情報セキュリティー会社のネットエージェント(東京)が、スマートフォン(高機能携帯電話)の個人情報が悪用されたなどとして「危険」と判定したアプリ(応用ソフト)が、約3万5000種類あったことが17日、分かった。調査したアプリの10分の1に上るという。スマホの普及とともに個人情報を狙うアプリが横行しており、同社は「アプリを導入する際は注意事項をよく読み、安易に同意しないでほしい」としている。(フジサンケイビジネスアイ)アンドロイド用 約3万5000種類の「危険」なアプリは、いずれも米グーグルが提供する基本ソフト(OS)アンドロイド用。スマホから抜き出されたメールアドレス宛てに出会い系サイトに誘導する迷惑メールが大量に届いたり、インターネットに接続するたびに特定の広告を表示するよう遠隔操作で設定が強制的に変更されていたケースも確認された。 ネットエージェントは、アプリの用途や機能を調べるシステム