北アルプスを貫き大町市と富山県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」を運営する立山黒部貫光(富山市)は1日、トロリーバスの駅員体験イベントを開いた。11月末に運行を終える記念に思い出をつくってもらおうと企画。長野、富山両県の児童4人が富山県の室堂駅で、乗降者の出迎えや乗車券の確認などをした。 トロリーバスは架線からの電力で走る鉄道の一種で、現在、アルペンルートでの運行が国内唯一の路線だ。立山トンネルの室堂―大観峰間の約3・7キロを結んでいる。 4人は改札業務体験で、大観峰に向かう観光客から乗車券を受け取り、専用機器でQRコードを読み取った。うまく読み取れずに2人で協力する場面もあり、観光客は目を細めて見守った。 トロリーバスが出発する際には、前方で腕をまっすぐ挙げて発車許可を出す業務にも挑戦。許可を受けてゆっくりと進み始めた車両に向かい、子どもたちは大きく手を振り「行ってらっしゃい」と声をかけて
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