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ブックマーク / booklog.jp (224)

  • 『おかあさんのかえるひ』(バーナデット・ワッツ)の感想(5レビュー) - ブクログ

    文と絵*バーナデット・ワッツ(Bernadette Watts) 1942年、イギリスに生まれる。父親は建築家、母親は舞台装飾家という恵まれた家庭で育つ。幼い頃から絵が好きで、絵を描くこと、お話をつくることは彼女の楽しみで、4歳のときにビアトリクス・ポターの影響を受けてつくった初めてのは現在も残っている。ケント州のメイドストーン美術学校で学び、絵作家のブライアン・ワイルドスミスに師事した。これまでに、『ブレーメンの音楽隊』『白雪姫』『雪の女王』(以上、西村書店)などグリムやアンデルセン童話の挿絵を中心に最近は創作絵も手がける。イギリス・ケント州在住。 「2018年 『たいこたたきの少年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

    『おかあさんのかえるひ』(バーナデット・ワッツ)の感想(5レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/10/26
    【読了】『おかあさんのかえるひ (世界の絵本)』バーナデット ワッツ
  • 『ねずみくんのチョッキ (ねずみくんの絵本 1)』(なかえよしを)の感想(298レビュー) - ブクログ

    1974年発表の記念すべき、『ねずみくんの絵』一作目は、今年発表された最新作『ねみちゃんのチョッキ』で、書の絵が使われていたことから興味を持ち、読んでみました。 まず驚いたのは、右開きで縦書きの文章と、まるで国語の教科書みたいな構成に、私が読み始めた、シリーズ後半が左開きの横書きだったため、この変わり目がどこなのか気になったことに加え、縦書きの文章も、これはこれで何度も読み返す内に気にならなくなり、このシリーズくらいのシンプルで短い文章ならば、却って、読み聞かせするのに、上から下へと良いリズム感が湧いてくるようで、楽しくなってくる。 それから、肝心の『ねみちゃんのチョッキ』で使われた、書の絵についてだが、そもそも最新作に於いても、あまり浮いている感は無かったし、書の場合、当然物語が異なるので、「なかえよしを(中江嘉男)」さんの、その絵の使い方の上手さが、まずはあるのだと感じたことに

    『ねずみくんのチョッキ (ねずみくんの絵本 1)』(なかえよしを)の感想(298レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/10/26
    【読了】『ねずみくんのチョッキ (ねずみくんの絵本 1)』なかえ よしを
  • 『ルルちゃんのくつした (あーんあんの絵本)』(せなけいこ)の感想(71レビュー) - ブクログ

    1歳6ヶ月。 図書館で借りた。 なくした下がどこかなと想像してる。 せなけいこらしく、そこで終わっちゃうの⁈というおわり方だけど、背表紙ではちゃんと下履いてる。 息子が背表紙の足を指差して私が「良かったねぇ、見つかったんだねぇ」と言うところまでがいつもの読み聞かせ。

    『ルルちゃんのくつした (あーんあんの絵本)』(せなけいこ)の感想(71レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/10/26
    【読了】『ルルちゃんのくつした (あーんあんの絵本 3)』せな けいこ
  • 『レイヤー化する世界 [Kindle]』(佐々木俊尚)の感想(28レビュー) - ブクログ

    図書館でたまたま手に取る。情報文明論とか情報社会論に近い論考をとてもわかり易い表現にまとめている。 ウェストファリア体制によって生まれた国民国家や、民主主義のブームがおわり、「超国籍国家」が作る<場>に個人がぶら下がるというのが主張。 そのレイヤー化した世界が決してユートピアではないということを繰り返し説明しているところが真面目だなとおもった。ジャーナリストらしくないというか。 超国籍企業が(国家から)軍事力を奪うという章はまるごと主張に無理がある。そのあたりをサイバーセキュリティの研究で補完できるかかもしれないなと思いながら読んだ。 全体的にすごいいいだし、筆者のスタイルに共感するところ多し。

    『レイヤー化する世界 [Kindle]』(佐々木俊尚)の感想(28レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/10/23
    【読了】『レイヤー化する世界』佐々木 俊尚 ☆5
  • 『Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学 [Kindle]』(ケン・シーガル)の感想(53レビュー) - ブクログ

