前の記事 総額150億ドル、安価に地球温暖化を遅らせる方法 「稲妻の制御」をめざす米軍 次の記事 ヒマラヤ氷河を急速に溶かす、都市からの「煤」(動画) 2009年12月22日 Betsy Mason Video: NASA/Goddard Space Flight Center Scientific Visualization Studio サンフランシスコ発――黒色炭素(ブラックカーボン)、すなわちディーゼル、薪、石炭などの燃料が燃焼して発生する「煤(すす)」の方が、温室効果ガスよりも気象への影響が大きい場合がある。 ヒマラヤ氷河が1960年代から約20%も縮小しているのには、アジアの都市部から飛来する黒色炭素の影響が考えられるという研究が、12月14日(米国時間)からサンフランシスコで開催された米国地球物理学連合(AGU)の会議で発表された。 米航空宇宙局(NASA)の大気学者Will