「PENTAX」ブランドなどで知られるリコーの個人向けカメラ事業が不振。デジカメの減収が響き、セグメント全体で営業赤字となった。構造改革を進めるリコーは、デジカメ事業の縮小も視野に入れている。【訂正】 リコーの個人向けカメラ事業の落ち込みが止まらない。360度カメラ「THETA(シータ)」は好調だが、「PENTAX」ブランドなどが属するデジタルカメラの販売台数が減少し、売上高は前年同期比45%減の43億円に。撤退報道も出たカメラ事業の今後はどうなるのだろうか。 リコーは7月28日、2017年4~6月(18年3月期第1四半期)の連結決算を発表。売上高は4925億円(前年同期比1.0%増)、営業利益189億円(74.1%増)、純利益107億円(2.2倍)。柱となっているのはオフィス事業とプリンティング事業だ。リコーは17年度を「構造改革の年」としており、(1)コスト構造改革・スリム化、(2)業
![リコー、個人向けカメラ事業が営業赤字に 「THETA」好調も](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e2db183408633cae6112e3cd335017ffa0806b13/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F1707%2F31%2Fcover_news083.jpg)