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2019年7月16日のブックマーク (2件)

  • 今、なぜ百田尚樹を読もうとするのか? - 集英社新書プラス

    ベストセラー作家にして敏腕放送作家。そして「保守」論客。作品が、発言が、そしてその存在が、これ程までメディアを賑わせた人物がかつて存在しただろうか。「憂国の士」と担ぎ上げる者、排外主義者として蛇蝎の如く嫌う者、そして大多数の「何となく」その存在に触れた人々……。百田尚樹とは、何者か。しかしながら、その重要な手がかりであるはずの著作が論じられる機会、いわば「批評」される機会は思いのほか稀であった。気鋭の批評家と文芸評論家が全作品を徹底的に論じる。 杉田 この対談では、百田尚樹の作品をぜんぶ読んでみます。ぜんぶです。もちろん、まじめに読んでみる。そして全作品について我々でコメントし、論評し、批評していきます。読者の皆さんのことを考えて、ブックガイド的な意味も込めていくつもりです。 では、なぜそういうことをやってみたいのか。 近年の百田尚樹は、ネットやメディア上の問題発言で多くの批判や炎上を巻き

    今、なぜ百田尚樹を読もうとするのか? - 集英社新書プラス
  • 山下達郎や細野晴臣らが海外で注目を集める背景 サンプリング方法から見えるメロディへの着眼

    5月に発表されたTyler, the Creatorの新作『IGOR』。彼のキャリアを通じても、サウンド面からアルバム全体としてのタイトな構成に至るまで、最高傑作といってもよい一作だ。そんなアルバムに収録された、「GONE, GONE / THANK YOU」にはなんと山下達郎の楽曲からのサンプリングが――。 『IGOR』 [Explicit] と、驚いてみせるのもなんだか白々しく思えてしまう。近年はっきりと浮かび上がってきている国外での山下達郎人気を思えば、ようやくか! といった感さえある。音楽おたくのTylerのこと、ディグの手が山下達郎まで伸びていてもなんの不思議もない。 あるいはVampire Weekendが待望の新作『Father of the Bride』収録の「2021」に細野晴臣のレア音源「花に水」をサンプリングして巷を騒がせたのも記憶に新しい。こうやって日のポップミュ

    山下達郎や細野晴臣らが海外で注目を集める背景 サンプリング方法から見えるメロディへの着眼