タグ

書評に関するrodoriのブックマーク (112)

  • 読書猿ブログはこの一冊から始まった:『知的トレーニングの技術』復活を知らせ再び強く勧める

    何度か書いていることだけど、このブログの記事の多くは、この書物の自家製増補改訂として書いたものだ。 増補改訂なので、このに書いてあることは一応前提だけれど、容易に手に入るではなかったから、実のところ、こので学んだことをほとんどそのまま記事にしたことも多い。 というのも、自分の読み方・書き方、いくらかでも身についた学び考えるための手わざは、このを通して(少なくともきっかけとして)身につけたものだからだ。 このブログで紹介するいろんな〈方法〉がどれも、効果はあるかもしれないが実際のところ面倒くさい「自分の手を動かせ」方式なのも、このにルーツがある。 他にも、いくつかの幸福な出会いは、こののコーディネートによるものである。 たとえば幸田露伴を、擬古典主義の大家としてではなく、私淑に値する知のクラフトマンとして知ることができたのもこのを通じてだった。 徹底して具体的な(つまり読み手が

    読書猿ブログはこの一冊から始まった:『知的トレーニングの技術』復活を知らせ再び強く勧める
  • 女にも男にも売れる『オリーブの罠』の真実

    コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

    女にも男にも売れる『オリーブの罠』の真実
    rodori
    rodori 2015/01/15
  • 『現代思想』別冊ピケティ特集:いいでき、買って損なし。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    現代思想 2015年1月臨時増刊号◎ピケティ 『21世紀の資』を読む -格差と貧困の新理論- 作者: トマ・ピケティ,ポール・クルーグマン,デヴィッド・ハーヴェイ,スラヴォイ・ジジェク,浜矩子,橘木俊詔,竹信三恵子,伊藤誠出版社/メーカー: 青土社発売日: 2014/12/12メディア: ムックこの商品を含むブログ (6件) を見る はじめてこの『現代思想』ピケティ特集のニュースを見たときにまっ先に眼に飛び込んできたのは、紫ばあさんがなんか書いているということで、それだけでこれがとうていまともなもんじゃないな、と思うのは人情でしょう。 ということで、正直いって買うのさえためらっていたんだよね。でも買って良かった。もちろん雑誌の常として玉石混交なんだけど、玉の比率が非常に高い。以下にざっと: ピケティのインタビューが二 どちらも短いけれど、時事的なテーマも含め、聞くべき事(まともな人なら

    『現代思想』別冊ピケティ特集:いいでき、買って損なし。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    rodori
    rodori 2014/12/19
    面白そう。
  • エディタス_本と美術のサイト

    開設:2004年12月01日/ 更新:2013年8月25日 エッセイ・評論篇 01『先師先人』竹之内静雄 02『ユルスナールの』須賀敦子 03『四百字のデッサン』野見山暁治 04『はじめもなく終りもない』宮脇愛子 05『光る源氏の物語』大野晋・丸谷才一 06『歌の王朝』竹西寛子 07『メモワール・ア・巴里』村上香住子 08『復興期の精神』花田清輝 09『胡桃の中の世界』澁澤龍彦 10『椿説泰西浪曼派文学談義』由良君美 11『異端審問』ボルヘス 12『鏡のテオーリア』多田智満子 13『あぢさゐ供養頌』村松定孝 思想・芸術篇 01『プラトンに関する十一章』アラン 02『第一書房 長谷川巳之吉』 03『千利休』唐木順三 04『天使のおそれ』G. ベイトソン 05『英国のプラトン・ルネサンス』 カッシーラー 06『ルネサンス 人と思想』清水純一 07『奇想の系譜』辻 惟雄 08『の神話学』山口

    rodori
    rodori 2014/11/16
    絶版本中心の書評サイト。思想編をいくつか読んだけど、どれも面白かった。
  • HMVのフリーペーパー『Quiet Corner』が待望の書籍化、コンピCDも発売 - CDJournal ニュース

