦争』(日評論社)。アニメに登場する様々な戦争の系譜をたどり、社会との関係を問い直す同書の装丁には会田誠《ザク(戦争画RETURNS 番外編)》(2005)が選ばれている。なぜ、会田誠の「戦争画」が同書に必要だったのか、その理由を藤津が綴る。 文=藤津亮太 藤津亮太『アニメと戦争』(日評論社) 2月末に『アニメと戦争』(日評論社)を上梓した。戦中から21世紀に至るまで、架空・現実を問わず「戦争」を取り扱ったアニメを取り上げ、そのアプローチの変遷を俯瞰した内容だ。 アニメについて語る書籍のカバーをどうするかはいつも難しい。特定の作品の図版を借りる方法はあるが、費用の問題もあるし、複数作品を扱っているの場合は

    アニメ評論家・藤津亮太が会田誠の「戦争画」に見出したもの。なぜ『アニメと戦争』の装丁は「戦争画RETURNS」になったのか
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    repunit 2021/03/04
  • 世界のミュージアム入館料事情は? スペイン・アメリカの事例から

    世界のミュージアム入館料事情は? スペインアメリカの事例から論文『日の博物館はなぜ無料でないのか?―博物館法制定時までの議論を中心に― 』の著者で博物館制度に詳しい追手門学院大学教授・瀧端真理子が、スペインアメリカのミュージアム入館料制度を紹介。美術館の理念に迫る(稿の初出は2020年3月8日。値段などの数字は当時のもの)。 文=瀧端真理子 ニューヨーク近代美術館のユニクロ金曜無料ナイトのチケット(2018年2月23日) 撮影=筆者

    世界のミュージアム入館料事情は? スペイン・アメリカの事例から
  • 排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザイン

    排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザインオリンピックに向けて東京の各所で再開発が進行した10年代。街には公共的で開かれるように、多くのベンチやパブリック・アートと思わしき造形物が登場した。しかしながら、それらの存在は、特定の人々の排除のために作用する「過防備」の一旦を担っているとも言える。これらを「排除アート」としての視点から研究する建築史家の五十嵐太郎が、都市機能としての不寛容さを指摘する。 文=五十嵐太郎(東北大学大学院・教授) 京王井の頭線渋谷駅前のオブジェ 近年、排除アートが増えているというニュースが散見される。路上、あるいは公共空間において、特定の機能を持たない、作品らしきものが、その場所を占拠することによって、ホームレスが滞在できないようにするものだ。もっとも、こうした現象は最近始まったわけではない。16年前、すでに筆者は『過防備都市』(中公新書ラクレ、20

    排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザイン
  • ミュシャ《スラヴ叙事詩》は誰のもの? 所有権をめぐりプラハ市が敗訴

    ミュシャ《スラヴ叙事詩》は誰のもの? 所有権をめぐりプラハ市が敗訴アルフォンス・ミュシャの代表作である《スラヴ叙事詩》。その所有権がプラハ市にはないという判決がプラハ地方裁判所によって下された。 2017年に国立新美術館で公開された《スラヴ叙事詩》 ミュシャが1911年から28年までの約17年をかけて手がけた、全20点からなる超大作《スラヴ叙事詩》。この所有権をめぐる裁判がプラハで繰り広げられている。 同作は、ミュシャが当時オーストリア・ハンガリー帝国に従属させられていたチェコの独立を願い描いた作品。ミュシャは作品制作のためのアメリカ人資産家のチャールズ・R・クレインの支援をとりつけ、この大作を完成させた。 1928年に完成した後はプラハ市に寄贈された同作だったが、60年代からクルムロフ城で夏期展示されたほかは展示の機会にめぐまれなかった。近年では、2017年にチェコ国外で初めて東京の国立

