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ブックマーク / newswitch.jp (267)

  • 座席にスピーカー機能、パイオニア・独レカロが開発した振動子内蔵シートの音響 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    パイオニアは独レカロと振動子内蔵シート「RCS Sound edition」を共同開発した。レカロが10月1日に発売する。シート背面下部に二つの振動子を内蔵。既存のオーディオシステムと組み合わせて使用する。シート全体から音が出るため、身長や運転姿勢を問わず車室内空間全体を包みこむような安定した音を届ける。消費税抜きの希望小売価格は19万5000円。全国のレカロ販売店などで取り扱う予定で、年間500台の販売を目指す。 新製品はレカロのシート「RCS」を使用した。ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)を活用し、背もたれが固定され座面と一体成形になっている「フルバケットシート」で、通常はレース車両やスポーツ走行に使用される。人間工学を応用した設計により、長時間走行しても身体に負担が少なく乗り降りしやすい形状になっている。 振動子を内蔵した新製品のシートは継ぎ目がなく広い面積を持つフルバケットシー

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    repunit 2024/07/03
  • 「クラウン」「レクサス」「アルファード」…豊田織機の「電池」採用拡大、HV需要で量産も ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    LiB開発などに知見活用へ 豊田自動織機の電池事業が着実に拡大している。2021年に車載電池として世界初となるハイブリッド車(HV)用バイポーラ型ニッケル水素電池の生産を開始。24年1月には石浜工場(愛知県東浦町)の第2新棟を稼働し、同電池の年間生産能力は同社全体で72万台になった。同電池を搭載するトヨタ自動車の車種も増加傾向にある。今後HV需要はさらに伸びる見込み。豊田自動織機における電池事業の重要性が増している。(名古屋・川口拓洋) 豊田自動織機はバイポーラ型ニッケル水素電池をトヨタと共同開発。21年5月に共和工場(愛知県大府市)でトヨタの小型HV専用車「アクア」向けに量産を開始した。 同電池は一つの電池ケースの中に、集電体(金属箔〈はく〉)と電極(正極・負極)を集約することで小型化と高出力化を両立。従来型の駆動用電池に比べ同じ体積で2倍の出力を発揮できる。「高い出力を生かし低速からス

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  • スバルが内製で推進するAI開発の現在地 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    SUBARU(スバル)が人工知能(AI)開発に腰を入れている。2020年12月、AI開発拠点「スバルラボ」(東京都渋谷区)を開設し、運転支援システム「アイサイト」に組み込むAIを内製している。同社は30年までに、スバル車による死亡交通事故をなくすことを目標に掲げる。その実現に向けて20年代後半までに、開発するAIをアイサイトに搭載することで運転支援機能をより向上させたい考えだ。 「当に必要な技術を作るためには他力願にならず、自分たちで取り組んだ方が良いと判断した」。AI開発の内製化に格的に乗り出した背景についてスバルラボの齋藤徹副所長はこう話す。スバルラボを立ち上げるまでは、主に東京事業所(東京都三鷹市)や群馬製作所(群馬県太田市)などの拠点でAIを開発していた。そのメンバーをスバルラボに集め、25人ほどの体制で始動。その後、外部人材の採用にも取り組み体制強化を進めている。齋藤副所

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    repunit 2024/06/22
  • 作業時間5分の1…光通信網の電柱不要に、NTTが路面溝に敷設可能なケーブル開発 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    NTTは通信ケーブルを通す地下パイプや電柱を介さずに、路面の溝に敷設可能な光ファイバーケーブルを開発した。路面上でも容易にケーブル同士を接続できるコネクターを用いることで、大規模な掘削や建柱工事をせずに光ファイバー網を構築できる。従来比で作業時間を5分の1程度に削減できることから、自動運転用インフラや、より多くの基地局設置が必要な次世代通信網の整備などでの活用を見込む。 NTTは光ファイバーケーブルの外径を従来比3分の2の6ミリメートルに縮小し、道路などのアスファルト舗装に形成した深さ約3センチメートルの溝に通す技術を開発した。溝は、道路工事に使うアスファルトやコンクリート用の型を用いて形成する。この溝の中に光ファイバーケーブルを埋めて光回線網を構築する。これにより、道路脇の街路灯などに設置した第5世代通信(5G)用アンテナへ容易に光ファイバーケーブルを通せる。 敷設できるケーブルは、40

