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本とあとで読むに関するretuner640のブックマーク (8)

  • 「場ちがいな人生」を、そのまま生きていい。:日経ビジネスオンライン

    引用したのは、1942年に出版されたカミュの『シーシュポスの神話』の一文だ。「不条理(absurde)」は、こののキーワードである。 辞書を引けば、「absurde」の項には「不条理」「馬鹿げた」といった訳語が並ぶ。「場ちがい」などという訳例はない。しかし、このを読んでいて「不条理」という語にぶつかると、そのたびにぼくは頭の中で「場ちがい」と読み替えている。上の引用文もそうだが、カミュの使い方、文脈上の意味は、「場ちがい」に近いと思うからだ。 ムルソーは「場ちがいな人」 『シーシュポスの神話』と同じ年に出版された小説が『異邦人』である。 母親の葬儀や服喪中に、ふさわしくない振る舞いをしたムルソー。彼は、友人のケンカ相手を射殺して裁判にかけられるが、取り調べでも法廷でも「場ちがい」な発言に終始して、ついに死刑判決を受ける……これが『異邦人』のあらすじだ。 主人公ムルソーは、母親の死、他人

    「場ちがいな人生」を、そのまま生きていい。:日経ビジネスオンライン
  • 論理パズルを攻略するテクニック - hiroyukikojima’s blog

    来週、いよいよ、ぼくの単行デビュー作『数学迷宮』の復刻版『無限を読みとく数学入門』角川ソフィア文庫が刊行される!これは待ちにまった瞬間だ。このは、ぼくにとって最も大事なだからだ。そして、いまだに乗り越えることができないぼくの最高傑作だからだ。実に感慨深い。 無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語 (角川ソフィア文庫) 作者: 小島寛之出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2009/08/25メディア: 文庫購入: 55人 クリック: 721回この商品を含むブログ (41件) を見るとは言っても、今回は、ものすごい改訂を行ったので、「復刻」というと語弊がある。原とはだいぶ異なっている。ある意味、「原型をとどめないほど」、と言ってもいいくらいだ。テレビでやってる「ビフォー・アフター」ぐらい「なんということでしょう」的リフォームになってしまった。どの辺がそうなのか、とい

    論理パズルを攻略するテクニック - hiroyukikojima’s blog
  • ものぐさ将棋観戦ブログ : 広瀬章人・遠藤正樹「とっておきの相穴熊」(マイコミ)

  • リヴァイアさん、日々のわざ: 日本人って集団主義なの?

    人は集団主義的である。 この言明は、だいたい事実だと思われていて、その一方でアメリカ人は個人主義的であり、西欧の多くの国の人たちも、やはり個人主義的であると言われる。 ぼくはこのことについて、ある程度のリアリティを感じつつも、程度の違いや分布の違いであり、そんな決定的な差として語るのは適切ではないと思ってきた。 また、実際、911直後のアメリカでの愛国の嵐は報道を通じてではあるけれど目の当たりにしたし、マッカーシズムの吹き荒れた頃には、反全体主義の名のもとに、集団主義的な行動が社会をしたのではないかとも感じてきた。 アメリカ人は個人主義ってういうけれど、ちょっとボタンを押してあげれば簡単に集団行動になっちゃうじゃないって。 けれど、書では、ぼくが感じてきたことをはるかに越えて、「日人は集団主義、アメリカ人は個人主義」というのが錯覚だという。 痛快だ。 まず、過去の日人論を論じ、日

  • 「散歩もの」孤独のグルメテイストな究極散歩マンガ

    散歩マンガ・・・この地味さがたまらない!! こんにちは、J君です。この世で最も奥が深く老若男女が楽しめるアウトドアスポーツといえば、ズバリ「散歩」ではないかと思っている今日この頃です。肉体年齢が60代、筋金入りのインドア派を自称するJ君でも可能なスポーツ、それが散歩。散歩 イズ ビューティフル。まあ・・・スポーツかどうかは別途議論が必要なところですが。 日はそんな「散歩」がテーマのマンガ「散歩もの」をご紹介します。「散歩」がテーマのマンガとか酔狂すぎる。どうやってオチをつけるんだ?と考える方もいらっしゃるかと思うのですが、実は作品は「孤独のグルメ」の名コンビ、谷口ジロー先生と久住昌之先生の作品です。当然のごとくオチはありません。 「散歩もの」は通常のマンガ雑誌ではなく「通販生活」という雑誌に掲載されていたマンガです。そういえば「孤独のグルメ」もパンジャという雑誌に掲載されていました。掲

    「散歩もの」孤独のグルメテイストな究極散歩マンガ
  • 『僕僕先生』(仁木英之/新潮文庫) - 三軒茶屋 別館

    僕僕先生 (新潮文庫) 作者: 仁木英之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/03/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 29回この商品を含むブログ (80件) を見る 第18回日ファンタジー大賞受賞作。玄宗皇帝が支配する唐代の中国を舞台とした中華ファンタジーです。 元エリート県令を父に持つ王弁は、その財産に寄りかかってグータラな日々を過ごしていました。見かねた父親はそんな彼を仙人の元へお使いに向かわせます。そこで王弁が出会ったのが僕僕先生です。仙人といえば白髪の老人というのが一般的なイメージだと思いますが、僕僕先生はその逆で、王弁よりも歳若い美少女の姿をしています。しかしながら紛れもなく数万年の時を生きる不老不死の仙人です。長命の仙人でありながら、女性の身でありながら、一人称は”ボク”を使い、自らを”僕僕”と名乗る実態とのギャップが、僕僕先生というキャラクターの個性と魅

    『僕僕先生』(仁木英之/新潮文庫) - 三軒茶屋 別館
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    引越し遍歴パートⅡ 2018年に「上京して10年で引越しを6回した」というブログを書いた。 月日は流れ、あれから6年…さらに2回の引越しをした。ホテル暮らしも含めると3回かもしれない。 前回の記事では主に神奈川〜千葉〜東京の引越し事情を書いた。関東の浅瀬でちゃぷちゃぷ遊んでいたに過…

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  • 『大東京三十五区 冥都七事件』(物集高音/祥伝社文庫) - 三軒茶屋 別館

    大東京三十五区 冥都七事件 (祥伝社文庫) 作者: 物集高音出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2004/06/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (14件) を見る 昭和6年頃の東京を舞台にした連作短編探偵小説です。昭和初期という時代背景は、現代を生きる私たちにとって必ずしも良いイメージを喚起しません。なぜならば、第二次世界大戦という未曾有の悲劇へと向っていく歴史の流れを想起せずにはいられないからです。しかしながら、当たり前のことですが、その時代を生きていた人はいますし、その当時の風俗に着目してみれば、何も悪いことばかりではありません。そこには苦もあれば楽もあります。そんな当時の人間の象徴、といってしまうと多方面からお叱りを受けること間違いなしですが(笑)、とにもかくにもたくましくその時代を生きている早稲田の不良学生・阿閉君は、日々の生活費の糧を得るべ

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