4章では Scheme の上に Schemeインタプリタを作る過程でいろいろなものを学んでいきます。 このように、被実装言語と実装言語が同じなことを metacircular というらしいのですが、読んでいるだけでドキドキしてきます。 実際4章を読み進めていくと、とても面白いのですが、所々で引っかかるところがあります。 どうも読んでいるだけでは解決しないモヤモヤがあって、それは被実装言語と実装言語の境界に関する問題のように思えてきました。 metacircularだと、どこまでが被実装言語の機能で、どこからが実装言語の機能なのか分からなくなってきてしまうのです。 こんな経緯もあり、4章で書かれているSchemeインタプリタを「ほぼそのまま」C++で実装してみようという思いに至りました。 最近SICP日記を更新できなかったのはこのあたりに悩んでいたからです。 いろいろと困難あるでしょうが、試
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