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    repunit 2024/06/07
  • 「空気亜鉛蓄電池」実用化へ、シャープが実証 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    シャープはリチウムイオン電池(LiB)より低コストで大容量にできる空気亜鉛蓄電池の実用化に向け、2024年後半から実証実験に乗り出す。太陽光発電システムに空気亜鉛蓄電池を接続して性能を検証する。まずはビルや工場の自家消費型発電向けを想定し、早期の実用化を目指す。コストの優位性を生かし、将来は大規模太陽光発電所(メガソーラー)向けなどの需要を見込む。 シャープは環境省の採択を受けて空気亜鉛蓄電池を開発しており、現在は実証実験に向けて容量12キロワット時の試作機を開発中。太陽光発電の電気を使い、充放電性能などを検証する。将来は商用機として、同2520キロワット時の実現を目指す。 同社の空気亜鉛蓄電池は負極活物質に亜鉛、正極活物質に酸素を利用する。亜鉛が酸化亜鉛になる反応を利用して放電する。 粉末状の亜鉛を含むアルカリ性の溶液を電解液に用いる。電解液はポンプにより槽内を循環し続ける構造のため、負

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    repunit 2024/06/03
  • 「太陽光パネル」大量廃棄時代近づく…どう処理するか、リース大手に問われる戦略 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    リース大手は太陽光パネルのリユース、リサイクルの事業化に向けた動きが活発だ。背景にあるのは今後予想される太陽光パネルの大量廃棄。2012年に始まった再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)で設置された太陽光パネルが30年代以降に順次寿命を迎え、大量の太陽光パネルをどう処理するかが課題となっている。発電事業やリースで大量の太陽光パネルを扱うリース会社にとって避けて通れない問題だけに、各社の戦略が問われている。(石川雅基) 再生実現へ今秋にも実験開始 「自社が作ったモノや使い終わったモノがどうなるかに無関心ではいられない時代になっている」。リース事業協会の会長を務める三井住友ファイナンス&リース(SMFL)の橘正喜社長は多くの製品を扱うリース会社のビジネスについてこう指摘する。これまで「リース会社は3R(リデュース、リユース、リサイクル)を長年けん引してきた」(橘社長)と自負を持つ。特にリ

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    repunit 2024/05/10
  • 出光が国内初、ナフサ分解炉でアンモニア燃焼 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    出光興産は徳山事業所(山口県周南市)の商業用ナフサ分解炉で、アンモニアを燃料として使用する実証試験を実施した。ナフサを高温で分解し、石油化学製品の基礎原料となるエチレンやプロピレンなどを製造するナフサ分解炉でのアンモニアの燃焼は国内初。既存の燃料の2割超をアンモニアに切り替えて操業し、アンモニア燃焼が可能であることを確認した。 燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないアンモニアは、エネルギーキャリアや発電・工業ボイラー用の燃料として注目されている。ただ化石燃料と比べて発熱量が低く、着火性も悪いことから燃焼性に劣るといわれる。燃焼時に生じる窒素酸化物を抑える必要があるほか、操業中の大規模プラントでの燃焼はリスクがあるとされてきた。 これに対し、燃焼排ガス中の窒素酸化物を低減させるための脱硝設備を装備していないナフサ分解炉で実証。アンモニア専用バーナーの採用や燃焼制御により、窒素酸化物が環境規

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    repunit 2024/03/26
  • 発電容量は1枚40W…歩道に設置できる太陽光パネル、MIRAI―LABOが投入 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    MIRAI―LABO(東京都八王子市、平塚利男社長)は、歩道に設置できる太陽光路面発電パネル「Solar Mobiway block(ソーラーモビウェイブロック)=写真」を、5月に先行発売する。パネルの量産化に取り組み、コスト低減を図る。 ソーラーモビウェイブロックは、人が歩いても安心であることを最優先に開発した。1枚当たり約40ワットの発電容量を持つ太陽電池セルには、同社が開発した表面構造を採用。あらゆる角度から太陽光を受光し、安定した発電を可能にした。 また、太陽光電池セルは保護用透明樹脂で覆い、上面にセラミック片を混ぜた透明な樹脂で滑り止め処理を実施。パネルの長寿命化に加え、スリップ防止機能や耐摩耗性を高めた。 サイズは996ミリメートル四方の正方形で、組み合わせて歩道やオフィスビルの敷地などに設置できる。枚数を増やすことで広さに合わせた柔軟な拡張ができるほか、設置後の移動や撤去も容

