ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (25)

  • Ⅹ世代の生きずらさ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    X世代ってどんな世代? 世代分類にはいろいろありますが、日独自の「バブル世代」「さとり世代」などのものと、世界基準であるX世代・Y世代・Z世代・α世代などがあります この2種類は元号と西暦のようなものです 最近、年長者に「1964年以上前に生まれた人は何世代なの?」とよく聞かれるので、その辺に詳しい人事の人に聞いてみたら「60歳になったら世界共通シニア世代ですよ!消費の嗜好や能力、性格特性など特に分析されなくなります」とのこと 「人生100年時代なのに寂しいことを言うもんだ」と思いました とはいえ『未来は若者が創る』のは事実なので、社会が注目すべきはZ世代・α世代になります まして、この世代の人数の少ない日は丁寧に育てなければなりません 私はX世代なんですが、言われてみれば人事などにいても「Ⅹ世代の分析」などの話題はまずありません 「X世代ですか?Z世代なんかに比べ耐久力がありますよね

    Ⅹ世代の生きずらさ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 苦痛から逃れる知恵 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人は辛い経験を糧にできる 「子供が傷つかずに大人になることはない」といいます 子供が傷つかないように大人はいろいろ配慮しますが、現実問題それは難しく、時が経てば子供も「辛かったけど必要な経験だった」と悟るようになります 人間以外の動物は『10時間ぐらいしか記憶力がない』といいます 人間は辛いことも嫌な経験も忘れずに記憶しています これは『辛い経験を糧にできるから』だと言われています 逆に『辛い経験をずっと覚えているから、乗り越えようと知性が発達した』とも見れます 辛い経験を糧にできなかった場合、トラウマになるのかもしれません 大概の企業の新入社員入社研修では「知識」「やり方」とは別に「考え方」を独自に教育しますが、その企業の仕事内容・社風から辛い・苦しいことがあると思いますので「いかにそれを乗り越えるべきか」を先に伝授しておくのだと思います ノルマがキツイ アイディアが行き詰る 顧客のクレ

    苦痛から逃れる知恵 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 一本足打法よりプラス副業 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    副業の時代になる 前回の働き方の変化の続きになります 給料所得のみという一足打法から、副業をプラスして給料以外の所得を増やそうという話です これからの時代、水源はいくつかあった方がいいです Z世代は『60・20社会』=労働期間60年・企業の寿命20年を生きるからになります 日は寿命の長い企業が多いですが、会社は変わらずとも業態は大きく変えて延命している場合が多いです 大手の百貨店は元はすべて呉服店でしたが、呉服が衰退産業になったので百貨店という業種に生まれ変わりました デジカメやスマホの発展でカメラフイルムは衰退しましたが 、業種転換できた富士フイルムは生き残り、コダックはうまく業種転換できませんでした トヨタ自動車だって、もとは紡績機械の会社です 会社の寿命は長いですが、まるっきり業種が変わり、スキルが通用しなくなった社員も多いと思います 会社は変わらずとも、別会社になったも同然です

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  • 学歴フィルターは存在する - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    学歴フィルターは都市伝説ではない 「当社は人物位で採用をしておりますので、学校名にはこだわっておりません」 と大概の企業は述べると思います 企業は人という細胞で出来ているので、利のある人を採用するのが企業にとってもメリットがあります 「人物位なんだから会ってみないとわかりませんよ!学歴フィルターなんかあったら会えない人も多く、企業にとっても損失が大きい」などともっともらしいことを言っている企業は多いです では学歴フィルターは存在しないかというとそんなことはありません 学歴フィルターは存在します 企業は明確にターゲットがあります 客層は「学生でも変えるような価格帯」を狙う企業もあれば「富裕層をターゲットに絞る」という企業もあります 採用する学生にも何かしらの『ほしいタイプ』があるはずです 離職者の多さに悩む企業なら『定着率の高いタイプ』 士気が低迷気味なら『元気で明るいタイプ』 年齢が上

