米国では2006年の夏ごろから、日本では11月から流れはじめた“Get a Mac”(日本では“Macをはじめよう”)のテレビCM。私は、米国版を見たときに「なかなかいい広告じゃないの」と思っていた。 ところが、日本版のCMを見て「見るのも嫌」とか「これが流れると席を立ってしまう」とか「見識を疑う」といった感情を抱く人もいるようである。Macユーザーでも「面白いから好き」とか「ラーメンズだからいい」という人がいる一方で、その逆の人もいて、賛否両論。ちょっと物議をかもしている。 あのコマーシャルの制作者は、日本に来たときに“パペットマペット”のうしくんとカエルくんのやり取りを見て、あの構成を思いついたのだそうだ――というのはガセねたなのだが、コントというのは、ちょっと毒があったほうが「おいしい」こともあるはずなのだが。 Mac君をやっているジャスティン・ロングのこと 米国版CMでMac君をや