タグ

ブックマーク / wiredvision.jp (96)

  • 全米の携帯電話や固定電話を傍受するFBIのシステム | WIRED VISION

    全米の携帯電話や固定電話を傍受するFBIのシステム 2007年9月 3日 社会 コメント: トラックバック (0) Ryan Singel 2007年09月03日 スライドショー:FBIの監視システム関連資料のコピー(英文) 米連邦捜査局(FBI)が、ほとんどあらゆる種類の通信機器を、ポイント・アンド・クリック操作で簡単に傍受できる、高度な監視システムをひそかに開発していたことが明らかになった。 この判明は、1000ページ近い極秘文書が、情報自由法(FOIA)の下で新たに公開されたことによる。 FBIの監視システムの名前は、『Digital Collection System Network』(DCSNet)。従来からある固定電話事業者やインターネット電話事業者、それに携帯電話事業者が管理するシステムと、FBIの傍受ルームとを接続している。 このシステムは、観測筋の予測よりもはるかに複雑な

  • アメコミヒーローに見る「ユダヤ系」の影響(1) | WIRED VISION

    アメコミヒーローに見る「ユダヤ系」の影響(1) 2007年8月27日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Randy Dotinga 2007年08月27日 サンディエゴ発――『スーパーマン』や『バットマン』、『キャプテン・アメリカ』をはじめとする大勢のスーパーヒーローたちには、奇妙なタイツのほかにも共通点がある。 どのヒーローも、ユダヤ系のクリエイターが作り出したものであり、その多くは東ヨーロッパのユダヤ人家系を出自とするという点だ。 単独または共同でコミックを制作したユダヤ系のクリエイターには、Joe Shuster氏とJerry Siegel氏(『スーパーマン』)、Bob Kane氏とBill Finger氏(『バットマン』)、Will Eisner氏(『スピリット』)、Jack Kirby氏(『ファンタスティック・フォー』、『超人ハルク』、『X-MEN』)、Jack K

  • 元ロックプロデューサーの神経科学者に聞く、音楽と脳の関係(1) | WIRED VISION

    元ロックプロデューサーの神経科学者に聞く、音楽と脳の関係(1) 2007年8月29日 カルチャー コメント: トラックバック (2) Randy Dotinga 2007年08月29日 Daniel J. Levitin氏は著書『This Is Your Brain on Music』の中で、音楽に対する神経科学者としての見方を披露している。 スライドショー(英文)はこちら Daniel Levitin氏はかつて、ロック音楽のプロデューサーとしてスティーヴィー・ワンダーやグレイトフル・デッド、クリス・アイザックなどと一緒に仕事をしていた。しかし、音楽業界の変化に幻滅したLevitin氏は、神経科学分野の研究に魅力を感じて学問の世界へ身を転じた。 転身から16年、Levitin氏は現在、カナダのモントリオールにあるマギル大学で準教授を務め、音楽の知覚認知分野の世界的権威として活躍している。

  • 『Second Life』成人向け領域で、自由と規制の論争(1) | WIRED VISION

    『Second Life』成人向け領域で、自由と規制の論争(1) 2007年8月31日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Regina Lynn 2007年08月31日 私は今週、『Second Life』でイルカと泳ぎ、酒場で6人の女性とラインダンスをし、購入を検討している馬の試し乗りをした。それに、ペニスを露出した若い男性から「セックスしよう」と誘われてオーケーした。 Second Lifeのようなバーチャル世界での大きな楽しみの1つは、自分の忍耐力と、ツールを扱う技能以外には制限のない空想世界にどっぷり浸れることだ。 だが、Second Lifeの住人が近頃感じている不安は、紛れもなく物だ。真のSecond Lifeが終わりを告げる最初の兆しだ、と言う者すらいる。 Second Lifeを運営するLinden Labは最近、多くの方面から非難を浴びている。 報道によれ

  • 読者投票「最も恥ずかしいWikipedia情報操作」(2) | WIRED VISION

    読者投票「最も恥ずかしいWikipedia情報操作」(2) 2007年8月22日 社会メディア コメント: トラックバック (0) Kevin Poulsen 2007年08月22日 (1から続く) [日語版編集部](1)に続き、『Wikipedia Scanner』で見つかったWikipedia内の情報操作の例から、読者の評価が高いものを抜粋。タイトルの中の、「……が」というのは、「その組織に属するIPアドレスから」という意味で使っている。 Dow社が、化学工場事故、枯れ葉剤、乳房インプラントへの言及を削除 投稿者:Kenneth Rainey 米Dow Chemical社が、「環境と人権にかかわる論争」と名付けられたセクションを丸ごと消去している。このセクションには、数十万人に被害を与え世界最悪の化学工場事故といわれるボパール工場事故、エージェント・オレンジ(枯れ葉剤)、および乳房イ

    ropebreak
    ropebreak 2007/08/23
    削除のログが残りそれが報道される。素晴らしく民主主義的だ。皮肉でもなんでもなく。
  • 医療サービス業界にも、Web 2.0的な動き? | WIRED VISION

