今日はScalaの例外処理について解説しますよ。 基本 - try,catch,finally 例外処理の基本は、try,catch,finallyです。これはJavaと同じですね。 ただし、Scalaでのtry,catch,finallyは値を生成します。つまり、実行されたブロックの値が評価されます。 scala> val n = try{ "99".toInt } catch { case e:Exception => -99 } n: Int = 99 scala> val n = try{ "foo".toInt } catch { case e:Exception => -99 } n: Int = -99 上記のように、catch節には "case e:Exception => ..."のようなパターンマッチを書くことで、対応する例外の型に応じて補足することができます。try,