    心を深く静める、繊細で穏やかな音楽をテーマに、リスナーや音楽関係者の間で話題になったHMVのフリーペーパー『Quiet Corner』が待望の書籍化。『クワイエット・コーナー 心を静める音楽集』(監修: 山勇樹)と題し、11月22日(土)に発売されます。また続く23日(木)には、同著者による選曲・監修で厳選18曲を収録したCD『クワイエット・コーナー - ア・コレクション・オブ・センシティヴ・ミュージック』も発売されます。 書では、ジャズ、ワールドミュージック、SSW、ポスト・クラシカル、エレクトロニカなど、ジャンルや国、年代を超えて、12のテーマで自由な音楽地図を描きながら“クワイエット”で“センシティヴ”な共通感覚を通奏低音にした作品を約300枚セレクト。 それぞれに付けられた執筆者のパーソナルな表情が映しだされた文章と文体は、エッセイや日記のような手触りを放っており、橋 徹、伊

    HMVのフリーペーパー『Quiet Corner』が待望の書籍化、コンピCDも発売 - CDJournal ニュース
  • 橘玲氏が「あちら側」へ逝ってしまった - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    まずはじめに、私はこのや橘玲氏の考え方(あるいはその考えに至った過程)を否定するものではないし、まあそうなんだろうなあと思う。むしろ、ヤコブの手紙であるとか、ひいては故・イザヤ・ベンダサン氏の方面を髣髴とさせる、新しい現実認識の地平線を示すようなものでもあろうかと思う。語ろうとしている内容はかなり違うが。 ある意味で、知性主義を極めていったら、学術や知識の体系がそれ自体として持つ再現性、自己形成といったものの矛盾にぶち当たっていて、結果として、知性主義を否定したり相対的なものとして扱わざるを得なくなるというジレンマなのかもしれない。 おそらく書のエッセンスというか読者に読み解かせたかったものとは相当違う読後感を味わったのだが、なぜか公式サイトにアップされていた週刊プレイボーイのインタビューを読んで、その思いを強くした。 現代社会は不公平。それを受け入れたうえでどう生きるか〈週刊プレイボ

    橘玲氏が「あちら側」へ逝ってしまった - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    rodori
    rodori 2014/08/13
    自由主義
  • 【画像】 大川隆法の「小保方晴子さん守護霊インタビュー」の本がマジキチすぎると話題に : 痛いニュース(ノ∀`)

    【画像】 大川隆法の「小保方晴子さん守護霊インタビュー」のがマジキチすぎると話題に 1 名前: フランケンシュタイナー(会社)@\(^o^)/:2014/08/10(日) 00:47:25.12 ID:VhBz/0Iz0●.net http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1407599245/ 2: エメラルドフロウジョン(東京都)@\(^o^)/ 2014/08/10(日) 00:48:31.78 ID:ApLVB/I/0.net アカン 3: アイアンフィンガーフロムヘル(アメリカ合衆国)@\(^o^)/ 2014/08/10(日) 00:48:55.12 ID:f+yeXr7v0.net さすがはイタコ芸人 10: ハーフネルソンスープレックス(岐阜県)@\(^o^)/ 2014/08/10(日) 00:51:29.01 ID:WR9G

    【画像】 大川隆法の「小保方晴子さん守護霊インタビュー」の本がマジキチすぎると話題に : 痛いニュース(ノ∀`)
  • 伊丹十三 『日本世間噺体系』

    伊丹十三のエッセイを読むのはこれが3冊目。今年にはいって、わが家では静かな伊丹十三ブームが続いているのだが、今回、筆者のプロフィールを読みながら、昨年は生誕80周年だったのだなあ、と思い、そして、生年の昭和8年という数字を確認して、そうか、この人は自分の死んだ祖父とほとんど同じ世代の人なんだな、と改めてたまげてしまった。書くモノの洒脱さと、亡くなったときのニュースを覚えているせいで、なんだかずっと若いままの人(自分の父親ぐらいの年代の)という風に錯覚してしまっていた。 この『日世間噺体系』には『ヨーロッパ退屈日記』、『女たちよ!』に比べると、ずっと毒が強い文章が収録されていると思った。エッセイよりも、風刺だったり、寓話のようなものが多く、後半はずっと現実に取材したものかどうかもわからない、インタビュー記事のようなものが続いている。カッコ良い伊丹十三の文章を読み続けていたかったのに、肩すか

    伊丹十三 『日本世間噺体系』
    rodori
    rodori 2014/07/23
    “フライパンのなかで躍る卵の運動に愕然とした。”
  • 『時間ループ物語論』はスゴ本