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  • 生き方の過渡期のX世代の雇用と年金 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    年金の現状とこれから 昭和の終身雇用&年功序列が摺り込まれ、平成の低成長時代を生き続けたのがX世代です 昭和の時代は世界的に評価の高かった終身雇用&年功序列の雇用システムも、令和になると「企業と人の成長を阻む悪しき仕組み」などという評価になり、新卒で入社して定年まで頑張った働いていると「1社のキャリアしかない人」「ぶら下がりおじさん」などと若い世代に見下されます X世代の上の世代が「最初入社した企業に定年まで滅私奉公するものだ」と教え込んでいるので、急な雇用変化に困惑しているX世代は多いです なかには「えっ、終身雇用は終わりつつあるの?」など昭和のままの頭の人もいます 「うちの会社は退職金が多くてね・・・」などと言ったらZ世代に「最後までいる人はこのご時世いないと思いますよ」などと言われ、そこで世の中の変化を知る人もいます 日の労働法は今のところ従業員の解雇は出来ませんが、水面下では『解

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  • 奴隷の平和 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    平和にも色々ある 「平和が一番だ!」と願う人の方が圧倒的に多いと思います 平和の中には『奴隷の平和』も含まれるそうで、かつてのソ連の配下の国々や、ロシア中国に挟まれた国々もそのような国は多いです ウイグル自治区などはひどい抑制を受けてますが、モンゴル自治区などは「中国とくっついていればいろいろ便利で豊かな生活ができる」と考えているようです 共産主義はとにかく宗教の求心力の強さを嫌いますので、イスラム教を熱心に信仰するウイグルと自然崇拝的宗教ののモンゴルでは抑圧度が違います 「共産主義の大国から信仰の自由を守るのだ!」という意識が強いと長く戦わなければならず、深刻な奴隷の平和ですが「信仰にはさほど拘りがない!それより豊かで快適な生活優先」なら奴隷の平和もメリットが大きいです 「社長になりませんか」で転職した苦い経験 以前「分社長になりませんか?」と引き抜かれたことがあります 「社長の名刺が

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  • 年金プラス10万円 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    昭和モデルから令和モデルの人生 昭和の時代は『学校出たら就職し55歳まで働き、後は退職金と年金で暮らす』というものでした 学習期20年・労働期35年・晩年期15年というのが昭和の人生モデルです 年金は15年支給で計算されていると言われます 戦争中を除き日人の昭和の平均寿命を見ると 戦前の昭和22年は男性50歳・女性54歳です 戦後の昭和25年は男性60歳・女性68歳に一気に伸びます 昭和35年は男性65歳・女性70歳 昭和50年は男性72歳・女性77歳 この辺までは55歳定年で年金支給は妥当といえます 昭和60年は男性75歳・女性80歳 この辺になると「年金支給は60歳にしないとやばい」となってきて、定年60歳・年金支給65歳の動きが出てきます 寿命はどんどん延び続けますので『労働期間は延び』『年金支給年齢は上がる』ことになります 経済学者は「労働期間を延ばせばいいだけのこと」と簡単に言

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  • 墓じまい - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    石屋さんのボヤキ 墓じまいを考えている親戚に頼まれて近所の石屋さんに行ったとき「最近は墓石が全く売れずに、墓石の撤去の依頼ばかりだ!」とぼやいていました 2040年には寺院の4割が消滅すると言われています お寺の檀家離れも進み、経営難に陥る寺社も増えているそうです 日は無宗教の国とも言われてますが、仏教と神道を根底に生きている人は多いです 正月には8000万人が初詣に出かけ、お盆には民族大移動的にお墓のある実家に帰省します もともと日人は特定の寺院の檀家となり、葬儀や墓地の管理を依頼してきました 昨今は檀家関係を結ばない人が増え、檀家からのお布施をあてにしていた寺院の経営が大きく揺らいでいます 日のお寺は大幅消滅の危機に瀕しているようです お寺はどうなっていくのか 人口減少に追い打ちをかけるように未婚化が進み、男性の半分は生涯未婚になると予測されてます 晩婚化も昔のように兄弟の多い家

