極めて高密度で、強力な重力を持ち、光すら脱出することが不可能とされているブラックホールだが、まだまだ多くの謎に包まれている。 これまで、ブラックホールと考えられていたものの1部は、実は別の存在かもしれないとする新たな研究が報告された。 米国の研究チームが時空構造の奇妙な”ねじれ”(トポロジカル ソリトン)のそばを通る光を調べたところ、ちょうどブラックホールと同じになることが判明したそうだ。 『Physical Review D』(2023年4月25日付)に掲載された研究では、ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームが、「ブラックホールはブラックホールのように見える別の存在」との仮説を提唱している。
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