大坂の陣で戦国武将、真田幸村が築いた「真田丸」があったとされる大阪・天王寺区に顕彰碑が設置され、除幕式が行われました。 大阪・天王寺区の大阪明星学園がある辺りは、幸村の名で知られる戦国武将、真田信繁が大坂冬の陣で築いた大坂城の出城「真田丸」があったとみられることが、最新の研究で明らかになっています。 顕彰碑は、天王寺区役所が、大阪明星学園と協定を結んで敷地の一角に設置したもので、1日、関係者が集まって除幕式が行われました。 碑は花崗岩に大型の陶板を貼り付けたもので、高さが1メートル65センチ、幅が2メートル60センチあります。 「真田丸顕彰碑」という文字が刻まれているほか、陶板には大坂冬の陣を描いた図や、幸村と真田丸の戦いについての解説なども表示されています。 地元の自治会の竹田善彦さんは「石碑ができてうれしいです。地元のシンボルとして多くの人に訪れてほしい」と話していました。 天王寺区は