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ブックマーク / www.shift.jp.org (5)

  • 札幌ビエンナーレ

    「札幌ビエンナーレ」。タイトルにこう書くと、あたかも国際現代アート展が札幌で行われるのかと嬉しい驚きを与えてしまいそうだが、もちろん札幌でアートビエンナーレが開催される訳ではない。でも、そんな日がもうすぐやってくるのかもしれないと感じさせる手応えがあるのは確か。 札幌市立大学のメディア芸術論のクラスで、胸に期待がパンパンに膨みそうな札幌でのアートビエンナーレの可能性に着目した授業が行われた。大学とその学生達によって、架空だけど期待溢れる「札幌ビエンナーレ」への第一歩のドアが開いたので、ちょっと覗いてみることにした。 札幌市立大学では、メディアデザインコースのひとつとして、札幌での国際コンテンポラリーアートビエンナーレ「札幌ビエンナーレ」の発展について検証していく「メディア芸術論」のクラスがドイツ人アーティストのニーナ・フィッシャーとマロアン・エルサニを教師陣に迎え昨年から今年の1月末まで行

    札幌ビエンナーレ
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    retlet 2009/02/19
  • ロンドン・デザイン・フェスティバル 2008

    ヨーロッパ最大規模のデザインの祭典、ロンドン・デザイン・フェスティバルが今年で6年目を向かえた。世界中から、このフェスティバルのために集まってきた屈指のデザイナーたちによる、クラフト、建築、家具、プロダクツ、グラフィック、さらにはファッション、ファインアートの分野におけるあらゆるデザインが11日間に渡り、ロンドン中に氾濫する。そうとなれば、ダブルデッカーバスに乗って、チューブに乗って、ロンドン市中に散らばる150のイベントを回れるだけ回ってみたいもの。すこし肌寒い秋晴れの空の下、熱いデザイン魂に触れる旅に出よう。 まず訪れたのは、ストランドのはずれにあるサマーセット・ハウス。噴水のある広々とした中庭が美しいこの壮大な建物の南側に、今年オープンしたばかりのエンバンクメントギャラリーがある。「Wouldn’t be nice,,,,」は同ギャラリーの二つ目の企画展となる。「あったらいいと思わな

    ロンドン・デザイン・フェスティバル 2008
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    retlet 2008/10/07
  • チャン・ジンア展「何か美しいもの」

    The Haunting © Zhang Jingna シンガポールに、デザイナー達によるニューウェーブが訪れている。シンガポールの新世代とも言えるだろう。グローバリズムと、グローバルな市民の発展によって、多様に交流し豊かになった文化とアイディアとアイデンティティが新しい個性を生み、それらは新たな理解を我々に求めている。 Forgotten Fairytales © Zhang Jingna チャン・ジンアの個展「何か美しいもの」(Something Beautiful)は、それらのひとつである。凍結した夢と、結晶化した物語からなる幾多のコレクション。22歳のチャン・ジンアがとらえた、質感豊かで鮮やかなイメージは、様々な個性を内にはらんでいる。中国、北京に生まれ、シンガポールで育ったコマーシャル・ファッションフォトグラファー、ジンナは微妙に異なるこの2つの文化をクロスさせ、表現する。 Ko

    チャン・ジンア展「何か美しいもの」
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    retlet 2008/10/02
  • ON ZA LINE(オンザライン)

    これまでに、3つのユニークなコレクションを展開し、ヨーロッパの「STORE」や高島屋など著名な小売店より注目を集め、 国立新美術館のSFTギャラリーでも展覧会を行った「ON ZA LINE」(オンザライン)。精密な型を作ることで、その素材や作品は自然に近い形に残り、実のところ自然の持つフォルムのパーフェクトなまでの陶製コピーを手にしているかのような気にさせられる。忙しい真っ只中にあるON ZA LINEの小玉清美さんと倉橋愛さんに彼女達の作品の昨日、今日、明日について伺った。 ON ZA LINE (Ai Kurahashi & Kiyomi Kodama) © Sebastian Meyer ではまず初めに、「ON ZA LINE」をスタートした経緯を教えてください。 2005年にスタートしました。その当時、私たちはそれぞれ違った仕事に就いていたのですが、そんな中で「私たちのプロジェクト

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    retlet 2008/10/02
  • 森山大道 写真展「記録/記憶」

    北海道での写真展は2003年に釧路芸術館で開催された「光の狩人 森山大道1965-2003」に続き2度目。札幌では初めてとなる「森山大道写真展《記録/記憶》」が札幌宮の森美術館で開催中だ。デザイナー長澤章生との出会いにより、34年ぶりに発行が再開された「記録」の写真、かつて訪れた北海道の写真、そして森山大道ダイジェストともいえる代表的な写真という3つのカテゴリーで構成されており、「アレ、ボケ、ブレ」だけではない世界が広がっている。 © Daido Moriyama ところで私は、会場内で見ることのできるドキュメンタリー「≒森山大道」(2001年)の影響か、煙草の印象がやたらと強い。「あれから煙草やめようと思ったりしていないんですか?」などというどうでもいい質問もしつつ、6月29日に行われたギャラリートークのために来札の森山さんに話を伺った。また「記録」の発行人でもある長澤さんも同席し、話を

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