    ミュシャ《スラヴ叙事詩》は誰のもの? 所有権をめぐりプラハ市が敗訴
  • 500億円規模の文化庁芸術家支援、3次募集へ。動画や事務局体制強化で申請訴え

    500億円規模の文化庁芸術家支援、3次募集へ。動画や事務局体制強化で申請訴え文化庁は、フリーランスひとりにつき20万円からの補助を行う「文化芸術活動の継続支援補助金」の3次募集を9月12日から行う。事務局体制を強化し、さらなる申請を訴える。 文化庁 新型コロナウイルスで経済的な影響を受ける文化・芸術分野のフリーランス向けに、ひとり20万円を支給する「文化芸術活動の継続支援補助金」。その第3次募集が9月12日10時から始まる(9月30日17時まで)。 この補助金は、新型コロナの影響で発表の機会などが減少したアーティストなどを支援するため、その活動資金として20万円から最大150万円を支給するもの。 募集人数の目安は20万円の金額ベースだとおよそ10万人だが、2次募集が終了した時点でその申請件数は2万件超と、5分の1ほどにとどまっている。 ネックになっているのは申請方法だ。あらためて説明すると

    500億円規模の文化庁芸術家支援、3次募集へ。動画や事務局体制強化で申請訴え
  • 「美術館女子」、批判受け公開終了。読売と美連協「改めて検討」

    「美術館女子」、批判受け公開終了。読売と美連協「改めて検討」様々な批判を受けていた読売新聞オンラインと美術館連絡協議会による「美術館女子」のウェブサイトが、公開終了した。 美術館女子のウェブサイトより 読売新聞オンラインと美術館連絡協議会(以下、美連協)が公開し、様々な批判が噴出した「美術館女子」のウェブサイト。その公開が終了した。 同サイトをめぐっては、ジェンダーバランスの公平性や美術館を「映え」の道具として使っている点などに対して批判が噴出(論点整理はこちら)。読売新聞グループ社と美術館連絡協議会事務局は6月15日、連名で「今後のことについては、様々なご意見、ご指摘を重く受け止めて、改めて検討する方針です」としていた。 公開終了となったウェブサイトには、「ページは公開を終了しました。次回以降の連載については、さまざまなご意見、ご指摘を重く受け止めて、改めて検討していきます」との文言

    「美術館女子」、批判受け公開終了。読売と美連協「改めて検討」
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    repunit 2020/06/28
  • LIXILギャラリーが今秋閉廊。LIXIL出版も終了へ

    LIXILギャラリーが今秋閉廊。LIXIL出版も終了へ東京・京橋のLIXILギャラリーは、今秋をもって同スペースを閉廊することを発表。LIXIL出版も終了する。 閉廊するLIXILギャラリー 東京・京橋のLIXILギャラリーは、2020年秋をもって同スペースを閉廊することを発表した。 同ギャラリーは、1981年に伊奈ギャラリーとして開廊。2013年からはLIXILギャラリーと改称し、延べ40年にわたり活動を続けてきた。名称変更後は「建築とデザインとその周辺をめぐる巡回企画展」(東京・大阪)、「クリエイションの未来展」、「やきもの展」など977回の展覧会を開催。建築ややきものという独自の路線で存在感を示してきた。 閉廊の理由については、継続するコストも含め、経営判断がなされたといい、今後は愛知県常滑市にあるINAXライブミュージアムに活動の軸を移すという。 なお、建築文化を中心に400タイト

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  • メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題

    メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題いま、世界の美術館のあいだで新たなプラットフォームとして注目を集めている、任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」。ここに、世界最大級の美術館であるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術館ウェブサイトより 新型コロナウイルスによる外出自粛が世界的に続くなか、バーチャルワールドとして人気を博しているNintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」に、美術館も熱い視線を投げかけている。 中国・北京の私設美術館「木木美術館」(M WOODS)がバーチャル美術館を開館させ、アメリカ・ロサンゼルスのゲティ美術館がゲーム内に作品を飾れるアートジェネレーターを公開するなど、にわかに活気づいている「あつ森」。ここに、世界最大級の美術館として知られるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術

    メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題
  • ゴッホもレンブラントも目の前に。Googleでアートを楽しむ方法

