以前、仙台市の社会人サークル「あおぞらの輪」を紹介しました。 kumashine369.hatenablog.com 初参加のときはとても楽しく、記事でも絶賛していたのですが、回を重ねるごとに心境に変化が生まれていきました。 参加するたびに、なぜかどんどん心が苦しくなっていくのです。 「これは一体なんなんだろう?」と自分の内面に目を向けたとき、ようやく気づきました。 ──それは、「本質に触れられない空間」に対する息苦しさだったのです。 このサークルは、「思考」や「哲学」をテーマにした場で、すぐに結論を出すのではなく、対話を重ねながら心の動きに気づいていく──そんな“実験的な”スタイルをとっています。 でも正直、私はこんなことを感じていました。 「もう答えが出てることを、時間かけて対話するって…無駄じゃね?」 「思考」や「哲学」といった行為は、インターネット以前の時代には価値があったのかもし