    古今東西の時間ループ物語を題材として、現代日を生きる人々が抱く価値観、人生観へ肉薄する佳作。十年前のテキストサイトでよく見かけたオタ的論述スタイルが、暑苦しく膨大に展開されており、懐かしくも愉快な読書と相成った。 うる星やつら『ビューティフルドリーマー』や、涼宮ハルヒ『エンドレス・エイト』といったアニメから、ゲーテ『ファウスト』、落語『芝浜』、漱石『それから』、果ては浦島太郎伝説を俎上に乗せ、定義、掘り下げ、類型化、普遍化し、物語の根っこである「願望充足」「カタルシス」にまで至る。 アニメ、映画小説、古典、神話……膨大な作品を次々と挙げ、脱線に次ぐ脱線を繰り返しながら語られてゆく、著者独特の「読み」の過程や考察がめっぽう面白い。リアルタイムでエヴァ論を読み重ねてきた人にとって、「時間ループ」はたまらない材になるだろう。 たとえば、若返り譚も含めると、ループ物語は古代から前史があったと

    『時間ループ物語論』はスゴ本
  • これから読書に向かうあなたが『社会学文献事典』を手に入れるべき6つの理由

    理由1 社会学系ブックガイドの決定版である 社会学および社会学へ影響を与えた周辺領域(哲学、歴史学、言語学教育学、心理学、文芸批評等)の基書をカバーした事典である。 用語や概念についての辞典はいくつもあるが、この分野の文献に焦点を合わせた事典には類書がない。 いや、正確に言えば、1998年に出たこの『社会学文献事典』の成功によって、同じ弘文堂から『精神医学文献事典』(2003)、『日史文献事典』(2003)、『文化人類学文献事典』(2004)、『宗教学文献事典』(2007)という弟書たちが誕生した。 ブックガイドといえば、紙面の制約からせいぜい2〜3百字程度の紹介文のものが多い。あまり少ない字数だと紹介よりも惹句(おすすめ)にしかならず、その内容を伝えて読み手に判断させるところまで到達しないが、このは違う。 事典という性質を活かして、1冊にまとめたものとしては、紹介冊数と紹介文量を

    これから読書に向かうあなたが『社会学文献事典』を手に入れるべき6つの理由
  • 『一〇年代文化論』“残念”な僕らの若者文化を解き明かす - ぐるりみち。

    残念さやかちゃん とは【ピクシブ百科事典】 さやかちゃんかわいい。 さやかちゃん……じゃなかった、さやわか*1さんの新著、『一〇年代文化論』を読みました。既刊としては、『AKB商法とは何だったのか』や、雑誌・同人誌への寄稿などがありますが、氏の著作を読んだのは初めて。 キーワードは「残念」。近年、人気のサブカルチャー作品を取り上げ、それらのなかで見られる「残念」な要素を見出し、若者文化や社会問題との関係性について論じた内容となっています。 文では、インターネット、ボーカロイド、ライトノベルアイドルなどの話題が登場。ただし、メイントピックである「残念」の部分に焦点が当てられているため、それぞれのカルチャーに関する言及は広く浅く、といったところです。 「そんな視点もあるのか!」と気付きのある点が多く、200ページというちょうどいいボリューム感もあって、さくっとおもしろく読むことができました

    『一〇年代文化論』“残念”な僕らの若者文化を解き明かす - ぐるりみち。
  • あまりにも間が悪い、猪瀬直樹の新刊『勝ち抜く力』が案外面白い件 - エキサイトニュース

    前東京都知事の猪瀬直樹ほど、この1年のうちに天国と地獄の両方を味わった人もいないだろう。昨年末に都知事選に勝利して以来、2020年のオリンピック・パラリンピック招致のため文字どおり東奔西走し、その間、が亡くなるというできごとを経て、奇しくもその四十九日に東京でのオリンピック・パラリンピックの開催を勝ち取った。ところが、その後、都知事選での資金問題が浮上し、ついには知事辞職にまで追いこまれてしまう。 辞職会見と同日(12月19日)には、猪瀬の新刊『勝ち抜く力 なぜ「チームニッポン」は五輪を招致できたのか』が発売されている。そのあまりの間の悪さに、ネットなどからはツッコミの声もあがった。私もまた、一体どんなことが書かれているのか、隙あらば揚げ足を取るつもりで書を手に取ったのだが、案外面白く読んでしまった。 書には、オリンピックの東京開催までの過程で、猪瀬がいかに考え、動いてきたかが詳しく

