旅をするなら列車に限る、と豪語したりしなかったりする地図好き老舗IT系ライターの荻窪圭です。列車の良さは行程を楽しめるところ。目的地という「点」のみならず、そこへ向かう「線」でも味わえるのです。 今回の旅先は、秋田県南部にある由利高原鉄道鳥海山ろく線。愛称「ゆりてつ」。秋田県南部を子吉川に沿って走るローカル線です。JR東京駅からJR秋田駅まで秋田新幹線で約3時間50分。羽越本線の特急「いなほ」に乗り換えて約30分、由利高原鉄道のターミナル駅である羽後本荘駅へ。 東京駅 最後のひと駅は後ろ向き? 東京駅発のこまちで秋田駅へ。以前から乗ってみたかった秋田新幹線。細身でしゅっとしたノーズと、赤と銀のシャープなカラーリングがカッコいいではないですか。初期のウルトラマンを思い出すのは私だけではないはず。 秋田新幹線は盛岡まで東北新幹線と同じ線路を走り、そこから在来線区間に入って秋田へと向かいます。ク
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