ラ・サール学園は、広く豊かな隣人愛の精神を養い、素晴らしい人間教育活動をしております。 85年前、ラ・サール会の最初の4人のカナダからのブラザー達が、日本にやって来ました。 最初は函館で学校を設立する予定がありましたが、いろいろな困難に遭って、その夢が実現できず、仙台に移動しました。仙台で外国語を教えるようになりました。しかし日本に着いた3年後、戦争が始まりました。しばらく自宅に監禁されてから、強制収容所で抑留されたという困難もあったそうです。 戦後、ブラザー達は諦めず、仙台に戻りました。思いやりをもって、戦争孤児および流浪の小児のために尽力するようにし、ラ・サールホームという児童養護施設が誕生しました。2年後(昭和25年)鹿児島に招待されて、ラ・サール高等学校が始まりました。10年後(昭和35年)、最初に計画された函館ラ・サール高等学校が生まれました。 私は初めて鹿児島に来た時、どうして