5年前、地震のあった翌週には、株買いの号砲*1を鳴らし続ける中で、報道を睨み続けながら、東京電力の注文を入れていました。その理由は、よく自分でも整理できていなかったのですが、おそらく要するに、当事者になりたかった。 東京電力、頑張ってくれ。今日俺は買った。— 真正ビール聖闘士 (@equilibrista) March 14, 2011 正直に言えば、長い時間が経過して、思い出すさまざまな事柄の時系列も詳細も、記憶は既に怪しくなってきました。ただ、切迫した状況に動揺する中で、自分と彼らとの関係は、直接的には単に電気代を払う顧客に過ぎなかった。眠らない官邸が放水ヘリを現場に飛ばす中で、そのことが腑に落ちなかった。投資とは何か。その大きな問いの中には、暮らしを大きく左右する原発を、保有し運営する電力会社の上場と取引についても、含まれているはずでした。 もちろん同時に、皮算用もしました。もっとも