    広告代理店のクリエイティブ・ディレクターとしてスティーブ・ジョブズを支えた著者が、容赦なく徹底的に "シンプルさ" を追求するジョブズ・アップルの特異さ、そして偉大さを語った書。 「人間はシンプルさを好む」、「選択肢を与えられたときに、正常な人は複雑な道よりもシンプルな道を選ぶ」「シンプルにすることは当はむずかしいのに、簡単そうに見えることがある」(シンプルさの呪い) 著者は、複雑さを増す社会にあって"シンプルさ" を徹底することは極めて困難で、それゆえシンプルなものは希少であり価値が高いという。「シンプルさは現代のビジネスにおいて、最強の武器」なのだ。これはとてもよく分かる。余計な機能が増えて操作が複雑になり、かえって魅力が下がっていく商品って結構あるものな(ソフトウェアに多いような気がする)。 ここで言う "シンプルさ" は、単に製品のデザインやネーミングのみを指すのではなく、「アイ

    『Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学 [Kindle]』(ケン・シーガル)の感想(53レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/10/20
    【読了】『Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学』ケン・ シーガル ☆4
  • 『ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書)』(杉山春)の感想(121レビュー) - ブクログ

    最初の章は、子ども二人が餓死するまでのお母さんの動きを追いかけたもので。もう、なんとも言えない怒りが込み上げるものでした。 が。 次章からのそのお母さんの生い立ちを追って行くにつれ、、、、 このお母さんの悲鳴がから聞こえてくるんじゃないか、、、と、思うほどに、追い詰められていく声が聞こえてきました。 誰かホント、気がついてあげて! 助けてあげて! 手を差し伸べてあげて!!! っていう。 子ども二人を餓死させたことはホントに痛ましく、、、自分の子どもを思うと信じられないと思うけれど、、、このお母さんの気持ちを考えると、、、このお母さんもとても救われなかったと、、、、もしかしたら、死んでたのはこのお母さん自身だったのかもしれない。とも思えた。 世にまだまだいるお母さん達の悲鳴。 少しでも多くのお母さんを救って、子どもたちが救われますように。。。

    『ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書)』(杉山春)の感想(121レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/10/16
    【読了】『ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書)』杉山 春 ☆5
  • 『空海入門 (角川ソフィア文庫) [Kindle]』(加藤精一)の感想(1レビュー) - ブクログ

    〈加藤精一〉1936年生まれ。大正大学名誉教授。東京・南蔵院住職。86世真言宗豊山派管長。著書は、「ビギナーズ 日の思想」シリーズ『秘蔵宝鑰』『般若心経秘鍵』『「即身成仏義」「声字実相義」「吽字義」』『弁顕密二教論』、『空海入門』(以上、角川ソフィア文庫)、『弘法大師空海伝』『日密教の形成と展開』(以上、春秋社)など多数。 「2015年 『空海「性霊集」抄 ビギナーズ 日の思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

    『空海入門 (角川ソフィア文庫) [Kindle]』(加藤精一)の感想(1レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/10/09
    【読了】『空海入門 (角川ソフィア文庫)』加藤 精一 ☆4
  • 『きんいろあらし―やなぎむらのおはなし (こどものとも傑作集)』(カズコ・G・ストーン)の感想(20レビュー) - ブクログ

    ストーリーは簡単。 秋のある日、やなぎむらに大きなあらしがやってきます。 虫たちはそれぞれ嵐をやり過ごすのですが、くものセカセカさんが身体を縛り付けた葉っぱごと飛ばされてしまいました。 池の中で助けを求めるセカセカさんを、みんなはどうやって助けるのか。 小さな子どものための絵ですから、絵も語ります。 みんなどこに隠れているの? あ、帽子がなくなってる。 親子でわいわい言いながら一冊の絵を愉しむことができます。

    『きんいろあらし―やなぎむらのおはなし (こどものとも傑作集)』(カズコ・G・ストーン)の感想(20レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/10/09
    【読了】『きんいろあらし―やなぎむらのおはなし (こどものとも傑作集)』カズコ・G・ストーン ☆4
  • 『楽園のカンヴァス [Kindle]』(原田マハ)の感想(27レビュー) - ブクログ