    医療サービス業界にも、Web 2.0的な動き? 2007年8月17日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (2) Scott Gilbertson 2007年08月17日 Photo: AlphachimpStudio 『New York Times』紙は、米Google社と米Microsoft社の2社が、近い将来、オンライン医療市場に進出する可能性があると報じた。 それが当なら、いつかGoogle社のホームページのトップに『Google Health』へのリンクが登場するのだろうか? ただし同紙によると、このプロジェクトはまだ社内で試作版を運用している段階で、ベータ版として公開する見通しさえ立っていないという。 しかし、記事は読者を焦らすかのように、Google Healthの全容のごく一端を明らかにしている。 2人の人物が、試作版のスクリーンショットを用いたプレゼン資料を記者

  • 「魂のダウンロード」? 鍼医の治療に賛否両論(1) | WIRED VISION

    「魂のダウンロード」? 鍼医の治療に賛否両論(1) 2007年6月15日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Lisa Katayama 2007年06月15日 Photo: Institute of Soul Mind Body Medicine サンフランシスコ発――街はいつもと変わらない月曜日の午後だが、当地のマーケット・ストリートにある『Stacey's Bookstore』では、非常に変わったことが行なわれていた。中国出身の鍼(はり)師で医師の資格も持つ沙志剛氏が、サクラメント在住の弁護士の身体に「新しい肺」をダウンロードしていたのだ。 この弁護士、Kevin Iams氏は、過去2年間に3回の化学療法を受けたにもかかわらず、ガンが再発した。藁をもつかむ思いだと話すIams氏は、沙氏に助けを求めた。 紺色のスーツに黄色いネクタイを締めた沙氏の外見は、アジア系のビジネスマ

  • 「魂は情報であり永遠である」無神論者の宇宙論 | WIRED VISION

    「魂は情報であり永遠である」無神論者の宇宙論 2007年8月 1日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 2007年08月01日 神経科学は、意識を精神的に説明するのでなく電子化学的な物理的なものとして説明し、「不死の魂」という概念に対して厳格であり続けてきた。信仰を持たない無神論者らが、永遠の命を求めたとしてもそれは無理な話だ―― こういった考え方に対して、果たしてそうだろうか、と問いかけるエッセイが『New York Times Magazine』誌に掲載された。Jim Holt氏の「無神論者にとっての永遠(Eternity for Atheists)」だ。 およそ100年前、無神論者の哲学者ウイリアム・ジェームズは、脳は人間の精神生活を作り出しているのではなく、伝達しているのかもしれないと示唆した。 Holt氏はその考えの比喩としてラジオを挙げ、壊

  • 『Wii』+『Second Life』で、訓練用シミュレーター(1) | WIRED VISION

    『Wii』+『Second Life』で、訓練用シミュレーター(1) 2007年7月30日 IT コメント: トラックバック (0) Steve Mollman 2007年07月30日 任天堂のゲーム機『Wii』では、そのコントローラーを使ってまるで当にプレイしているかのような感覚でテニスやゴルフ、野球を楽しむことができる。では、同じコントローラーで、外科手術や薬剤散布、原子力発電所の操作を練習してはどうだろう? マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究員であるDavid E. Stone氏は、現実世界でこうしたもののシミュレーションを行なうのに、Wiiリモコン以上に適した道具はないと話す。 実際、人の動きに反応するコントローラーは「コンピューター科学史上、もっとも重要な技術革新の1つ」だとStone氏は主張する。これを利用しない手はないだろう。 Stone氏にとってWiiリモコンは、仮

  • 抗生物質が効かない細菌に、蜂蜜で対抗 | WIRED VISION

    抗生物質が効かない細菌に、蜂蜜で対抗 2007年6月21日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 2007年06月21日 医師のJennifer Eddy氏が、高齢の糖尿病患者の左足にできた潰瘍を初めて診察した時、それは25セント硬貨[日語版注:25ミリメートル弱]程度の大きさでピンク色をしていた。だが、その14ヵ月後には、薬剤耐性を持つ細菌のせいで、潰瘍は黒くて醜い塊に成長し、足を覆い尽くしていた。 医師たちは、知っている限りすべての治療を施したが、どれも効果はなかった。患者は、5回の入院で4回の外科手術と抗生剤の投与を受け、足の指を2失った。医師は左足の全切除を望んでいた。 米ウィスコンシン大学医学・公衆衛生学部の教授を務めるEddy氏は、「患者は、切断するなら死んだ方がマシだと言った。だが、切断しなければ患者は命を落とすだろうとい

  • 大戦を回避可能? 歴史のifを追求するシミュレーション・ゲーム(2) | WIRED VISION

    大戦を回避可能? 歴史のifを追求するシミュレーション・ゲーム(2) 2007年6月13日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Clive Thompson 2007年06月13日 (1から続く) Ferguson教授は1938年開戦のシナリオで勝利する方法を見つけられなかったが、もっと有効な方法を考え出した人物がいた。それは、戦略ゲームを得意とする、Ferguson教授の13歳の息子だ。息子は、ドイツへの攻撃を急がず、まずフランスと強固な貿易協定を慎重に結んだ。ともに戦わなければならないという責任を、外交手段によって負わせたのだ。果たして、フランスは参戦し、ドイツは屈した。 『Making History』に歓喜したFerguson教授は、Muzzy Lane Software社と手を組んで新たなゲームを開発している。今回はイラクやアフガニスタンの戦争やイランの核問題など、現