    あまりにも間が悪い、猪瀬直樹の新刊『勝ち抜く力』が案外面白い件 - エキサイトニュース
    rodori
    rodori 2013/12/28
  • 『科学と宗教』はスゴ本

    オックスフォード大学の教科書(Very Short Introductions)で、専攻問わず大学新入生の必読書。 片方の肩を持つのではなく、「そもそも何が問題となっているか」を整理する。科学と宗教は、とかく対立するものとして見られるが、そうではないことが分かる。むしろもっと根が深い。「正しいか、正しくないか」ではなく、争点が政治にあることが問題なのだ。 定番のテーマであるガリレオ裁判、進化論に対する理解の変遷、そしてID(インテリジェント・デザイン)説をめぐる論争や、ドーキンスの利他性の問題を採り上げ、科学哲学と宗教的含意の議論をまとめている。 歴史の俎上に乗せてしまうと、科学と宗教は驚くほど似通っていて、対立というよりも、補完・強化する関係になっていることが分かる。先進的な科学者v.s.保守的な教会という構図はドラマティックだが、現実は違う。どちらも頑迷さと寛容性があり、どちらにも知的

    『科学と宗教』はスゴ本
  • 『言語研究のための統計入門』 & KH Coder

    書籍『言語研究のための統計入門』について 著者の皆さまから『言語研究のための統計入門』をご恵与いただきました。言語学に関しては門外漢ですので大変勉強をさせていただきました。ありがとうございました。 このでは、数式の利用を抑えた、平易で直感的に理解しやすい統計手法の解説を読むことができます。それに加えて、それぞれの統計手法がコーパス分析にいかに用いられてきたのかというレビューや、今後の「発展研究のヒント」があります。ここから「各手法を使えばどんなコーパス分析・研究ができるのか」というイメージを得られる点が大変魅力的です。 また、それぞれの手法を使って英語データ・日語データを分析した「実例研究」があり、「練習問題」もついています。しかも、一部を除いて、この「実例研究」や「練習問題」のためのデータとソフトが付属のCD-ROMに入っているので、読者が自分のPCで実際の分析を体験することができま

    rodori
    rodori 2013/11/19
    テキストマイニング。
  • 『国語教科書の闇』川島幸希(新潮社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋ウェブストアで購入 「もう『羅生門』にはうんざりですか?」 教科書の闇! 国語教科書ビジネスに多少なりとかかわりのある筆者としては、ついドキドキしてしまうタイトルである。闇、暗部、腐敗、狂気、毒婦、猟奇的殺人……つい想像がふくらんでしまう。 そんなセンセーショナルな展開を期待した人は、こののテーマが「なぜ国語の教科書には、『羅生門』、『こころ』、『舞姫』が必ず載っているのか?」という、お世辞にも派手とは言えないものであるのを知って、やや拍子抜けするかもしれない。しかし、がっかりするのは早い。著者はこのタイトルに見合うだけの刺激的な文章で盛り上げてくれるし、調査も丁寧。何より「このことって、案外、重要では?」と立ち止まらせてくれる。途中、一握りのインタビューを根拠に話が進められるあたりは「どうだろうか?」と思わないでもなかったが、著者のメッセージが驚くほど明確なのは美点である。

    『国語教科書の闇』川島幸希(新潮社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • スティーブン・ピンカー『心の仕組み』はスゴ本

    一言でまとめると、心とは、自然淘汰を経て設計されたニューラル・コンピューターになる。心とは、複数の演算器官からなる系であり、この系統は、狩猟採集によって生きていたわれわれの先祖が、日々の問題を解決しながら進化する過程で、自然淘汰によってつくり出されてきたという。 この枠組みを持って思考と感情の仕組みを、情報と演算活動で説明しようとする。ヒトの心は脳の産物であり、思考は脳の演算処理の一つだというのだ。情報を処理する上で、複数のモジュールがそれぞれ特定の目的をもって設計されており、外界との相互作用を受け持つという。 そして、これだけ精妙なモジュール性が生まれたのは、進化的適応によるという。外界の環境を把握し、どれほど適応できるかが、種にとって生存と繁栄の鍵を握る。物の場所を把握し、天敵を察知し、ライバルを出し抜き、配偶個体と出会うといった問題を効率よく処理できる個体が、結果として生き残り、子