    わたしは美術に詳しくなくて、ルソーの「夢」とかネットで検索しながら読んだくらいだけど、すっごくよかった! おもしろかった、感動した! とくにルソーやピカソの姿を描いた部分がすごくいきいきとしてて、ルソーやピカソをすごく身近に感じられるのがすばらしい。もっと彼らのことを知りたくなる。(でも解説書とか読んでも内容が頭に入らないんだよね。こういう上手な小説仕立てにしてもらうとすごくおもしろく読めるのに)。 見つかったルソーの絵の真贋や、謎のコレクターや、そうしたミステリっぽいストーリーにもわくわくして、最後に謎が解かれたとき、安易かもしれないけどわたしとしては、ああそういうことなんだとものすごく納得して、カタルシスめいたものを感じたほど。 同時に、情熱を持つこと、だとか、「この一瞬に永遠を生きる」だとか、ロマンティックな感じもなんだかすごく心にしみて。 織江やティムの個人的な話についてもっとふく

    『楽園のカンヴァス [Kindle]』(原田マハ)の感想(27レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/09/26
    【読了】『楽園のカンヴァス』原田 マハ ☆4
  • 『伊勢神宮 [Kindle]』(中村信子)の感想 - ブクログ

    大学・東京家政大学・東洋英和女学院大学非常勤講師。 著書『TOEIC L&Rテスト リーディング 解き方のスタートライン』(小社、共著)『2カ月で攻略 TOEIC L&Rテスト600点!』(アルク、共著)『TOEIC L&Rテスト 基単語帳』(研究社、共著) 「2021年 『TOEIC® L&R テスト リスニング 解き方のスタートライン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

    『伊勢神宮 [Kindle]』(中村信子)の感想 - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/09/06
    【読了】『伊勢神宮』中村信子 ☆3
  • 『さんてつ: 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録 (バンチコミックス)』(吉本浩二)の感想(49レビュー) - ブクログ

    フォローさせて頂いている方のこの漫画のレビューを見て、読まなくちゃと思って購入。漫画なので小学生の息子にも読ませられるかなと思って。 震災の時、震災の後三陸鉄道がどんな努力で復興していったのかを吉浩三さんが描いている。買って絵をみてから気づいたけどこの作者さんは「こづかい万歳」とか「日をゆっくり走ってみたよ」を描いている方だった。いつも市井の人の感情の機微をとても上手に読み取って親しみやすい絵で描いてくれている。 当時の状況が手にとるようにわかって、震災から12年も経って薄れてしまっているあの時のどうしようという焦燥感が思い出されて涙を何度も流しながら読んだ。鉄道員だけでなく収容されて遺体のケアをしてくれた人達など、自分の仕事に誇りをもって一生懸命働いている人は当に素晴らしい。辛いことや大変なことがあったら逃げ出したくなるけれど、とにかく現場を調べて解決策を見つけて一生懸命目標に向か

    『さんてつ: 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録 (バンチコミックス)』(吉本浩二)の感想(49レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/09/04
    【読了】『さんてつ: 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録 (バンチコミックス)』吉本 浩二 ☆5
  • 『「原因」と「結果」の法則 [Kindle]』(ジェームズ・アレン)の感想(49レビュー) - ブクログ

    謎の著者にによる100年も前に書かれた自己啓発。書かれていることは観念的なことだったり物事に取り組む姿勢だったりで、今どきのライフハックとかテクニック的な単純な解答じみたことは書かれていない。だからことそ何を言っているのか自分の頭で考えて咀嚼してみる。それがこのの良いところなのではないだろうか?昔は何も言わないで実行すれば見ている人は見ている、へらへらするななどと教育されれてきたけれど、今は有言実行で目標を達成したかどうかのパフォーマンス評価。こんなふうに教育方針にいたっても変化していくのだから、その時々のはやりのハウツーだけ覚えて対応しても振り回されるだけだ。やっぱり自分の頭で考えなければ。考えることができるように学ぶって大事だね。 もう人生も余計な事や物は増やさないようにしようと思うこの頃ですが、そんなんでいいのかとも思う。人生の原因は「自分」なのだから。

    『「原因」と「結果」の法則 [Kindle]』(ジェームズ・アレン)の感想(49レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/09/02
    【読了】『「原因」と「結果」の法則』ジェームズ・アレン ☆3
  • 『果断: 隠蔽捜査2』(今野敏)の感想(164レビュー) - ブクログ

