「[本]のメルマガ」07年10月25日号に寄せた拙文を転載します。末尾に、メルマガ掲載が間に合わなかった最新情報を添えます。 *** それは驚くべき結果だった。前年比200%。ジュンク堂書店新宿店で7月から8月いっぱいにかけて開催されたブックフェア「中野幹隆という未来――編集者が拓いた時代の切鋒(きっさき)」が予想を遥かに超える反響を呼び、人文書売場の月次売上が一気に跳ね上がったのだ。売場担当のSさんの声はいつになくトーンが高かった。「すごいことになりましたよ! 普通はこんなのはありえないです」と。 私がお手伝いをさせてもらったフェアの中で、それはダントツの結果だった。過去を振り返ると、90年代前半のリブロ池袋店での「天使本」フェア、同じく90年代の後半には紀伊國屋書店チェーンでの「カルチュラル・スタディーズ」フェア、そして、01年から数年続いた三省堂書店本店の人文書和書フロアでの「人文社
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