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    repunit 2024/03/16
  • 太陽光発電量6%向上…大日印が開発、両面採光向け反射シートの効果 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    大日印刷(DNP)は両面採光型太陽電池モジュールの発電量を向上させる「DNP太陽光発電所用反射シート」を開発し、提供を始めた。発電所の地面に敷設し、モジュールの裏面に入射する光を増加させて発電量を高める。実証実験では発電量が約6%向上した。太陽光発電所の経年劣化に伴い、両面採光型太陽電池モジュールなどの導入で発電量を増やすリパワリングのニーズの高まりに対応する。価格は個別見積もり。2025年度までに累計50億円の売り上げを目指す。 受注生産で、基は縦1メートル幅のロール状で供給する。太陽電池の発電領域である光の波長400ナノ―1200ナノメートル(ナノは10億分の1)に対して、85%以上の反射率を持つ。光の散乱効果が高く、幅広い太陽の角度に対応する。樹脂製で金属を含んでいない。 シートの表面は平滑で土や泥などの汚れが付きにくく防汚性に優れているため、長期間、シートの反射率を保ちやすい。

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    repunit 2024/03/11
  • 延べ走行距離5倍以上…KRIが長寿命EV電池サンプル出荷へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    KRI(京都市下京区、川崎真一社長)は、電気自動車(EV)の延べ走行距離を現状比5倍以上にできるリチウムイオン電池(LiB)の試作品を2025年度にもサンプル出荷する。蓄電容量30キロワット時で設計してEVに適用した場合、延べ走行距離を従来の16万キロメートル程度から80万キロメートル以上にできる見込みという。車載用途を中心に事業展開を検討する企業向けに提供し、企業の製品化を後押しする。KRIは大阪ガスの子会社。 LiBはリチウムイオンが均一に反応しないことで、劣化が進むとされる。このため材料や電極構造などを見直し、反応を均一化させることが長寿命化実現のカギとなる。 KRIは蓄電池の試作実証を手がける子会社エス・イー・アイ(津市)を通じ、反応の均一化について実証中。24年度中にも研究開発を完了させ、試作品を製作する計画。基性能は蓄電容量が約10アンペア時で、エネルギー密度が1リットル当た

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    repunit 2024/02/26
  • 市販製品で初採用、ジェイテクト「高耐熱リチウムイオンキャパシタ」の性能 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    ジェイテクトの蓄電デバイス「高耐熱リチウムイオンキャパシタ」が萩原テクノソリューションズ(名古屋市東区)のメンテナンスフリー無停電電源装置(UPS)「H3UPS―J」に採用された。市販製品への採用は初。業界トップレベルの使用温度範囲や、車載用途にも利用可能な高い安全性、耐久性が評価された。 UPSは停電や落雷など電源トラブル発生時に電気を一定時間供給し続けるための装置。H3UPS―Jは、従来のUPSで課題となっていた消耗や劣化によるバッテリー交換の手間を回避し、10年以上のメンテナンスフリー運用を実現。短時間停電や頻繁に瞬停が起こり得る電源環境への導入が見込まれる。 高耐熱リチウムイオンキャパシタは出力密度に優れ、繰り返し充放電による性能劣化が少なく電池寿命が長い。また動作温度範囲はマイナス40―プラス85度Cを実現し、電圧制御することで100度Cまで使用可能。今後も自動車や工作機械、建設

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  • 動物福祉と経済性、日本の養鶏は両立できるのか ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    市場混乱・農家は死活問題 元農林水産相が収賄罪で在宅起訴された事件を受け、鶏卵業界のアニマルウェルフェア(動物福祉)に注目が集まった。事件は家畜をストレスの少ない状態で飼育するアニマルウェルフェアの国際基準案に反対するなどの見返りに現金を受け取ったとされる。動物福祉の推進派は「日は乗り遅れている」と批判する。だが、経済性と両立させずに動物福祉を進めるなら市場が混乱する。二つを両立させる技術と稼ぐビジネスモデルが必要だ。(小寺貴之) 30年ケージフリー見込む 「2030年にはケージフリーを見込める状態にしたい。日は畜産後進国だが、国内のコンセンサスは得られると考えている」と、NPO法人アニマルライツセンター(東京都渋谷区)の岡田千尋代表理事は説明する。ケージフリーとは平飼いや放し飼いを指す。米国ではマクドナルドやスターバックスなどが25年までにケージフリーの卵を調達することを宣言し、鶏卵

