<目の錯覚を利用して脳をだませば少量の食事で満足できるという説に異議あり!> 減量したいなら、料理を小さなお皿に盛り付けなさい──近頃、ダイエットの専門家がインターネット上で盛んにそうアドバイスしている。「デルブーフ錯視」と呼ばれる目の錯覚を利用して脳をだませば、少量の食事でも満足感を得られるというのだ。 デルブーフ錯視とは、同じ大きさの2つの円を並べ、一方を小さな同心円で、もう一方を大きな同心円で、それぞれ円の外側を囲むと、前者のほうが大きく見えるというもの。つまり、小さな皿に盛った料理は大きな皿に盛った料理より量が多く見えるということだ。 この仮説を支持する研究はいくつかある。14年に国際肥満ジャーナルに掲載された論文もその1つで、皿の縁の幅が広いと、被験者は盛られた料理を少なく感じることが分かった。 それに先立って12年に行われた実験では、被験者に大きさの異なるボウルを渡して、飲みた
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