しかし、太陽の内部にはたくさんの陽子があるので、何度も衝突してしまいます。 その度に進行方向が変わってしまうので、真っすぐ移動できません。 「光子が衝突しながらランダムに移動する」ので、外にたどり着くまでび時間は予想しづらいと思われるでしょう。 Credit:TEd-Edしかし、進んだ距離の算出方法は「ランダムウォーク問題」として知られており、「距離=歩幅×歩数の平方根」の公式で算出できます。 もし1秒に1メートルの歩幅で、このようにジグザグに歩くとしたら、11日かけて百万歩歩いても、その進んだ距離はたったの1キロと言うことになります。 距離が把握できるので、応用して外にたどり着くまでの時間も分かります。 では、太陽の中心で発生した光子が地球に届くまではどれくらいでしょうか? Credit:TEd-Ed太陽の質量などを元に、公式に当てはめて計算すると、移動時間は4千億年になります。 しかし