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2018年9月14日のブックマーク (3件)

  • 2018年ノーベル化学賞を予想する① 脂質なしでは成り立たない細胞内シグナル伝達

    ブログでは初めまして!科学コミュニケーターの田中沙紀子です。 今年のノーベル賞を予想するこの企画の先陣を務めます。まずは化学賞の第一弾!早速いきましょう。 私の予想は、細胞の膜の素材となっている脂質の研究をしたルイスC. カントレー(Lewis C. Cantley)先生です! 脂質は膜として細胞を単に物理的に支えているだけでなく、まわりからの働きかけに応じて細胞が反応を示すプロセスでも重要な役目を果たしていたのです。しかも、糖尿病やがんにもかかわっていそう......。ですが、その役目を果たす脂質が細胞内にごくわずかしか存在しない特殊なものだったこともあり、発表当初は、研究者仲間にも、なかなか信じてもらえなかったそうです。 私は学生時代に脂質の研究をしていたので、脂質の大切さとおもしろさを少しでも知ってほしいという気持ちも込めて、ご紹介します! 細胞内のシグナル伝達にかかわる新しい脂質の

    2018年ノーベル化学賞を予想する① 脂質なしでは成り立たない細胞内シグナル伝達
  • 世界を変えた書物展をより楽しむために。

    9月8日(土)に東京・上野の森美術館で始まった「世界を変えた書物」展。http://www.kanazawa-it.ac.jp/shomotu/index.html コペルニクス「天球の回転」、ニュートン「プリンキピア」、ダーウィン「種の起源」をはじめ、金沢工大が所蔵する2000冊余の科学・技術の稀覯書から選りすぐられた、文字通り「世界を変えた」書物130冊(すべて初版)が展示されています。入場無料、撮影可。9月24日(月祝)まで。 ニコニコ生放送では山貴光さん(文筆家・ゲーム作家)とご一緒に展覧会をご紹介しましたが、その補遺となる情報をまとめました。カバー写真:小学館写真室 藤岡雅樹

    世界を変えた書物展をより楽しむために。
  • 学生をゴリラ以下に扱う"京大・山極総長" 恫喝され完全退寮迫られる吉田寮生

    1913年建築の京大「吉田寮」。そこでいま、寮生と大学がおおもめしている。耐震強度に問題のない新棟の住人も含む全寮生に9月末までの完全退去を求めている。なぜこんな事態になっているのか。背景にはゴリラ研究の第一人者である山極寿一京大総長以下、学生をゴリラ以下に扱う大学側の体質が見え隠れする。 京都大学総長・山極寿一氏はゴリラ研究の第一人者 京大の公式ホームページ内にある総長スペシャルサイト「総長、音を語る」には、こんなメッセージが掲載されている。「学生と教員が一緒になって『おもしろいこと』を発想する。それも全力で真剣に。それをずっと実現し続けられる京都大学にしたい!」。 これが総長の音であるならば、いまの吉田寮の状況の矛盾を認めているということか。それとも音と見せかけた建前か。ここ数年、京都大学は吉田寮存続の意思を蔑ろにしてきた。自治寮ならではの文化が生まれ、著名人も輩出してきた吉田寮

    学生をゴリラ以下に扱う"京大・山極総長" 恫喝され完全退寮迫られる吉田寮生