アップルが今年9月にリリースする見通しのiPhone 15については、良いニュースと悪いニュースの両方が報じられている。しかし、今回は非常に驚くべき仕様変更の詳細がリークされた。 ニュースサイトの9to5Macは、アップルがiPhone 15シリーズのProとPro Maxモデルの音量ボタンとサイレントスイッチを大幅に変更すると報じている。サイレントスイッチが刷新されるのは、iPhoneの16年の歴史の中で初めてのことという。 9to5Macの情報筋によると、長年愛されてきたサイレントスイッチの代わりに「押し込むタイプのボタン」が採用される見通しだ。このボタンは、感圧式になると予想され、マナーモードにするためには切り替えるのではなく、押す必要がある。 ボリュームボタンも感圧式のものになり、これまで音量を上げるボタンと下げるボタンに分かれていたものが1つのボタンに統合される見通しだ。 これら
勢いを増すK-POP 昨年の『紅白歌合戦』で注目されたのは、K-POPガールズグループが3組も出場していたことだ。TWICE、IVE、LE SSERAFIMである。 対してJ-POPのガールズグループはPerfume、乃木坂46、NiziU、日向坂46の4組。だがNiziUはK-POPのプロダクションが日本で生んだ「K-POP日本版」であることを踏まえれば、K-POPが日本でいかに勢いを増しているかがわかるラインナップだった。 そんなガールズグループには、だれが興味を持っているのだろうか。前回のボーイズグループ編(「ビッグデータから読み取るボーイズグループ──ジャニーズ、K-POP、非ジャニーズ」2023年3月6日)に続き、Yahoo! JAPANの検索サービスをもとにしたビッグデータ分析ツール「DS.INSIGHT」を使って調査した。 平穏だった2022年 まず、検索ボリュームから確認し
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」、この長々しいタイトルを、日本の映画会社は「エブエブ」と呼んでいるので、筆者もそれに倣いたい。 「エブエブ」は、目下のところ第95回アカデミー賞(現地時間3月12日に開催)では「最有力で大本命」と喧伝されている。それは、この作品が最高賞の作品賞を含む10部門で最多の11ノミネートを獲得していることにも起因している。 本作のアメリカでの公開は、2022年3月。アカデミー賞をめざす作品としては少々早すぎるスタートだった。当初、陣営はこの作品が大きな反響を得て、ノミネートにまで至るとは思っていなかったのかもしれない。 まずテキサス州オースティンで開催されているサウス・バイ・サウス・ウェスト映画祭で上映され、その後、ニューヨークやロサンゼルスなどで限定公開。3日間の興行収入で約50万ドル、1館平均で5万ドルという好成績をあげ、独立系スタジオの作
神戸大の末次健司教授(植物生態学)らのチームは27日、ガラス細工のような花を咲かせることから「妖精のランプ」とも呼ばれる植物「コウベタヌキノショクダイ」を兵庫県で見つけたと発表した。1992年に神戸市の森で1個体が見つかっただけの植物で、既に絶滅したと考えられていた。 【写真】「絶滅」の昆虫、琵琶湖で発見 国内での確認は60年ぶり 22年 チームによると、茎の高さ約1ミリ、花の大きさ約1センチで、光合成をせず地中の菌類から栄養分を吸い上げる植物。薄暗い森の地面を照らすような幻想的な姿が特徴だ。 チームが植物の生態調査で2021年、兵庫県三田市の森で見つけた。
しかしながら、なぜテレビを持っているだけで支払う義務が生じるのか、といった疑問あるいは違和感を抱く人がいなくなったわけではない。 有馬哲夫・早稲田大学社会科学総合学術院教授は、新著『NHK受信料の研究』の序章で、ネット時代の現在、受信料を払うことにどういう意味があるのかという根本的な問題を問いかけている。そして、それは結果として国家レベルで見た場合に、文化の発信力を弱めることにつながっている、と主張している。 その問題提起に耳を傾けてみよう(以下は『NHK受信料の研究』より再構成)。【前後編の前編】 *** BBCの受信料は廃止の方向に 2022年1月17日、BBCニュースの日本語版が「英文化相、BBCの受信料制度廃止を示唆」と報じた。その翌日、同ニュースサイトは「英政府、BBC受信料の2年間凍結を下院で発表」と続報を打った。 いよいよBBCも追い詰められた感がある。 これは日本のNHK(
致死率が高い「ウイルス性出血熱」の一つ、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)が拡大している。感染者数は昨年、一昨年と過去最多を更新した。国内初確認から10年、ペットを通じた、新たな感染ルートのリスクも分かってきた。 【画像】SFTSの感染経路を調べるため、民家の庭から掘り出したネコの死体を調べる宮崎大学の研究者ら=岡林環樹教授提供 SFTSは森林や草むらにひそむマダニが媒介。ヒトやネコ、イヌが感染する。国の研究班がまとめた「診療の手引き」によると、感染すると、嘔吐(おうと)、下血や発熱が起き、ヒトの致死率は25~30%に達する。 高齢者の発症が多く、今も対症療法以外の有効な治療はない。2011年、中国で初めて見つかり、日本では13年に山口県で初めて報告された。 患者数は増加傾向にある。国立感染症研究所によると、過去最多の110人が感染した21年に続き、22年も118人と最多を更新した。これ
