お盆明け仕事はじめの方も多いのではないでしょうか 今日はすっきり晴れていて暑いのですが、軽く鰯雲っぽい感じ すっかり晩夏、秋の空に見えてきました。 先週からのゼネコンシリーズはちょっとお休みして、私の好きな映画の話です。 リドリー・スコット監督によるこの「ブレードランナー」はその後の近未来SFのすべてに 強烈な影響を与えてしまいました。 映画の空間デザインと現実のデザイントレンドは基本的に連動していましたが、大きくは スタートレック→スターウォーズまでと このブレードランナーそしてエイリアンで サイエンスフィクションの世界、未来世界における物語空間の意匠がこれ以降大きく、そしてがらっと変わってしまうのです。 それまでのSF的テーマの映画空間は、未来未来、宇宙宇宙を意識するあまりに、ほぼそのすべてがアポロ計画や前回ご紹介した大阪万博のパビリオンのように、流線型で機械的でなめらかなボーイングデ
![建築エコノミスト 森山高至『ブレードランナーのビル 近未来SFにはなぜ様式美が必要か』](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/731f5684a8430a2ccd71b62273615a6a68119ddc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstat.ameba.jp%2Fuser_images%2F20090817%2F18%2Fmori-arch-econo%2F00%2F11%2Fj%2Fo0468022710234998975.jpg)