    ゴッホもレンブラントも目の前に。Googleでアートを楽しむ方法新型コロナウイルスの影響で多くの美術館・博物館が休館し、アートへのアクセスが制限されている。こうした状況に対するソリューションのひとつが、オンラインのアート・プラットフォームだ。 レンブラント・ファン・レイン《夜警》 国内外で多くの美術館・博物館が休館となるなか、アートに触れることができる機会として注目を集めるのが、自宅でも鑑賞できるオンラインのコンテンツだ。 美術手帖でも度々取り上げてきたGoogle Arts & Culture(以下、GAC)は、オンラインで見ることができるアートプラットフォームの最たるものだろう。 GACには世界各国の美術館・博物館の情報が掲載されており、世界最大のアートプラットフォームとなっている。ここでは、そのユニークなコンテンツを紹介したい(GACをスマートフォンで閲覧する場合はアプリ推奨)。 美

    ゴッホもレンブラントも目の前に。Googleでアートを楽しむ方法
  • Zoom背景にも使える。メトロポリタン美術館所蔵の名作をダウンロードしよう

    Zoom背景にも使える。メトロポリタン美術館所蔵の名作をダウンロードしようアメリカのメトロポリタン美術館は、同館が所蔵する37万点以上の作品画像を無料でダウンロード可能にしている。オンラインミーティングの背景にも使ってみてほしい(稿は2017年2月の記事を改訂したものです)。 フィンセント・ファン・ゴッホ 糸杉のある麦畑 1889 1860年に開館し、アメリカを代表する美術館であるメトロポリタン美術館(ニューヨーク)は、同館の新たなオープンアクセスポリシーとして、パブリック・ドメインとなっている作品画像を無料利用化している。ユーザーは著作権による利益を放棄する「CC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)」表記がされているものを自由に使用することができ、クレジット表記なども不要となる ヨハネス・フェルメール 信仰の寓意 1670〜72頃 右下に同作がパブリックドメインであることを示すマークが

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  • 世界の主要美術館・ギャラリーが実施するオンラインビューイング&バーチャルツアーまとめ

    世界の主要美術館・ギャラリーが実施するオンラインビューイング&バーチャルツアーまとめ世界各国の各美術館やギャラリーが独自に提供するオンラインビューイングやバーチャルツアーをご紹介。名作を自宅から鑑賞してみよう(稿は随時内容をアップデートしています)。 マウリッツハイス美術館のバーチャルツアーより 新型コロナウイルスの影響により、休館している美術館のオンライン観覧に注目が集まっている。その代表例がGoogle Arts & Cultureのストリートビューだが、今回はそれ以外の、世界の美術館やギャラリーが独自に提供しているオンラインビューイングやバーチャルツアーの試みを紹介する。 ルーヴル美術館 フランスのルーヴル美術館では、5のバーチャルツアーが提供されている。コースは「FROM AFAR. TRAVELLING MATERIALS AND OBJECTS」や「FOUNDING MYTH

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  • 「自粛と給付はセットだろ」は法的に正しいのか? 弁護士・行政法研究者が解説

    「自粛と給付はセットだろ」は法的に正しいのか? 弁護士・行政法研究者が解説政府や自治体による大規模イベント等の中止・延期等の要請や「不急不要」の外出自粛要請、そのような自粛を呼びかける報道等により、美術・演劇・音楽等、文化芸術活動を行うアーティストや関係者らがイベント中止等により損失を受けている。こうした損失は、法的に補償されるものなのか? 「自粛と給付」はセットかという問題について、文化芸術活動への助成に関する訴訟にも携わっている弁護士兼行政法研究者が解説する。 文=平裕介(弁護士・行政法研究者) 国会議事堂 出典=ウィキメディア・コモンズ 政府や自治体による大規模イベント等の中止・延期等の要請や「不急不要」の外出自粛要請、そのような自粛を呼びかける報道等により、美術・演劇・音楽等、文化芸術活動を行うアーティストや関係者らがイベント中止等により損失を受けている。 政府は、28日の首相記者

    「自粛と給付はセットだろ」は法的に正しいのか? 弁護士・行政法研究者が解説
  • 国際美術館会議(CIMAM)があいトリについて声明を発表。「展示再開は国際的な好例」

