阪神がトレードでロッテ清水直行投手(33)の獲得を目指すことが2日、明らかになった。FA交渉した三浦の横浜残留で、先発補強が暗礁に乗り上げたかに見えたが、素早く戦略を修正。清水はFA宣言せずにチームに残留したが、阪神は数年来、その実力を高く評価し、水面下で調査を続けてきた経緯がある。実績のある右腕の獲得はV奪還に不可欠。交換、金銭どちらも選択肢に入れ、ロッテ側とトレード交渉を開始することになった。 阪神が起死回生の「一手」を繰り出す方針を固めた。三浦の横浜残留により打撃を受けたが、すぐに善後策を協議。その結果、「ハマの番長」に劣らぬ実力派右腕の名前が急浮上した。ロッテでエースを務める清水の獲得を目指す方針を固めた。球団関係者は「2けた勝利を何度も挙げ、信頼感は十分。リーダーシップもあって、うちが必要としている要素を持っている。出血を覚悟しても取りたい存在だ」と話すなど、近日中にもロッテ側と