  • 第4回 『不況のメカニズム』は、いかにすごい本か | WIRED VISION

    第4回 『不況のメカニズム』は、いかにすごいか 2007年6月12日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) 前回は、ケインズ経済学のおおざっぱな解説をしたあと、つい最近出版された、小野善康『不況のメカニズム』(中公新書)が、いかにすごいであるか、そして、いかにぼくにとってショッキングであったか、そのことを書いた。今回も、このことをもうちょっとお話ししようと思う。 ケインズ理論は、「不況」を殺人事件に喩えるなら、被告人「不完全均衡」が犯人であるということを、ケインズという検察官が立証していったものだといえる。いろいろな証拠を出し、それらを論理的に組み上げ、容疑者の犯行を立証していったのだ。 ただ、残念ながら、検察官ケインズの立証は、ところどころ論理的な飛躍があり、また都合の悪い証拠に対して、それを安易に無視したり可能性を限定して決めつけたりした部分もあったため、多くの陪審

    ropebreak
    ropebreak 2007/06/13
    羨ましい。
  • 大戦を回避可能? 歴史のifを追求するシミュレーション・ゲーム(1) | WIRED VISION

    大戦を回避可能? 歴史のifを追求するシミュレーション・ゲーム(1) 2007年6月12日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Clive Thompson 2007年06月12日 歴史上の重要な出来事が違う結末だったら? 現在の世界はどう変わっていただろう? ハーバード大学のNiall Ferguson教授はこんなことをよく考える。経済史学者として有名なFerguson教授は、「反事実的な思考」の達人でもある。つまり、歴史上の主な出来事について、関連する史実を少しずつ変えながら、その成り行きがどうなるかを繰り返し想像しているのだ。 1999年の著書『Virtual History: Alternatives and Counterfactuals』には、事実に反する魅力的で奇妙な仮説がまとめられている。たとえば、ミハイル・ゴルバチョフが存在しなければ、ソビエト連邦は存続してい

  • 月で採掘したヘリウム3を核融合発電の燃料に(1) | WIRED VISION

    月で採掘したヘリウム3を核融合発電の燃料に(1) 2007年6月 7日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) John Lasker 2007年06月07日 米航空宇宙局(NASA)が2006年12月4日(米国時間)に発表した月面基地計画は、格的な火星探査への道を開くことになるだろう。だが、この計画によって大きな恩恵を受けるのは、地球上のエネルギー業界かもしれない。 というのは、NASAが温めている200種類の目標の中に、核融合炉で使用する燃料を月で採掘するという提案があるからだ。核融合炉は未来の発電技術と目されており、実証実験は成功しているが、商用化にはまだ数十年かかるとみられている。 この核融合発電に利用でき、安全で環境にやさしい燃料として期待されているのがヘリウム3だ。ヘリウム3は地球上にはごくわずかしかないものの、月には豊富に存在している。 そのため科学者

  • 脳波利用の「スター・ウォーズ双眼鏡」、3年以内に試作品?(1) | WIRED VISION

    脳波利用の「スター・ウォーズ双眼鏡」、3年以内に試作品?(1) 2007年6月 6日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Sharon Weinberger 2007年06月06日 Darpaの研究では、兵士の脳をリアルタイムでモニターし、ターゲット検知を示す「神経信号」を拾い上げる計画だ。 Image credit:DARPA スライドショー(英文)はこちら 近い将来、米国の特殊部隊が奇妙で強力な新兵器を手に入れるかもしれない。既存のものより10倍は高性能なハイテク双眼鏡だ。使用する兵士の前頭前野から脳波を読み取り、潜在意識で感知した目に見えない脅威を知らせるシステムが付いている。 これは米国防総省の国防高等研究計画庁(DARPA)の計画で、『ルークの双眼鏡』と呼ばれている。映画『スター・ウォーズ』の登場人物、ルーク・スカイウォーカーが使っているハイテク双眼

  • 「脳のペースメーカー」インプラントで鬱病治療 | WIRED VISION

    「脳のペースメーカー」インプラントで病治療 2007年5月29日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Marty Graham 2007年05月29日 迷走神経刺激(VNS)装置を鎖骨の近くに埋め込んで、左側の迷走神経に接続する。右側は心臓に直結しているので、必ず左側の迷走神経に接続する。 Illustration: Cyberonics Inc. サンディエゴ発――精神科医によれば、迷走神経を通して脳に電気パルスを送り込む新しい医療技術は、重症の病の抑制に、少なくとも薬物治療と同じくらいの効果があるという。 この『迷走神経刺激(VNS)』セラピーでは、直径約5センチメートル、厚さ約1センチメートルの円板状の装置を左の鎖骨近くの皮下に埋め込み、頸部の迷走神経に接続する。電池で駆動する円板は、規則的な電気的パルスを迷走神経に送る。電気パルスは迷走神経を通って、