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  • 踏み出せばその一歩が道となる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    アリと猪木の生きざまと死にざま 日のプロレス界を牽引し、国会議員としても活動した元プロレスラーのアントニオ猪木さんが10月1日朝、心不全のため79歳で亡くなりました 〈強い〉〈元気〉〈活動的〉なイメージの強い猪木さんですが、闘病後の衰弱していく姿もメディアやSNSを通して流し続けました 『生き様』を発信する有名人は多いですが『死に様』を発信する方はまずいないです YouTubeやTwitterで日に日に衰弱していく猪木さんを見て「これがかつての強いアントニオ猪木なのか?」という姿を目の当たりにします 世紀のスーパーファイトと言われる『猪木・アリ戦』のモハメドアリも地上最強の偉大なボクサーでありながら、パーキンソン病で動けなくなっていく姿を大衆の前に幾度となくさらけ出していました 強さの象徴であり、偉大な両名は活動期のカッコいい姿だけで止めず、病気と闘い衰弱していく姿をも満天下にさらします

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  • 「生きづらさ」の正体 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    自責思考への比率の高さ 「すべての責任は自分にある」 「成長するために努力する」 原因自分論の人は成長もし、仲間からも支持されます 「俺の教え方・伝え方がまずかった」 「私の計画が甘かった」 責任は私にあるという上司のチームは成長し、上司も部下に指示されます 「原因は自分のある」という自責思考の人は、問題に対し改善を重ねていき成果にもつなげていきます 何かある度に「俺のせいじゃない」「○○のせいだ」という原因他人論の他責思考の人はあまり良い目で見られません 部下は無言で反発してきます 〈責任感が強い〉〈常に自己改善して成長〉は良いこととして評価される項目です 「責任は俺にある」とどんどん自分を追い込んで自分を傷つけている〈意識高い系の人〉もいます その人の周りの人も「自責思考はどんな時も正しい姿勢」と盲信している場合が多く、救うどころか支持することが多くなります 人の身体の成長に限界がある

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  • 確実に伸びていく人生への対策 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    長寿も喜べない時代になってきた 10年ほど前、長野県で支店長をしている頃、スタッフの女性が「また今年も沖縄を抑えて長野県が長寿NO1だ!」と喜んでいました 「我が家はリタイアした父が野菜を作ってますので、無農薬の野菜のお陰で皆元気なんだと思います」と地元のスタッフは皆、家庭菜園をしていたように記憶しています 「支店長のお陰でまたボーナス増えました!」と自宅に野菜を届けてくれます このような返礼品は、野菜・リンゴ・山菜が多かったです 『医同源』という言葉があるように、寿命とするものには関係があるのかもしれません 日は世界一の長寿国でしたから、長野県は世界一の長寿エリアであったと言えます とにかく少し前まで『長寿は喜ばしいこと』であったのです この少し前、会社が「大型終身企業年金をやめる」と発表しました 亡くなるまで44万円が毎月支払われるシステムです 「制度化された昭和40年は男性の平

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  • 生涯現役・・トリプルキャリア - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    生き方は多種多様になっいてくる 昭和のキャリアモデルとしては、学習期が終了したら企業に就職して定年まで勤めあげるのがスタンダードでした 昭和の時代は55歳だった定年も、60歳⇒65歳⇒70歳となっていき、年金は危うくなってきています 老後2000万円問題に対して「見たくない現実を見せられた!」という人がいましたが、人は無意識に「見たくないものは見ない」「考えたくないものは考えない」というフィルターのようなものがあるようです 「少子高齢化で年金はどんどん先送りで、どんどん減額される」 「労働期間はどんどん長くなっていく」 「この仕事はいずれAIに奪われる」 この手の話を具体的に言う人は嫌われます 見たくない!聞きたくない!考えたくない!話は苦痛なのです 日は『終身雇用制度』と『退職金』と『年金制度』が優れていたので「人生は自助努力」という気概が淡泊になってしましました 他の資主義国は日