動かないヒット ヒットが動かない──日本の音楽シーンで奇妙な現象が起きている。とくにそれは、音楽メディアの中心となりつつあるストリーミングサービスで生じている。 それが確認できるのは、世界でもっともユーザー数の多いSpotifyだ。そこでは、73か国・地域とグローバル(全体)の200位までのチャートが公開されている(※1)。その特徴はランキング(順位)だけでなく、再生回数もオープンにされていることだ。 上位200位までに限定されたデータではあるが、そこから読み取れることも多い。とくに日本のチャートが、極めて奇妙な傾向を示していることがわかった。 一言で表せば、それは“ヒットの固着”と呼べる現象だった。 Spotifyは日本でシェア2位 データの確認の前に、Spotifyと日本の音楽状況について簡単に整理しておこう。 Spotifyは現在238の国・地域で利用できる。使えないのは、中国や北朝
政府が今国会に提出する健康保険法などの改正案の全容が判明した。出産時に公的医療保険から支払われる「出産育児一時金」を50万円に増額するための財源確保や、現役世代の負担軽減のために後期高齢者医療制度を見直すことが柱だ。患者に身近な「かかりつけ医」の機能強化も盛り込む。政府は近く閣議決定する。 【図表】クーポンを活用した「出産準備金」も始まった 出産育児一時金は、今年4月に42万円から50万円に引き上げる。法改正では、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度から費用の一部をまわす仕組みを2024年4月から導入する。一時金の7%を同制度が負担。24、25年度は激変緩和措置で負担額は半額となる。 一時金増額を含めた後期高齢者医療制度の見直しに伴い、保険料は増額されるが、対象は年金収入が153万円を超える約4割。増額は段階的に行われ、24年度は211万円を超える人、25年度は153万円を超える人が対象
横浜市の編集者、田中さくらさん(29)=仮名=はかつて不登校だった。きっかけは小学6年でのいじめだ。中学でも復帰できず、通知表は「オール1」。授業に出ていないから当然なのかもしれないが「学校って、分かってくれないんだな」と当時は思っていた。 小中学校の不登校児童生徒の数は2021年度に24万4940人。10年前のほぼ2倍で、過去最多だ。通知表はこうした生徒にも発行されている。ただ、不登校の子どもは通知表を「学校に『負け犬』のレッテルを貼られた」と受け止め、心をかき乱されている。中学生にとっては入試の結果も左右し得るため、その後の人生への影響も無視できない。 さくらさんは一度、学校を見限った。それでも前に進もうともがき続けた結果、自分を見守ってくれていた教師の存在に初めて気付くことになった。学校の中には、立ち直ろうとする生徒を後押ししようと、独創的な通知表で工夫し始めた例もある。(共同通信=
2023年1月21日の新月(写真は2017年の皆既日食「Great American Eclipse」)は過去992年で最も地球に接近する(Getty Images) 2023年1月21日(米国時間)、同日の新月は地球から正確に35万6568キロメートルの位置に来る。Timeanddate.comによると、これは西暦1030年以降で最も地球に近い。十字軍やノルマンディー上陸作戦、北米では初期のバイキングが定住した時期だ。 この「究極のスーパームーン」は、中国の旧正月が始まる合図でもあり、1月23日の日没後に最高の景色を見せる金星と土星の珍しい大接近の最中のこととなる。 なぜ突然月がそんなに近くにくるのだろうか? ■新月がこんなにも近くなる理由 月が過去992年間で最も近くにくる。ただし夜空に姿を現すことはなく、天体観測者たちに真っ暗な空を提供する。 このいわゆる「スーパームーン(近地点にあ
米Appleは1月17日、「MacBook Pro」の新モデルを発表した。14インチと16インチの2つのモデルに最新のハイエンドチップ「Apple M2 Pro」および「Apple M2 Max」を搭載している。同日から予約受付を開始し、2月3日から販売を開始する。 【画像】M2 Maxは670億個のトランジスタを搭載する。M1 Maxに比べ100億個増加した 14インチモデルはM2 Pro搭載モデルが28万8800円から、M2 Max搭載モデルは44万8800円から。16インチモデルはM2 Pro搭載モデルが34万8800円から、M2 Max搭載モデルは49万8800円からとなっている。 M2 Pro/M2 Maxは、Appleの最新チップ。M2チップの上位版にあたり、CPUやGPUを強化したSoC(System on a Chip)だ。 M2 Proは、最大12コアのCPUと最大19コ
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