タグ

ブックマーク / himaginary.hatenablog.com (6)

  • 勃興しつつある中国を西側はどのように判断すべきか - himaginary’s diary

    2週間ほど前のエントリで、デロングが中国の直面する問題について以下のように書いている。 The big problem China will face in a decade is this: an aging near-absolute monarch who does not dare dismount is itself a huge source of instability. The problem is worse than the standard historical pattern that imperial succession has never delivered more than five good emperors in a row. The problem is the aging of an emperor. Before modern medicine

    勃興しつつある中国を西側はどのように判断すべきか - himaginary’s diary
  • 誰がために壁は倒れた? 資本主義への移行の収支決算 - himaginary’s diary

    というエントリをベルリンの壁崩壊25周年を機にブランコ・ミラノヴィッチが書いている(原題は「For Whom the Wall Fell? A balance-sheet of transition to capitalism」;H/T Mostly Economics)。 そのエントリで彼は、一人当たり実質GDPの購買力平価による比較もしくはその成長率に基づき、資主義への移行国を以下の4つのグループに区分けしている。 明確な失敗国 2013年<1990年 タジキスタン、モルドバ、ウクライナ、キルギス、グルジア、ボスニア、セルビア 相対的な失敗国 成長率<1.7% マケドニア、クロアチア、ロシア、ハンガリー 追随国 1.7%<成長率<2% チェコ、スロベニア、トルクメニスタン、リトアニア、ルーマニア 成功国 2%<成長率 ウズベキスタン、ラトビア、ブルガリア、スロバキア、カザフスタン、ア

    誰がために壁は倒れた? 資本主義への移行の収支決算 - himaginary’s diary
    rodori
    rodori 2014/11/10
    資本主義。
  • スティグリッツ経済学を生み出したもの - himaginary’s diary

    昨日紹介した論説の冒頭でスティグリッツは、自らの出身地の状況と市場中心主義的な経済学との落差が、市場の欠陥に焦点を当てた経済学を生み出すきっかけになった、と語っている。 I hadn’t realized when I was growing up in Gary, Indiana, an industrial town on the southern shore of Lake Michigan plagued by discrimination, poverty and bouts of high unemployment, that I was living in the golden era of capitalism. ... Smokestacks poured poisons into the air. Periodic layoffs left many families

    スティグリッツ経済学を生み出したもの - himaginary’s diary
  • プロテスタンティズムの倫理は存在するか? - himaginary’s diary

    マックス・ウェーバーのプロ倫を巡る研究はブログでもここやここやここで紹介したことがあったが、また新しい研究をUDADISIが紹介している。論文のタイトルは「Does a Protestant work ethic exist? Evidence from the well-being effect of unemployment」で、著者はAndré van HoornとRobbert Maselandというオランダはフローニンゲン大学の2人の研究者。 以下は論文の要旨。 Evidence on Weber's original thesis on a Protestant work ethic is ambiguous and relies on questionable measures of work attitudes. We test the relation between

    プロテスタンティズムの倫理は存在するか? - himaginary’s diary
    rodori
    rodori 2013/05/11
    定期的に出現する『プロ倫』の命題を統計分析によって実証したり反証したりする実証主義的な試み。資本主義の精神とプロテスタンティズムの倫理の選択的親和関係の方も是非実証してみて欲しい。
  • プロテスタンティズムは経済発展に貢献しなかった? - himaginary’s diary

    タイラー・コーエンがDavide Cantoniというハーバード大の研究者の面白い論文を紹介している。以下はその論文の抄録の拙訳。 マックス・ウェーバーの「プロ倫」を筆頭とした多くの理論が、プロテスタンティズムは経済発展に有利、という仮説を唱えてきた。神聖ローマ帝国のドイツ地域は、19世紀に至るまでのプロテスタンティズムの顕著な宗教的異質多様性と宗派の所属者の安定性から、この仮説の理想的な実証分析の対象となる。1300-1900年の276都市の人口統計データを用いて分析を行なったところ、プロテスタンティズムは経済成長に何ら影響を及ぼさないという結果を得た。様々な制御変数の追加に対してもこの結果は頑健であり、データ選択や小さなサンプルサイズに拠るものでもないと思われる。また、経済発展に寄与すると思われる他の要素とプロテスタンティズムとの交差項も、何の影響も及ぼさない。さらに、宗教の選択の内生

    プロテスタンティズムは経済発展に貢献しなかった? - himaginary’s diary
    rodori
    rodori 2012/06/10
    Davide Cantoni
  • himaginary’s diary

    というNBER論文が上がっている(ungated版)。原題は「Inflation and Treasury Convenience」で、著者はAnna Cieslak(デューク大)、Wenhao Li(南カリフォルニア大)、Carolin Pflueger(シカゴ大)。 以下はその要旨。 Using a century of data, we show that Treasury convenience yield and inflation comove positively during the inflationary 1970s-1980s, but negatively pre-WWII and post-2000. An inflation decomposition reveals that higher supply inflation predicts higher co

    himaginary’s diary
    rodori
    rodori 2011/08/02
  • 1