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  • トヨタの小型ピックアップトラック「ハイラックス」生産の新工場が稼働開始 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    トヨタ自動車は12日、ミャンマーに新設した完成車工場の稼働を9月に始めたと明らかにした。当初は2021年2月に稼働する予定だったが、同時期に起きたクーデターや、コロナ禍の影響で見送っていた。状況が安定してきたことを受け、1日当たり1―2台のペースで生産しているという。 新工場はミャンマー最大都市であるヤンゴンの南部近郊に位置する、ティラワ経済特区にある。トヨタとしては同国初の完成車工場になる。生産車種は小型ピックアップトラック「ハイラックス=写真」。年2500台規模で生産し、稼働当初は日などから主要部品を輸出し現地で組み立てる「セミノックダウン」方式を採用する計画を発表していた。 現地の産業発展やモノづくりを通じた人材育成への貢献などを狙い、情勢を慎重に勘案して稼働を始めたという。今後の増産計画などは未定としている。 【関連記事】 トヨタの世界戦略を支える強力な「日独連合企業」

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    repunit 2024/02/16
  • マツキヨは中小調剤薬局の救世主になるか ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    大手ヘルスケア企業が中小の調剤薬局を巻き込む“緩やかな提携”を推進している。内容は経営指導や品ぞろえの支援、機器・情報システムの提供など多彩だ。調剤薬局は生活者が健康相談の目的で気軽に入れる「健康サポート薬局」になることを求められており、個人経営店では対応しにくいことが背景にある。大手企業にとっても中小薬局と徐々に関係を深めつつ、M&A(合併・買収)の可能性も探れる利点がありそうだ。 ドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングス(HD)は、中小薬局の経営や調剤業務を支援する事業「マツモトキヨシ調剤サポートプログラム」を12月に始める。 中核事業会社であるマツモトキヨシの成田一夫社長は「我々はグループの調剤薬局を健康サポート薬局にしていく。(その過程で得た知見を)外部向けにも商品化する」と意気込んでおり、開始5年後に400―500店舗の参加を目指す。 厚生労働省は2015年9月、調剤薬

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    repunit 2024/02/10
  • トヨタが悩んだ時に訪ねたのは「ロードスター」開発者だった ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    若者のクルマ離れが叫ばれて久しい。少子高齢化が進む国内の自動車市場では、それをなんとかい止めたいところ。だが「スマホ世代」を振り向かせるのは容易ではない。そんな中、トヨタ自動車のスポーツ車「86(ハチロク)」は20代にも多く売れているという。どんなマーケティングをしてきたのか。 トヨタは大量に売れるクルマを優先した結果、一時期スポーツ車が商品群から姿を消した。「それが若い人のクルマ離れにつながる要因にもなった」(嵯峨宏英専務役員)と反省する。 2000年に発売した小型車「bB」など若者対策には以前から取り組んではいた。しかし、どれも「一時は支持を得られるが長続きしなかった」と86の開発責任者、多田哲哉チーフエンジニア(CE)は振り返る。 行き着いたのが「クルマ好きの王道」(多田CE)であるスポーツ車だった。07年に開発を始めた。トヨタとしては久方ぶりのスポーツ車開発で、多田CEが助言を乞

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  • 日本郵船は3倍超100隻以上に、船舶で衛星通信「スターリンク」の導入が広がる理由 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    郵船は2024年度内に、米スペースXの低軌道衛星通信サービス「スターリンク」を導入する外航船を現在の3倍超となる100隻以上に拡大する。船員が気軽に通話できるようにして生活の質を高め、船員の確保につなげる。また船と陸との間の情報共有や遠隔医療支援にも役立てる。商船三井も23年度中に140隻に導入する計画で、海運業界の人手不足対策として導入が広がっている。 日郵船は22年12月にスターリンクの試験導入を始めた。特に若い船員は、スマートフォンなどで「常に誰かとつながっていたい」というニーズが強く、通信環境は生活する上で重要な要素になっている。試験導入の結果、スターリンクは通信速度を大幅に改善でき、家族や友人らとのビデオ通話を気軽に行えるようになった。また船と陸との間の情報共有や会議、トラブル発生時や遠隔医療時の陸からの支援にも役立てられる。 船員からの評判も良かったため、導入隻数を増やす

