【香港 6日 AFP】エクササイズブームが過熱する中で、記録的な数の人々が健康のために暑さ、湿度、活気の無いコースを気にもせずに4日の香港マラソン(Hong Kong marathon)に参加した。 しかし大気汚染が広がる中で、香港で運動する利点に関する疑問が持ち上がっている。 香港大学(The University of Hong Kong)のAnthony Hedley教授は、「私は世間を騒がせていると思われたくない。それでも、誰かが『私は走るべきですか?』と尋ねるなら、走るように勧める理由は1つも思い浮かびません。こんな不快極まりない空気の中でマラソンが開催される場所は世界中のどこにも無いでしょう。」とレース前に語った。 スモッグに空を覆われた香港のイメージという結果は、来年に香港が北京五輪の馬術競技を主催し汚染が国際的な注目の的となる際には、香港に深刻な影響を及ぼす恐れ