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ブックマーク / screammachine.hateblo.jp (6)

  • 絶叫機械+絶望中止 マンガにおける各要素の扱いについて。

    要約:どんなマンガにも、あらゆるテーマが混在し得る。マンガ内に局在する物語の要素を見逃すな。 ファック文芸部の方でハチクロについて書いたんだけど(ついて?)、それで思い出したので、前に書いたエントリをサルベージ。↓『ハチクロ』『のだめ』と『シュガー』『昴』の違い。 なぜなら、狂気の快楽は、恋愛とは相容れない場合が多いからだ。 (絶叫機械+絶望中止 2005年1月20日 天才が出てくるマンガについての話 より) そして映画『ヘルボーイ』について(原作がマンガ)。 簡単に言うと恋愛映画なんだけど、それくらいの宿命と出会いがあれば愛も燃え上がるっちゅう話ですわ。 (絶叫機械+絶望中止 2004年10月20日 観よう!ヘルボーイ! より) ここにあがった作品には共通点があって、それは「ああ、こいつら他の男や女じゃ愛し合えない」というもの。これが面白いことに『昴』と『ヘルボーイ』はその力の強さゆえに

    絶叫機械+絶望中止 マンガにおける各要素の扱いについて。
  • 小さなウソほどむずかしい。 - 絶叫機械

    昨今作られる日戦争を題材にした舞台ってのは、だいたい誰かのために死ぬということが描かれていて、でもそれは嫁さんとか好きな女の子とか母さん父さんありがとうとかになっていて、観るたびにそれはお前欺瞞ではないのか、と思う。これは全然高尚なレベルの話ではなくて、もっとどうしようもない、たとえば昔見た舞台で、彼女や嫁さんや家族もおらん兵隊が、炊き出しのおばさんのために死ぬぞおれは、といって特攻している話があって、クソが、とりあえずそのばばあと一発やってから言え、とか、そういう話だ。 もちろんやるとかやらないとかが重要なのではない。誰かのために死のうにも、相手も何もない連中が大半で、死ぬべき理由もないのに殺されるにはキツすぎるから、天皇がその役目を負ったんではないか。それをお前、炊き出しのおばさんで代替するのはちょっとズルくないか。というわけである。いやしかし、結局やっぱりどう考えたって「何かのた

    小さなウソほどむずかしい。 - 絶叫機械
    retlet
    retlet 2006/08/31
    <q>世界が滅びそうなときに、何をすればいいかはだいたいわかる。だけど目の前でひとが死にそうなときや、おれが死にそうなときにどうすればいいかなんてことは、どんなにおれがバカでも、今すぐには決められない</q>
  • デッサンてなあ便利な言葉のように見えましてね。 - 絶叫機械

    Amazonのキム・ヒョンテ画集のレビューより。セカイは広いなあ。どうも絵描きらしいんだけど、この人の考える「デッサン」を知りたい。 http://d.hatena.ne.jp/kanose/20060728/kim この記事を見て、マンガにおけるデッサンて何なのかを考えてみよう、と検証画像を作ったんだけど、なんか詳しく説明しなくても見たらわかると思ったよ。デッサン、つまりこの場合は立体としての構造の破綻は、ある場面において確実に起こっています。でもそれでいいんじゃないですか。なぜなら同じ画面上で物体の移動を表現するためには、意図的にデッサンを狂わせる必要があるからです。 検証用に使ったのはここの画像です。横たわった絵なのに、こちらへ向かう視線を感じます、それはなぜか? 元画像  元画像から切り抜き。 輪郭線ごと左右反転  輪郭線のみ。 輪郭線を輪切りに。 上方から見るとおそらくこう。で、

  • 絶叫機械+絶望中止 - 2006年04月12日 本物なのにミニチュアに見える写真と動画。

    Model World Olivo Barbieriとゆうひとの、世界の建造物をヘリからアオって撮ろうというプロジェクト。これは小さい! そして日でも撮っていられる方がいらっしゃる。 http://www.tokatsufilm.com/special/travelogue.html 実際に撮影してるところをTVで見たのですけど、驚くほど簡単な方法でした。カメラに詳しくないのでよくわかんないけど、「普通はこういう風に撮るわけですが、この部分をこういう風に斜めにするだけです」とかそんな感じ。目からウロコ。 http://d.hatena.ne.jp/./kowagari/20060410/1144653454 動画:http://d.hatena.ne.jp/./kowagari/20060412/1144820344 よくわかんないと書きながら当はわかっているのかもしれないけど、おれは

    絶叫機械+絶望中止 - 2006年04月12日 本物なのにミニチュアに見える写真と動画。
    retlet
    retlet 2006/04/14
    擬似ミニチュア写真いろいろ
  • 絶叫機械+絶望中止 - 2006年02月27日

    要約:映画は娯楽であるべきだ。しかし、政治的テーマを扱った映画の場合は、そのテーマを含めた思想そのものが娯楽の対象である。よって、含まれる「政治的テーマ」もしくは「思想的テーマ」を楽しめないならば、それは映画を楽しんだことにはならない。映画を楽しむためには、政治的偏向を捨て去るべきである。 先日のエントリで話題にした『ホテル・ルワンダ』を見ても差別がやめられない方が、またもや考えるための材料を提供してくださった。 私自身は、映画鑑賞後に、町山氏の書いたパンフレットの文章を読んだことで「ホテル・ルワンダ」という素晴らしい作品の印象が、多少なりとも損なわれてしまいました。他の人はどうだか知りませんが、私はそうだった、というだけの話です。 (中略) それでも「ホテル・ルワンダ」という映画は、良い作品だったと思っています。 私は映画はエンタテイメントでしかない、と思っています。料金を支払い、支払っ

    絶叫機械+絶望中止 - 2006年02月27日
    retlet
    retlet 2006/02/27
  • 絶叫機械+絶望中止-明日発売だよ!『嫌オタク流』

    緊急出版! ぼくらはみんな“萌えカス”になってしまったのか!? 誰も語らなかった、もうひとつのオタク論(目次参照)。書を、「オタクこそが優生種族である」「市場原理によってオタクオタク以外のものを淘汰した、我々の勝利だ!」と無邪気に信じている人々へ捧げる―――。 http://www.hanmoto.com/bd/ISBN4-7783-1001-2.html 実際に「萌えオタ差別」ってのがあるとしたら萌えオタだけバスの席が違うとか萌えオタ専用の学校があるとか道を歩いていたら意味もなくショットガンで殺されるとかそういう感じになると思う。まァ個人の資質で集団から排除されたのを「おれは萌えオタだから」って理由で説明するのは楽でいいですよね。問題は物理的に社会から排斥された世代の表現者(まあ宮崎事件前後)と現代の受動的オタクには、明らかな隔絶がある、ってところなんだろうけど。当に覆しようのない

    絶叫機械+絶望中止-明日発売だよ!『嫌オタク流』
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