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2019年8月22日のブックマーク (2件)

  • WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第2回 資本主義リアリズムの起源、アジェンデの見果てぬ夢

    「未来はわれらのものだ」と言いながら死んでいったサン=シモン、「未来を構築しなければならない」と言いながら自殺していったマーク・フィッシャー、そして「未来はここで終わる」と言ったリー・エーデルマン――。ルイス・キャロルは暗室の中で少女たちの写真を現像し、カール・マルクスは大英図書館で来るべき革命のための書を執筆する。これは、未来と子どもたち、近代と脱近代、革命と反動、19世紀と20世紀、ユートピアとディストピア、メランコリーとノスタルジー、テクノロジーとオカルティズム、そして失われた未来に捧げるエッセイである。 マーク・フィッシャーは『資主義リアリズム』の中で、マルクス経済学者のクリスティアン・マラッツィの議論を引きながら、フォーディズムからポスト・フォーディズムへの変遷には具体的な日付を与えることができる、と述べている。その日付とは、1979年10月6日、すなわち連邦準備制度が金利を2

    WEB連載:失われた未来を求めて 木澤佐登志 / 第2回 資本主義リアリズムの起源、アジェンデの見果てぬ夢
  • 刑務所、まるで介護施設に | 特集記事 | NHK政治マガジン

    「ここは、日の縮図なんです」 倉庫に並んだ大人用のオムツ、具材が細かく刻まれた事――高齢者の介護施設ではない。そこは「刑務所」だ。 高齢化の進展に伴い、高齢の受刑者も確実に増えている。冒頭の言葉を語った刑務官は、「10年、20年前と比べて、刑務所での介護は多くなっています」と語る。 日の縮図――その現場を取材した。 (山田康博) 府中刑務所へ行った JR武蔵野線の北府中駅から歩くこと10分。東京・府中市にある府中刑務所。 敷地の広さは26万平方メートル余りで、日最大の刑務所だ。東京ドームの5.6個分に当たる。再犯者や外国人、それに障害のある受刑者らが入所している。 現在、受刑者は約1800人で、65歳以上はそのうち340人ほど。つまり、ほぼ5人に1人が高齢者だ。 受刑者たちが生活する収容区域の入り口で、案内してくれた刑務官が、二重の生体認証を解除すると、独特の緊張感が広がる。 受刑

    刑務所、まるで介護施設に | 特集記事 | NHK政治マガジン
    rodori
    rodori 2019/08/22