日本航空(JAL)とNECは航空券を予約する会員顧客の行動を人工知能(AI)で予測するプロジェクトを始めた。NECのAIを利用し、成果に結び付く可能性の高い特徴量を見いだす。プロジェクトを推進するJALの旅客販売統括本部Web販売部 1to1マーケティンググループの渋谷直正アシスタントマネジャーと、NECデータサイエンス研究所(シリコンバレーオフィス)の藤巻遼平・主席研究員に実験に取り組んだ背景と今後の展開について聞いた。 今回の実証実験では、NECの特徴量を自動で設計する技術が、「“とある県”に在住している、JALマイレージ会員はハワイ線のチケットを買いやすい」という興味深い特徴量を見いだした。これを受けて、具体的な施策を打ち出すのか? 渋谷 今年の10月末ぐらいに出た結果なので、施策を作るところまでは至っていない(取材は2017年11月上旬)。検討している段階だ。本当に意味がある特徴な
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