    隠蔽捜査シリーズ第2弾 長男の不祥事により、警察庁長官官房の総務課長から大森署の署長に左遷された竜崎伸也警視長。 署長の一番の仕事が、署長決済の膨大な書類の判子押し…判子押しに追われる竜崎。 そんな中、着任早々大森署管内で消費者金融への強盗事件が発生する。 三人組の犯人の内二人は緊配で逮捕されるが、残り一人が拳銃を所持し 管内の小料理屋に人質をとって立てこもるという事件が発生する。 竜崎は慣例を無視して現場に駆け付ける。 現場ではSITとSATの主導権争い…。 SIT説得に応じない犯人、やがて銃声が聞こえ緊迫する現場。 竜崎はSATの突入を命じ、犯人は射殺され人質は無事救助された。 この事件は解決したはずだったが…。 突入した時に犯人の拳銃に実包が残っていなかった事が判明し、それがマスコミに漏れた。 マスコミは人質の無事救出よりもSATが犯人を射殺した事を問題視し書きたてる。 竜崎と刑事部

    『果断: 隠蔽捜査2』(今野敏)の感想(164レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/09/01
    【読了】『果断―隠蔽捜査〈2〉』今野 敏 ☆4
  • 『大延長 [Kindle]』(堂場瞬一)の感想(3レビュー) - ブクログ

    またまたおなじみのKindleセールで目に付いて購入パターン。 プロローグはある監督・牛木のつぶやきから始まる。 夏の高校野球決勝戦の真っ最中。 相手チームの監督・久保は、彼自身がピッチャーだった高校時代に甲子園で相対した強打者であり、幼馴染でもあった。 この2人の間にどんな経緯があったのかが編で語られ、エピローグは逆に久保のつぶやきで終わる。 編は牛木と久保が高校球児だった頃の、甲子園での決勝戦が舞台。 しかも15回延長の末同点で、翌日再試合。その夜から物語が始まる。 牛木と久保、これにそれぞれの学校の監督たち・羽場と白井(彼らもまた同じチームだったという縁があった)、そして彼らのかつての監督であり、この試合の解説を担当する滝が加わり、この5人の目線が入れ替わりながら物語が進んでいく。 そして次の日の試合途中まで、実に24時間を切るような短い時間のことがこと細かに語られるが、不思議

    『大延長 [Kindle]』(堂場瞬一)の感想(3レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/08/23
    【読了】『大延長』堂場 瞬一 ☆4
  • 『『遺体』それからの物語―新潮45eBooklet [Kindle]』(石井光太)の感想(6レビュー) - ブクログ

    東日大震災後、被災地に入り取材を続けて出版した『遺体』。それから2年近くが経ち、あの時取材した人たちはどうしているだろうか?と再び取材を開始した。 死体安置所へ家族を探しにくる家族対応を行う民生委員。 自らの寺を避難所に開放し、死体安置所へ読経に赴き、身元不明の遺骨を引き取った寺の住職。 生まれたばかりの子供を津波で失った両親。 心に残ったのは 大半のご遺族の悲しみが薄れるには長い時間を要します。一方、同じ町でも大切な人を失っていない人たちは、復興ということでどんどん先に進んでいってしまう。 同じ被災者でも、その心の中はどんどん距離が開いていく。 目に見える復興も進まない中、大切な人を失った人たちの当の意味での復興には、まだまだ時間がかかるのだろう。

    『『遺体』それからの物語―新潮45eBooklet [Kindle]』(石井光太)の感想(6レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/08/19
    【読了】『『遺体』それからの物語―新潮45eBooklet』石井 光太
  • 『からすのやおやさん (かこさとしおはなしのほん)』(かこさとし)の感想(65レビュー) - ブクログ

    にこにこやさい・くだものが可愛いのはもちろん、「安い」だけでは売れなくて、付加価値をつけることで売れるようになる、というアドバイスを大人ももらえる作品だったように思います(*^o^*) …子どもの頃だったら、こんなこと考えなかっただろうに(笑)おとなになっちまったなぁ…。

    『からすのやおやさん (かこさとしおはなしのほん)』(かこさとし)の感想(65レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/08/16
    【読了】『からすのやおやさん (かこさとしおはなしのほん)』かこ さとし
  • 『隠蔽捜査(新潮文庫) [Kindle]』(今野敏)の感想(52レビュー) - ブクログ

