Credit:Canva . ナゾロジー編集部現在、地球の軌道には崩壊した衛星やロケットから放出された破片など、直径1~10センチほどの小さなスペースデブリ(宇宙ゴミ)が50万個以上あると推定されています。 一部の危険度の高いデブリは地上のレーダーによって常に位置が追跡されていますが、将来、電波探知を困難にするステルス技術が用いられた軍事衛星などが放棄された場合には、既存のレーダーでは追跡困難なデブリが数多く生まれる恐れがあります。 そうなれば宇宙開発が進むにつれて、デブリによる衝突の危険はさらに多くなっていくでしょう。 そのため近年では電波の代りに重力波を検出する量子センサーが提案されています。 既存のレーダーでは跳ね返ってきた電波を探知します。 レーダーは放った電磁波の反射によって物体の存在を検知している / Credit:Wikipediaステルス戦闘機などは、外装に電波吸収材を利用
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