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    repunit 2023/12/28
  • 中国が黒鉛輸出規制…産業界の反応・政府の対策は? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    中国政府がリチウムイオン電池(LiB)の電極に使われる黒鉛(グラファイト)の輸出を、12月から規制すると決めた。調達が滞れば、日が重点分野に据える電気自動車(EV)用電池の生産に支障が出かねない。政府は電池などに使う重要鉱物の安定供給確保を急ぐ。同時に、経済的な脆弱性や相互依存関係を利用して他国に圧力をかける「経済的威圧」への警戒感を強めており、対応を強化する方針だ。 エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)によれば、中国は天然黒鉛の世界生産で65%を占め、日は天然黒鉛、人工黒鉛ともに調達分の約9割を中国からの輸入に頼っている。ある経済産業省幹部は「まずは(日企業にどのような影響があるかなど)状況を把握し、必要な対策を考えていかなければならない」と話す。 産業界は動向を注視している。電池の負極材を日で生産するレゾナックは、黒鉛は中国だけではなく「さまざまなルートから調達している

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    repunit 2023/10/27
  • 日産「デイズ」一部刷新、軽で初めて標準設定する装備は? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    日産自動車は2023年内に、軽乗用車「デイズ=写真」をマイナーチェンジして発売する。軽として初めて「後側方車両検知警報(BSW)」「後退時車両検知警報(RCTA)」を標準設定した。前面のラジエーターグリルを一新し、「デジタル・Vモーション」と呼ぶデザインを採用した。消費税込みの価格は143万7700―208万100円。 日産と三菱自動車の共同出資会社NMKV(東京都港区)と協力して日産が企画、開発した。三菱自の水島製作所(岡山県倉敷市)で生産する。販売目標台数は非公表。 【関連記事】 日産が新しいクルマ作りで必ず頼りにする機械メーカー

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    repunit 2023/10/19
  • 韓国部品でiPhone不良発生、やっぱりフッ化水素の国産化は困難? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    日韓両政府は輸出管理をめぐる問題を議論する局長級の政策対話を16日に開き、24日を軸に日韓首脳会談の開催を調整している。だが元徴用工問題などで両政府の認識には大きな隔たりがあり、どこまで歩み寄れるかは予断を許さない。すでに韓国は日からの輸入に依存しているフッ化水素の国産化を模索しているが、課題は少なくないようだ。 韓国メディアによると、LGディスプレイは米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)11 Pro」シリーズ向け有機ELパネルで、日製から切り替えて国産化したフッ化水素に起因するとみられる大量の不良が発生した。今年8―9月に品質不良が発覚し、11月頃まで一部生産への影響が残っていたもよう。 LGディスプレイは韓国での国産化に成功したというフッ化水素を使い、画面に縦じまが入る製品不良を発生させたという。川下の組み立て段階で判明し、数十万枚のパネルが廃棄されたという。一

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  • 「富岳」と組み合わせ“世界一”の性能確保へ、理研がAI用スパコン「語岳」整備 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    理化学研究所は人工知能(AI)向けスーパーコンピューター「語岳」を整備する。AI向けの計算性能はスパコン「富岳」の4・5倍。語岳と富岳を組み合わせ、世界一となるスパコンと同等性能を狙う。 語岳は低精度演算性能で9エクサフロップス(エクサは100京)のグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)スパコン。浮動小数点数を8ビット形式で表現。精度は低くても大量の計算を走らせるタスクに向く。メモリー使用量も少ない。 一方、浮動小数点数を64ビット形式で演算する倍精度演算では0・147エクサフロップスと富岳の3・7分の1に相当する。富岳は中央演算処理装置(CPU)ベースで、語岳はGPUベース。この2台を20テラビット/秒(テラは1兆)の高速ネットワークで接続して運用する。 富岳の後継機開発は実現可能性を調査するフィジビリティースタディーの段階にある。既存の富岳を最大限活用して大規模な基盤モデル

    「富岳」と組み合わせ“世界一”の性能確保へ、理研がAI用スパコン「語岳」整備 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社