    いや~面白かったあ~。今野敏さん、オジサンが読むハードな警察小説、みたいなイメージでなんとなく手を出してなかったけど、こないだたまたま読んだ『触発』がすんげえ面白かったので、これも読んでみた。 主人公は、警察庁長官官房の総務課長っていうバリバリのキャリア官僚。 都内で起きた連続殺人事件の被害者が、かつての凶悪な少年犯罪の加害者だったことから、マスコミ対応などに追われて奔走することに…。 っていう、ゴリゴリの警察小説の出だしなので、犯罪捜査が中心になるのかと思ったら、そっちはメインじゃない。 てか犯人は意外とあっさり判明する。 まあよく考えたら主人公は現場の刑事じゃないので捜査そのものには関わらないんだよね。 面白いのが、この主人公の竜崎の人物像。 最初に出てきたときにはそりゃもう、いや~な感じなのよ。 学歴史上主義で、東大でなきゃ大学じゃない、くらいの勢い。 娘は上司の息子と付き合っていて

    『隠蔽捜査(新潮文庫) [Kindle]』(今野敏)の感想(52レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/08/11
    【読了】『隠蔽捜査』今野 敏 ☆4
  • 『経産省の山田課長補佐、ただいま育休中 (文春文庫 経 11-1)』(山田正人)の感想(29レビュー) - ブクログ

    育休取得するにあたり、どんな生活になるのかをイメージしたくて読了。育休を取ることに対する周りの反応や、子供達とのやりとりの内容など、実際の体験談がてんこ盛りで、とても参考になりました。 子育ては母親でなければどうにもならないなんてことはない。むしろ子育ては腕力体力がいるので男性の方が向いていることが多い、母親に対して劣等感を持つ必要はない。というのは実際に育休を取った体感からもその通りだと思うな。また「無理しすぎない育児をモットーに」という考え方は大賛成。男性で育休を取る予定の人は、あらかじめ読んでおくと参考になると思います。 しかし今のようにイクメンなんてワードが持て囃されるはるか前の2006年という時代に、しかも霞が関の官僚が、育休を1年も取っていたということに驚き。 ・男女の伝統的な役割分担がまだまだ根強いなかで、男性が1年間もの育休を取ることは、単なる1家庭の選択を越えた社会的な意

    『経産省の山田課長補佐、ただいま育休中 (文春文庫 経 11-1)』(山田正人)の感想(29レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/08/06
    【読了】『経産省の山田課長補佐、ただいま育休中 (文春文庫)』山田 正人 ☆4
  • 『遺体―震災、津波の果てに― [Kindle]』(石井光太)の感想(2レビュー) - ブクログ

    映画を観てから読みました。 現地では津波で被災した者もそうでない者も等しく体験した、あまり語られることがなかった、冷徹な事実が語られています。 ヒトとして生きてる以上、人生の最後には誰もが経験する「死」だが、決して幸せとはいえない最後をあのような形で迎えた「遺体」がテーマです。 臓腑を抉られるような悲しみと苦労があったが、悲しみを超えた向こうに、希望の一筋の光を見た思いです。 「東北に学べ」をこれからの人生の指針にします。

    『遺体―震災、津波の果てに― [Kindle]』(石井光太)の感想(2レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/08/03
    【読了】『遺体―震災、津波の果てに―』石井光太 ☆5
  • 『ワールド・カフェをやろう!: 会話がつながり、世界がつながる』(香取一昭)の感想(57レビュー) - ブクログ

    大学時代、見よう見まねでやっていたワールド・カフェ。 当時は、しっかりと勉強していなかったから、当に正しい方法なのか、分からなかった。 今後も必要になってくるかと思って、購入した一冊。 ワールド・カフェの教科書のような。 カフェのような気軽な雰囲気の中、平等な立場で、 ある問いに対する自分たちの考えを話す。 そして、参加者自身が言葉で色々な考えを紡いでいく。 産業社会によって、スピードと効率を追求されて、 その中で、人々の繋がりはいつしか分断されていった。 ワールド・カフェは、その分断をなくして、繋がりを創っていく、 という所に感動した。 "決める"、"まとまっていなければならない。"という、会議における 一種の強迫観念をなくしてくれる、手法は色々と活用出来るなと思った。 以下、参考になった点をピックアップ。 ■成功の循環(ダニエル・キム) 関係の質⇒思考の質⇒行動の質⇒結果の質 関係

    『ワールド・カフェをやろう!: 会話がつながり、世界がつながる』(香取一昭)の感想(57レビュー) - ブクログ
    ronald69
    ronald69 2013/07/29
    【読了】『ワールド・カフェをやろう!』香取 一昭 ☆4