マクドナルドで発覚した食品偽装は、本部とは経営が独立のフランチャイズ(FC)店だから起きたとの見方もされた。ところが、このところテレビや週刊誌で直営店での問題が指摘されるようになっている。トップレベルの厳しい食品管理で知られるマックだが、今何が起きているのか。 週刊現代がマックシェイクなどの問題を指摘 マクドナルド直営店での問題を指摘した一例が、「週刊現代」2007年12月10日発売号の記事。「元直営店従業員が『恐怖のカウンター裏』を衝撃の告白 『マクドナルドを食べてはいけない!』」と題して、4ページにわたって東京都内の直営店の元従業員(29)らの証言を紹介している。 この元従業員によると、働いていた店では、マックシェイクで大腸菌などの検査をするとき、試験紙の色が変わることが結構あったが、店長ら上司の判断で客に出すこともあったという。また、小さい茶色のゴキブリが浮いていた油を使って、フライ