「逃亡犯条例」改正案の撤回を求めるデモが11日、国際空港など香港各地で行われた。抗議活動が広がった6月以降、週末のデモは10週連続。中国政府はデモに多くの従業員が参加した香港の航空会社に「警告」を出すなど圧力を強めているが、逆に若者らは反発を強め、国際社会に連帯を呼びかけている。 香港国際空港では3日連続となる抗議活動があり、1千人超の市民らが到着ロビーを占拠。「ようこそ催涙ガスの街へ」と書かれた大きなメッセージが床に広げられた。会社員の女性(28)は「香港で何が起きているのか知って、私たちを応援してほしい」と訴えた。 長引く抗議活動にいら立ちを募らす中国政府は9日、香港のキャセイパシフィック航空に対し、違法なデモに参加した従業員を中国路線に関係する業務から排除することなどを要求する警告を出した。 要求を拒めば、中国路線の発着が認められず経営への打撃となる。香港メディアによると、同社は一連
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