    スティーブン・ピンカー『心の仕組み』はスゴ本
  • アイドルは殺されなければならない『金枝篇』

    100年前、英国のフレイザーによって著された『金枝篇』を読むと、「王殺し」は世界的に共通な風習であることが分かる。そして、現代では王の代わりに「アイドル」が、その役割を果たしていると考えることができる。 物語作家にとって、『金枝篇』は宝の山だ。人類学・民俗学・神話学・宗教学の基書であり、世界中の魔術・呪術、タブー、慣習、迷信が集められている。スケープゴート、死神の追放、外在魂、樹木崇拝、王と祭司のタブー、王殺し……おびただしい事例と、膨大な文献の引用で成り立っており、「からできた」という異名の通り。 物語背景や世界観、ガジェット、仕掛けとなる材料がてんこ盛りで、たとえば『まどか☆マギカ』のソウルジェムは、「民話における外在の魂」の章に出てくる「ソデワ・バイの首飾り」から拝借しているだろうし、シャーリイ・ジャクソン『くじ』は、「スケープゴート」の章で紹介される風習そのままだ。独創的であ

    アイドルは殺されなければならない『金枝篇』
  • ゲーマーのための読書案内

    せっかくゲームをプレイするなら,背景をより深く理解していたほうが面白いに決まっている。PCゲーム独特の,広く深いテーマとモチーフの理解につながる書籍を,片っ端から紹介していくのがこの連載だ。ちょっぴりブラックなオチとともに,余計な知識をたっぷり仕入れてみよう。 ※連載終了

    rodori
    rodori 2013/07/29
  • 「匿名オンライン書評の読み方」 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    匿名オンライン書評の読み方 —— とくにインターネットに流される匿名書評の場合(私信でもときどきあるけど),ほとんど「罵倒」のような感想文に出くわすことがある.著者によってはそうとう凹んでしまう方もいるようだが,それらの書評 を集積して確率分布(評価値を変量とする)を構築したとき「3σ」を外れた書評は無視してもかまわないと思う.誉め過ぎ/貶し過ぎの感想文は“外れ値(outlier)”だから放置しよう.要するに,ヘンなネット書評に悩まないためには「書評確率分布」をつくるしかないということだ.『分類思考の世界』の書評確率分布では文体嗜好で評価が割れる傾向が見られる.世の中には「2時間でべきれる流動みたいな新書」もたくさんあるので,拙著もそのつもりでまちがって口にしてしまったんでしょうね.研究者が一般向けのを書くときには,いつも同様の問題が浮上してくるはずだろう.そもそも流麗な文体でものが

    「匿名オンライン書評の読み方」 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
    rodori
    rodori 2013/05/27
  • 強姦、ミステリ、そして倫理。―『インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI』 - 脳髄にアイスピック

    今から約一年ほど前にHJ文庫大賞にて『せんせいは何故女子中学生にちんちんをぶちこみ続けるのか?』という作品が奨励賞を受賞したとき、僕は大いに落胆したものだ。 「一見過激そうなタイトルをつけてはいるものの、どうせそれは単なる言葉遊びで、問題作と謳いながらも結局内容は毒にも薬にもならないラブコメなんだろう? そういうのはもううんざりなんだよ」 それから一年の時が流れ、とうとうその問題作が発売された。流石にタイトルは変更されたものの、これはこれでろくでもないタイトルである。「こんなろくでもないタイトルをつけて、いったい中身はどんなもんなんだろうね」と手に取ってみたら主人公が当に強姦魔で、物語開始時点ですでに中学生たちを強姦していた…………ああ、こういうの有りなんだ。ごめん、舐めてた。 この記事の人みたいにぜってーブラフだと思ってたわー。いやいやいやってか強姦魔って。あれかな? HJ編集部はGA

    強姦、ミステリ、そして倫理。―『インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI』 - 脳髄にアイスピック
    rodori
    rodori 2013/03/22