兵庫県の猪名川町教育委員会は8日午後、会見を開き、いじめ重大事態の被害者である中学1年生の女子生徒が、10月21日に死亡していたと発表しました。女子生徒は自ら命を絶ったとみられますが、いじめを受けたとみられる学校からは既に転校していて、町側は今後、原因を調べる方針です。 18年前の「たつの小4女児刺傷」で服役中の男逮捕 17年前の「加古川小2女児殺害」関与ほのめかす 猪名川町教育委員会によりますと、町内の中学校に通っていた女子生徒は、入学以降、同級生によるいじめをうけ、去年6月末以降、不登校になっていました。町は去年8月、トラブルをいじめ防止対策推進法(いじめ防止法)に基づく「重大事態」に認定し、精神科医など専門家で構成する第三者委員会がいじめ行為を調査。今年10月以降、報告書の公表にむけ、調整が行われていました。 ただ、女子生徒は去年10月末に町内の別の中学校に転校していて、登校回数も増