諜報機関に必要とされる技術を研究する米Intelligence Advanced Research Projects Activity (知能高等研究計画活動、IARPA)が、人間の学習能力や適正を外部から判別する技術を開発しているそうだ(NETWORK WORLD、Slashdot)。 人間の能力測定には紙と鉛筆による試験が有用ではあるものの、それですべてを判断できるわけではない。そこでIARPAでは、人間の頭にセンサーなどを接続して、従来の試験とは異なる評価ツールを作ろうとしているのだという。 この技術は精神病や心理学的な異常を予測するために研究されていた。しかし、軍や企業、スポーツチームなどは人材に適正な投資や訓練を行う判定材料を求めていることから、現在の研究方針に代わってきたようだ。