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  • 声が与える人間の印象 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    メールより電話 昭和の通信手段といえば電話と手紙でした そのうち携帯電話ができ、メールが簡単に出来るようになると「メールは嬉しい!俺向きの通信手段だ!」と喜ぶ友人がいました 前回『孤独の方が精神的に安定する』という内容を述べましたが〈集団でいるメリット〉が減少した現代では、通信手段はLINEで事足りるのかもしれません これからもより便利な通信手段が出来ていくと思いますが『声を聞く』ということは意外に大切だと思います 文字だけではわからない相手の情報が伝わります さらに直接会えば五感で相手がわかります 「意外に元気がなく疲れているな」 「機嫌がいいな」 「少し怒っているな」 メールより電話、電話より直接会うことの方が相手がよくわかります 「声だけで意外に人の心はよくわかる」 「一目見れば多くがわかる」 耳と目から入ってくる情報は重要です 声だけで相手の心情がよくわかる 私達は容姿に好みがある

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  • 富裕層に近づくには富裕層をまねる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    クラスに1人いた富裕層 長きにわたる経済低迷の中、富裕層は増えています お金は多い方がいいとは言いますが〈年収800万〉を境に満足度は横ばいになるようです 年収800万の人も1億円の人も、あまりお金の満足度は変わらないそうです とはいえ、なれるものなら富裕層になりたいですよね 「お金で買えないものが当に大切なもの」であるなら 『生活のために働かなくていい=経済的自立⇒時間が多い』ということです 富裕層は40人に1人はいるので、学校のクラスに1人はいたことになります 「誰だったんだろう?」と考えますよね 富裕層は意外に質素で地味なので気づきにくいです 生活が派手なのは小金持ちのアッパーマス層です 資産がいくら以上あるから豊かというお金の軸と 自由な時間が多いから豊かという時間の軸があります 「年収は高いが、全く自分の時間が無い」は豊かと言えるのでしょうか・・・ お金が豊かな人・時間が豊かな

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  • X世代の早期リタイア願望 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    働きたくないX世代は多い 40代は働き盛り・・・などと言われますが「もう働きたくない」という40代・50代は意外に多いです 事故や病気でないが慢性的に身体が不調 何もする気が起きづ無気力 更年期には早いが、更年期の症状というのは女性だけでなく男性にもあるようです 「働き盛りなのにこれでいいのか・・・」 「定年までまだまだあるのにこれでいいのか・・・」 と考えるのが真面目なX世代です 口に出さないだけで引退願望のあるX世代は多くいます Y世代・Z世代がFIRE=「経済的自立を目指して(不労所得で)早めに会社員を辞めて自由に生きる」を目指していても、X世代は「働かないで生きる」という考えに罪悪感をもちます 来定期的に小休止が必要なのです アメリカのように1カ月クリスマス休暇などあればいいのですが、日人は世界一のアリ気質です ハッキリ言いたいのは「働きたくない」=甘え・怠け者・脱落者・社会不

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  • 107歳まで生きるシミュレーション - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    一生労働の世の中になるのか 現在の中学生の半分以上は107歳まで生きるそうです 人類は〈飢えのない社会〉〈病気を完治できる医療技術〉を目指してきたので、長寿は人類全体で望んできたことです 東洋思想の『一極二元論=1つの極は陰陽2方向に進む』で観れば『陽=長寿』と同時に『陰=お金と健康の問題』いわゆる社会保障の問題が出てきます お金の問題を年金で観てみれば 1965年では高齢者1人を9人で支えていた『お神輿型』でした 2000年では高齢者1人を3人で支える『騎馬戦型』となり 2050年では高齢者1人を1.2人で支える『肩車型』になります となると労働期間は延長され「庶民は死ぬまで働かされるのか!」と思ったりもする人が出てきます 国の対策は ①子供を増やす ②外国人労働者を増やす ③家庭にいる女性の労働者を増やす ④高齢者は出来るだけ長く働いてもらう となりますが、若者からすれば「身体が動かな

