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進化に関するreqanuiのブックマーク (5)

  • 「DNAバーコード」大規模解析、進化の新事実が浮き彫りに

    頭蓋骨(2017年11月30日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / CRISTINA QUICLER 【5月30日 AFP】すしバーでマグロと偽って客に出されているテラピアを暴くために使われた携帯型の遺伝子検査機器。この機器が進化に関する深い洞察をもたらす可能性があるなどと、いったい誰が想像しただろうか。 あるいは、世界中の研究者数百人が10万種の動物から採取し、米政府の遺伝子データベース「ジェンバンク(GenBank)」に蓄積した遺伝子の断片。「DNAバーコード」と呼ばれるこの短い遺伝子マーカー500万個を徹底的に調べ尽くそうなどと、いったい誰が考えついただろうか。 これを考えつき、実行したのは、米ロックフェラー大学(Rockefeller University)のマーク・ストークル(Mark Stoeckle)氏とスイス・バーゼル大学(Basel University)のデー

    「DNAバーコード」大規模解析、進化の新事実が浮き彫りに
    reqanui
    reqanui 2021/03/08
    「個体が星だとすると、種はそれらが集まった銀河だ」とストークル氏は例えた。「種とは、何もない広大な遺伝子配列の宇宙空間に点在する、個体の星が凝集した星団だ」 喩えが名文だ。
  • 種分化は大きな島で起きやすい – 琉球列島で5回独立に平行進化した「キバラヨシノボリ」から多様化の地理的条件を探る

    種分化の起きやすさと生態系サイズの関係とは? 地球上にはさまざまな生物種が存在していますが、その多様性の度合は場所ごとに大きく異なります。たとえば赤道直下の熱帯雨林では多種多様な生物がひしめき合ういっぽうで、北極や南極にはとても限られた種しか分布していません。このような種多様性のばらつきは、他にも標高間や、大陸と島のあいだなど、さまざまな地域間で見られます。 この種多様性の地理的なばらつきを説明する仮説のひとつとして、1種が2種以上に分かれる現象である「種分化」の起こりやすさの違いを原因と考えるものがあります。すなわち、種多様性の高い地域は種分化が起こりやすく、多様性の低い地域では起こりにくいためだという仮説です。 では種分化の起こりやすさに、場所ごとの違いを与える要因はいったい何でしょうか? これまでにさまざまな潜在的な要因が挙げられてきましたが、なかでも説明力の高いもののひとつとして、

    種分化は大きな島で起きやすい – 琉球列島で5回独立に平行進化した「キバラヨシノボリ」から多様化の地理的条件を探る
  • 書評『宇宙は自ら進化した』(リー・スモーリン) - 水槽脳の栓を抜け

    Amazon.co.jp: 宇宙は自ら進化した―ダーウィンから量子重力理論へ: リー スモーリン, Lee Smolin, 野 陽代: 宇宙論における問題に、『ファイン・チューニング問題』というものがある。この宇宙を描写する理論のなかには数々の変数があり、その変数が少しでも異なると、生命など元から存在する可能性のない宇宙となってしまう。例えば、重力定数が少し大きいと恒星は小さくなり、数千万年で燃え尽きてしまう。また、電子と中性子の質量の微妙なマッチングが原子核を安定させている。 これを解決する一つの手段が『人間原理』と呼ばれるものだ。そもそも、人間が存在しなければ宇宙は観測されない。観測可能な宇宙には『人間が存在する』という前提があるのだ。この原理は、宇宙が無数に存在し、そのうちで我々が考えるべき宇宙は生命を可能とする宇宙のみなのだと解釈される。 書の著者、リー・スモーリンはそのよ

    書評『宇宙は自ら進化した』(リー・スモーリン) - 水槽脳の栓を抜け
  • 「服は人なり」を突き詰めたらどうなるか──『カエアンの聖衣』 - 基本読書

    カエアンの聖衣〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫SF) 作者: バリントン・J・ベイリー,大森望出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/03/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る読みたい読みたいと願いながらも古で手に入れるのもなあと思っていたのだが、ついにバリントン・J・ベイリー『カエアンの聖衣』が大森望氏の新訳で復活した。ハヤカワ文庫補完計画全70点の復刊ラインナップに早くから記載されていたものだから、最後(3月下旬刊)まで待つことになるとは思わなかったが待った甲斐はある。 衣装SF 作は衣装SFと言われる。それは一つに、『カエアンの聖衣』とついているように、カエアン人と呼ばれる人々が持っている特異な衣装哲学からきている。 カッコいい服を着ることで気分が高揚したり、自信が出てくるように、外見の変質が精神に影響を与えることは多くの人が頷くところであろう。それを発展

    「服は人なり」を突き詰めたらどうなるか──『カエアンの聖衣』 - 基本読書
  • 子どもっぽさが賢さのもと?〜日経サイエンス2009年10月号より|日経サイエンス

    脳の発達と進化に関する新しい見方が登場 人間の大人とチンパンジーの子どもには身体的に似た点がある。小さなあご,平たい顔面,薄い体毛などだ。幼体の特徴を保っていることを「幼形成熟(ネオテニー)」と呼び,特に家畜にはっきり見られる。例えばイヌは人間の好みに合わせて育種されてきた結果,垂れ耳や短い鼻先,大きな目など,成犬に育ってからも子犬の特徴を保つ品種が多い。 ヒトとチンパンジーの遺伝子はほとんど同じで,種が分かれたのも進化上ではそう遠くない600万年前なのに,両者の知能がまるで違うのはなぜなのか──最近の研究によると,幼形成熟が関連している可能性がある。 発現時期が遅いヒト遺伝子 動物の幼形成熟は発達過程の遅れから生じるものだと,ドイツにあるマックス・プランク進化人類学研究所の分子生物学者カイトビッチ(Philipp Khaitovich)は指摘する。例えば人間が性的に成熟するのはチンパンジ

    子どもっぽさが賢さのもと?〜日経サイエンス2009年10月号より|日経サイエンス
    reqanui
    reqanui 2020/05/23
    永遠の少年であるピーター・パンは大人になれない代わりに知能を発達させ続けられるのかななんて
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