    国際美術館会議(CIMAM)があいトリについて声明を発表。「展示再開は国際的な好例」国際博物館会議(ICOM)の提携組織である国際美術館会議(CIMAM)が、「あいちトリエンナーレ2019」における展示再開の一連の動きについて声明を発表した。 再開後の「表現の不自由展・その後」 世界85ヶ国の近現代美術館に関わる専門家560名以上によって構成されている国際美術館会議(CIMAM)は1月31日、「あいちトリエンナーレ2019」における「表現の不自由展・その後」を含む展示再開について声明を発表。参加アーティストと学芸員を称賛するとともに、補助金不交付問題についても言及した。 CIMAMは、「Aichi Triennale re-opened thanks to the artists’ and curators’ efforts」と題した声明の中で、「政治的圧力からトリエンナーレの自治権を回復

    国際美術館会議(CIMAM)があいトリについて声明を発表。「展示再開は国際的な好例」
  • ウーゴ・ロンディノーネら新たに9作家が展示中止を要求。あいちトリエンナーレ2019で混乱続く

    ウーゴ・ロンディノーネら新たに9作家が展示中止を要求。あいちトリエンナーレ2019で混乱続く「表現の不自由展・その後」の展示中止を受け、海外から参加しているウーゴ・ロンディノーネら9作家が新たに自らの作品展示の中止を『ARTNEWS』宛のオープン・レターで要求した。これで展示の辞退は11組に拡大する可能性がある。 ウーゴ・ロンディノーネ 孤独のボキャブラリー 2014-16 「あいちトリエンナーレ2019」に参加している海外作家たちが、一斉に声を上げた。 『ARTNEWS』によると、すでに展示辞退を正式に表明し、展示が中止されている韓国のアーティスト、イム・ミヌクとパク・チャンキョンの2名に加え、ウーゴ・ロンディノーネ、タニア・ブルゲラ、ピア・カミル、クラウディア・マルティネス・ガライ、レジーナ・ホセ・ガリンド、ハビエル・テジェス、モニカ・メイヤー、レニエール・レイバ・ノボ、ドラ・ガルシア

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  • SNS時代に崩れる「美術館の壁」。いまこそ「公共」の議論を

    SNS時代に崩れる「美術館の壁」。いまこそ「公共」の議論を「あいちトリエンナーレ2019」では、脅迫FAXや事務局の処理能力を超えた電凸などが一因となって、「表現の不自由展・その後」が展示中止へと追い込まれた。また、SNSでは作品の一部のみが切り取られ拡散されるという状況も見られた。このような時代において、国際芸術祭や美術館はどのようなリスクヘッジを取るべきなのか? また美術館の「公共性」とはどうあるべきなのか? 「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」で委員を務めた青山学院大学客員教授・岩渕潤子に話を聞いた。 聞き手=編集部 「あいちトリエンナーレ2019」で閉じられていた「表現の不自由展・その後」展示室へと続く扉 崩れる美術館の「壁」──岩渕さんは「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」(9月25日から検討委員会)の委員を務められています。そこでまず、今回の「あいちトリエンナーレ2

    SNS時代に崩れる「美術館の壁」。いまこそ「公共」の議論を
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    repunit 2019/10/31
    ”国が個人的な芸術活動に対して助成金を出すということは、どうしても表現の自由に介入することになると。”ハイ終了
  • 東京藝大や京都の文化庁でも。あいトリ補助金全額不交付への抗議デモ続く

    東京藝大や京都の文化庁でも。あいトリ補助金全額不交付への抗議デモ続く「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円についてが不交付決定になった件を受け、9月27日、東京藝術大学前や京都の文化庁舎前でデモが行われた。 東京藝術大学美術学部(上野)の正門前に集まる人々 文化庁は、「あいちトリエンナーレ2019」に対して交付予定だった補助金約7800万円を、全額不交付とすると発表。大村秀章愛知県知事は決定の取り消しを求めて国を訴える考えを表明しているが、これを後押しするように各地でデモが相次いでいる。 文化庁のあいトリ補助金交付撤回に反対する緊急ミーティング。2019年9月27日(金)18時〜。上野東京藝術大学美術学部正門。集合後、場所は移動する可能性あり。詳細は→ #芸大前0927 — 毛利 嘉孝 (@mouri) September 26, 2019 9月27日に

    東京藝大や京都の文化庁でも。あいトリ補助金全額不交付への抗議デモ続く
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    repunit 2019/09/28
    虚偽の申請をして不交付になった事例で信頼関係とか言い出すの出オチにもほどがある。