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  • 9割は社会不適合 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    努力は1割しか解決をしない 世の中は〈努力〉を非常に評価します 「どんなことでも努力で解決できる」という意識高い系の人は多いです 努力して何かを成し遂げる姿は美しいからです 私の唯一上司に恵まれたと思う点は 「やってダメだったら方向転換しろ、人生を無駄にするな」 「努力してもダメなことは8割以上ある、自分の得意なことを見つけろ」 「できるだけ努力不要なマネジメントを心掛けてくれ」 という上司が多かったです 意識高い系は2割、無為自然系が8割 同期を見ていると、普通この比率は逆なような気がします 自分自身も「は警察犬にならない」とよく言っていました 社会にしっかり適応できる人は13%だそうです 何かしら社会に適応できない人は87%もいるそうです 私は橘 玲さんの 「言ってはいけない―残酷すぎる真実」「もっといってはいけない」の2冊が最も部下の育成・子供の育成・自分の生き方の参考書としては好

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  • 才能は一点突破の時代か - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    トータル性能を追求する時代ではない 昔は一通りなんでも経験させて管理職になる〈総合職〉が企業では幹部候補生としてもてはやされました 私も〈新卒採用〉〈営業〉〈新卒採用〉〈新卒教育〉〈営業〉〈支店長〉〈営業企画〉で24年間でもらった辞令は10を越えます 住居移転の転勤は10回 会社の都合で日全国飛び回る生活でした いろいろ経験させて、いろいろなスキルを身に着けてこそ一人前・・・ トータルスキルが良しとされた時代です 新卒一括大量採用 ⇒ それを競争させて ⇒ という仕組みです 学生時代は色々な科目を学ばされます あれは人間の脳は『10歳までの発育が超重要』『10代の脳の訓練も重要』という考えから義務教育は作られています 発達中の脳に『計算しろ』『読み書きしろ』『絵を描け』『楽器を弾け』『球技をしろ』など、様々な脳の機能を鍛えることです 社会に出たら何教科も鍛える必要はあるでしょうか・・・

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  • なぜ性格で「運」が変わるのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    性格改善は難しいことではない 毎年の新入社員入社研修で幸田露伴の言葉 「人は自分の性格と異なる運命には出会わない」 つまり「性格が運命を創る」と講義しています 説明不十分のせいか 半年たった先日のフォローアップ研修で 「自分の性格では運のいい人生は望めないと思ってる」と言われました 〈 具体的にどういうことなのか 〉が不十分でした 「社会に出たてのヒヨコの若者を憂にしてしまった」と反省しています A君「僕はすごくおっちょこちょいでミスが多いんです」 親にも教師にも「よく考えてから行動しろ」と言われてました と「失敗が多く 周りに迷惑ばかりかける人生」と思い込んでいます ①よく考えて行動する ②考えないで行動する ③よく考えるが行動しない ④考えないし行動もしない なら成功するのは①と②なんです 難しい性格改善ではありません 言葉足らずの講義は若者のやる気をそぐと猛省しました 試行の多さが

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  • 楽しい日本をめざせ! - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    強い日と豊かな日は江戸時代の約300年間鎖国でした 経済成長はなくとも 競争もなく 自給自足で 最も平和だった時期と言えます 開国と共に アジアの国々が 西洋列強の植民地になっているのを目の当たりにします 西洋列強国は帝国主義「弱者は強者の奴隷となる」 開国後取り組んだのが「富国強兵」 強い日 でした 急速に強い国造りに取り組みます 日清戦争 日露戦争 大国に次々に勝利します 太平洋戦争アメリカに敗れるまで「貧しくとも強い国」だったと言えます アジアで唯一「植民地にならなかった国」「西洋列強と戦った国」が日なのです 戦後焼け野原になり すべての植民地も失い 軍隊も持てなくなった 日が目指したのが 豊かな日 でした GDPの50%が海軍 25%が陸軍でしたから 防衛はアメリカに任せ 経済成長に全力を注ぎます 結果「東洋の奇跡」と呼ばれるほどの経済成長をします イギリス人に

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